Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

夏の思い出~再会編

2011-12-14 00:22:00 | 子供のこと
夏の思い出最終編。
最後はうっぐの成長について記録しておきたい。

うっぐは一時帰国中「今日は誰と遊ぶ?」と徐々に記憶が戻って来てるのがみていて分かった。
マドリにいる間は、うっぐが忘れないようにとうっぐのいとこ、ハトコ、お友達との写真を壁にペタペタ貼っていた。


夫の学校の先輩のSちゃん。
Sちゃんママがいなければ、私はマドリで路頭に迷っていたと思います。
出会いに感謝!
Sちゃんもなんとなくうっぐの事覚えてくれてたのかな?

二人で仲良く遊んでました。



同じマンションに住むHちゃん。
保育園帰りに六本木の東京ミッドタウンで待合せ。
夜、光とミスト、音楽のショーがあると言うので夕食を食べがてら六本木に行く。

まずは、庭園内を人口の小川が流れていて足湯になっていたので足を入れてみる。

「気持ちいいね~♪」
そして19時。
いよいよショーが始まる。
なんと最前列に水着に着替えた子供達がいるではないですか?!

「えっ?そんなに濡れるの??」



ちょっと暗いせいもあってHちゃん、ママに抱っこです
保育園でうっぐと同じクラスだったけど、うっぐは4月生まれ、Hちゃんは3月生まれ。
まだまだ可愛いです

ショーに気をとられていたら、うっぐやっぱりビショビショでした。
Hちゃんも着替えて、しばらく夜のミッドタウンの庭園を走り回るHちゃんとうっぐ。

マドリードに行く前はまだ喋ってなかったSちゃんなのに、何の違和感なく遊ぶ子供ってすごいな~。
楽しそうだった~♪



これまた保育園のお友達と会った時。
マンションのプレイルームにお邪魔して扉を開けたら、「うっぐくん!」って走り寄ってくるYちゃん。
Yちゃんは保育園で一番仲良くしていた女の子。
いつも手をつないでいたのに、うっぐ、勢いに押され、私の影に隠れる!
皆が遊具で遊んでいても暫く一人で遊んでいて、Yちゃんは何度かうっぐに声をかけるも、うっぐは目を合わせない...
どういうこと?
ドキドキしながら観察続ける親達...

でもそんな心配もつかの間。
あっという間に打ち解けて4人で仲良く遊んで、これまた楽しい一日になりました。




うっぐと2日違いのお友達の家へお邪魔した時。

Rちゃんは、うっぐの事を「王子」と呼んでくれていてるようで、うっぐとダンスをするのだとこの日を待ち望んでいたそうです。
そんな女心などしるよしもない。
「ほら、カブトムシだよ」とか言ったりして自分が持ってきた本を見せる。
仕方なしに付き合うRちゃん。

その後のレストランごっこが大変だった。
レストランの定員さんとのやりとりなんて久しく見ても聞いてもいなかったから、最初は「???」でした。
でもうっぐなりに頑張ってました。
Rちゃんもうっぐに付き合ってくれてありがとう♪
優しいね。



その後もハトコたちに再会したり、


夫の飲み仲間と遊んだり、

ったくどれが子供でどれが大人か分かりません

大の仲良しのRくんと訳分からない遊びで盛り上がったり。


でも一番一緒にいて自我を出して遊んでるのは、いとこのKくんと一緒の時でしょうか。
約4ヶ月だけど少しだけお兄ちゃんで、性格は多少違うけど、なんとなく息が合うんだろうね。
久しぶりに会った時に笑ったのが、うっぐは、この夏ユニクロで出ていたプラレールのTシャツを着ていて、Kくんが同じユニクロのトミカバージョンを着ていた時。

Kくんのトミカタウンとうっぐのプラレールを上手く併せてよく遊んでました。

本当に毎日毎日楽しんでました!
上海に発つ前の晩、うっぐが私に言った忘れられない一言。

「うっぐにも沢山お友達いたんだね。」

スペインでは、数少なかったけど本当に気の合う友達が出来た。
1年もいなかったのにこれは正に奇跡的な出会い
うっぐの中でもその子達は大事な友達。
だけどもう簡単には逢えないって事を分かってるみたい。
「○○と遊びたい」と言うような事は言わない...


この後、また上海に行って友達のいない生活をしなければならなかったから、このタイミングで確認できた「自分のお友達」がどんなけうっぐの、そして私の支えになってたか...
自信がついて一回り成長したうっぐ

バタバタの中、私達の予定に合わせて逢って下さった皆様、本当にありがとうございました。
感謝、感謝です!


願い、届くかな?

2011-12-09 00:40:50 | 子供のこと
あっと言う間に12月!
あまり出歩いてないせいか、もうすぐクリスマスだと言う実感がない。

そんな中、我がマンションのロビーにもクリスマスツリーが飾られた

今年のは、パステル調でいい感じ。
いつから変わったんだろう?昨年はどんなだったのだろう?
その前は確か、こんなに素敵ではなかったような...

さすがにうっぐも焦った。
中々欲しいものが決まらないのだ。

去年のクリスマスはモロッコで、これまた実感が全くなく、クリスマスプレゼントすらなかったような...
マドリード市内を走る青い連接バスが欲しくて探したけど赤いのしかなくて「これはいやだ」と言って買いそびれちゃったんだった...

そんな事もあって、今年はなんとか願いを叶えてあげたい。

この日は、豊洲ららぽーとへ。
なんとこんなものがやってました。
30分300円。
好きな電車を借りてレールを走らせるだけの事だけど、うっぐ、どこを走らせるか真剣に悩んでる様子。

30分しかないのよ~。


この後は、頭の中で何かひらめいたのか「早くお家に帰って遊びたい!」と。
何かインスピレーションが沸いたのでしょう。

そんな訳で結局、プラレールです。
それもトミカも走らせる事のできるセットの様。

サンタさんへ手紙を書こうと言って、「さぁ、どうする?」
「書けない~~~!!!」っとわめく。
訳を聞くとカタカナは書けないと。

そう、うっぐはこの1ヶ月で何も教えてないのに気がついたらカタカナが読めるようになっていた。
日本はカタカナで溢れてるんだよね。
外来語大好きだし。

結局、サンタさんへのお手紙は随分と簡略されたものになってしまいましたが、精一杯書いたから良しとしよう!


願いが届くといいね



ミートパイ作り

2011-12-04 01:20:29 | 子供のこと
11月20日(日)

パソコンの操作が上手く行かないと言う母に会いに、実家へ。
私がパソコン操作をしている間、うっぐは、おおママとミートパイ作りに初挑戦!

まずはパイの生地を伸ばす事から。

このローラーは面白いはず。
念入りに伸ばします♪

その後は具を乗せ、折りたたみ、フォークで端を押さえる。
仕上げにブラシで牛乳を塗りつけ、オーブンへ。


初めて見る色んな調理道具を使うのがとっても楽しかったし、自分で作った事もあって、普段はパイを食べないうっぐだけど、「美味しい、美味しい」と言って満足そうに食べてました♪

本当に美味しかった♪

ちなみにこのミートパイは私が子供の頃から食べていたもの。
こうして親子代々伝えて行くんだね。

これからは男の子でも料理はできた方がいいと思うし、いい経験になりました

うっぐ、ハチ公と出会う

2011-12-04 01:14:52 | 子供のこと
11月19日(土)

渋谷に住む私のいとこの家に遊びに行く前の晩、寝る前に「この本読んで~」と『忠犬ハチ公』の絵本を持って来た。
なんてタイミング!
この本は、スペインに行く直前に友達から頂いたまままだ読んでなかったし、翌日ちょうど渋谷に行くから調度いい。

話の内容を全部理解できなかったけど(「なんで先生は帰って来ないの?」とか「ハチはどうなったの?」と"死んでしまう"事が分からない)、次の朝「ハチ」の銅像を見るのをすごく楽しみに眠りに付いた

そしてご対面。

どんな思いで見てるんだろう。

中学の頃から殆ど地元の様に渋谷で遊んでいた私だったけど、ハチ公の写真を撮ったのは生まれて初めてだよ...完全なる"おのぼりさん"状態・笑

雨の中、暫くじ~っとハチ公を見つめていた。
すぐそばに渋谷-桜木町間を昔走っていたかわいらしい電車が置いてあるのも気がつかずに...

可愛そうだから教えてあげると眼が覚めたように「うわ~!」

「乗る!乗る!」と中に入ってみると何かの展示会場になっていた。

展示も中々面白かったけど、電車そのものが気になるうっぐ。

運転室、天井にある扇風機、丸い車体なので、ドアも丸くなっていて興味津々。また暫くここで研究。

この後は、いとこの所で沢山遊びすっかり遅くなってしまった。
ご馳走様&ありがとう。

大満足な一日でした!

うっぐの恐怖

2011-12-04 01:07:16 | 子供のこと
11月17日(木)

この日は幼馴染のRちゃんと夏以来の再会。

Rちゃんは、お誕生日がうっぐと2日違いの女の子。
お姫様ブームの真っ只中。
うっぐを王子と言ってくれて、久しぶりのご対面にお姫様みたいに照れてる。
そんな女心に全く気づくはずもないうっぐは、相変わらず運河沿いを「走ろう!」と言って誘う。
Rちゃんも仕方なしにうっぐと走り回り、結局二人楽しく走る、走る。

ランチの時も楽しそう♪


その後も運河沿いの小さい頃よく遊んだ「クジラの滑り台」に行って大はしゃぎ。
やっぱり大きいよな~この滑り台!
運河に向かって気持ちいいんだ。

スペインに行く前は、うっぐはまだ小さくて私と一緒に滑ってたけど、もう最初っからお友達と楽しそうにキャーキャー楽しんでいて...成長したな~。

親同士もおしゃべりを楽しみ、和やかな時を楽しんでる最中、近くの水門の開閉点検のアナウンスが響いた。

おじさんの仰々しい声に、うっぐ、何を思ったのか、滑り台を慌てて降りてきて、「早く行こっ!早く」と私の手を引っ張ろうとする。
「どうしたの?」と聞いても、
「早くお家に帰らないとっ!!」と涙を浮かべて泣きそうになってる。
「水門がちゃんと閉まるかなって調べるだけだよ」と説明しても殆どパニック状態。

そして、「早くしないと津波が来る!地震が来る!」と。

ギュッと抱きしめ落ち着かせる。
お友達が水門の上を歩くおじさんに手を振って、おじさんが手を振ってくれたのを見てやっと状況が理解できたようで、また笑顔になって一緒に手を振ってた。ふぅ~。


うっぐはスペインにいる時も上海にいる時もずーっと日本に帰りたいと言っていたけど、とにかく地震と津波を怖がっていた。
まだ大きな地震を体験した事がないから本当に怖いんだなと改めて思った。

TVやYouTubeなどの映像が脳裏に焼きついているんだな...。
地震大国に住む為には少しずつ慣れていかないとならないけど、大きなハードルになりそう...