Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

Feliz Navidad!

2010-12-25 23:48:14 | 日記 -Spain-


Merry Christmas

皆さん、クリスマスいかがお過ごしですか?

実は、私達は急遽休暇がとれ、今モロッコに来てます。
モロッコの旅行記はまた追って皆さんにお知らせします...お楽しみに

今日は、マドリードのクリスマスの話。

やっぱりカトリックの国だけあって、本来のクリスマスのお祝い(いわゆるイエスの誕生)を祝ってる。
街中に飾られた「ベレン」と言う、イエス誕生のシーンを再現した(リアルな馬小屋や聖母マリア、生まれたばかりのイエス、聖ヨハネ、ロバ等)置物。各家庭にも必ずあるらしい。なのでクリスマスオーナメント売り場は、大半がベレングッズ。

沢山写真を撮ったのに、うっぐが「怖いの消しといた。」と勝手にベレンの写真を削除されて、お見せできる写真がなくて...スミマセン
きっと来年の12月には必ず!

12月に入ると、最初に馬小屋を置いて、徐々にマリア様などを置いていき、25日に生まれたばかりのイエス様を置くらしい。
そして、ラクダに乗った東方からの三博士は、ちゃんと東の方に置かれイエス様が誕生してから少しずつ馬小屋に近づけていく。ちゃんと聖書の話を再現しいるらしい。
話によると、近づけていくのはその家の子供達の役目で、1月6日に馬小屋に到着させ、そしてその時にクリスマスプレゼントがもらえるって事になってるらしい。

実際は、12月25日は日本のお正月みたいに家族全員で集まり、お家でクリスマスディナー、その時にもプレゼントをもらったりもするけど、ちゃんと1月6日にももらえるらしい...2回もプレゼントもらえるなんて、子供達には、ハッピーな話

うっぐは、まだよく分かってないせいか、街中のこのキラキラがクリスマスと思ってるみたい健気だ...



クリスマスオーナメントのお店で撮った写真は、うっぐの好きなものしか残ってなかったけど、ご紹介します。


そして、近所の広場がクリスマスから冬の間、プチ遊園地になっていて、そこの写真も残ってました。




以上が今年の我が家のクリスマス

今は、モロッコ。
イスラム教が国教なので基本的にはお祝いムードはなし。ただ観光客が多い為、多少のイルミネーションはあるものの、私達もクリスマスだってことを忘れてしまうくらい。

皆さん、どんな形であれ素敵なクリスマスをお過ごしくださいね
Feliz Navidad!






Illumination Tour!

2010-12-20 00:39:12 | 日記 -Spain-
12月17日(金)

なんとなく元気のないうっぐ。
今週また急に寒くなったのもあり、日中家の中で過ごす。
お友達から譲っていただいた来た玩具で遊んだり、絵本を読んだり。

ところが夕方になり嬉しいお誘いが
マドリードのクリスマスライトアップを2階建てバスに乗って見ようと言うお誘い!
しかも1ユーロ

うっぐは、こっちに来てからずーっと2階建てバス(マドリード市内の観光バスで17ユーロ位する!)に乗りたいと言っていたから、寒いけどこれは行かないと!

バスツアーのスタート地点、C/GoyaとC/Serranoの交差点へ出発!

集合場所に着く前から、「綺麗だね~。キラキラしてる」と2人でテンション



これは、その交差点にあった無印良品ロボット。

中に人が入っていて、何か配ってる。
寒いのにお疲れ様です!

うっぐは、C/Serranoのこのドーナツ版レコードみたいなライトが気に入ったみたいで「面白いね~」の連発。


写真を撮ってたりしたら、道の反対側から「うっぐ~!!!」と大きな声で呼ばれて見てみると、大好きなHくん!
この日集まったのは、よく金曜日に遊ぶ仲良し3人組。
これにまたテンション上がる上がる

早速、2階建てバスに乗り込み、ラッキーな事に2階の1番前の席をゲット
思ったより高くて、ちょっとビビってる?


早速、ツアーのスタート。
最初は、Alcala門。

ちょっと前に、ここでLinkin Parkのライブ見たな~。
その時とは、また打って変わって、かわいい天使のイルミネーション。

ここから街の中心地に向かいます。






そして、私達の住むサラマンカ地区に戻ってきます。



2階建てだと、飾りも届きそう...



子供たちも親も大はしゃぎ。


3人で仲良く1番前を陣取る。



約1時間のツアーもあっという間に終了。

憧れの2階建てバスにお別れを言って、しばらく夜の街を走り回る。

綺麗なツリーに引かれ、ショッピングモールに入っていく。


ちょっと高級な感じなので外に誘導
入口のツリーのライトも友達と一緒だと面白いよねー


家に帰ってから、「なんか飲む~!」「なんか食べる~!」を連発するも、半分寝ながら食べるうっぐ。




昨日までちょっとふさぎこんでいたうっぐだったけど、こうしてまたお友達と楽しい時間を持てて、いつものうっぐが復活。

よかった

タイミングよくこうして声を掛けてくれる友人ができて本当にラッキーです。
こっちに来て3ヶ月、いい出逢いしてます






お別れ...

2010-12-19 23:49:52 | 日記 -Spain-
12月16日(木)

この日は、夫の学校の1年先輩達の卒業式。
卒業生達とそのパートナー/ご家族達は、夜から朝方にかけて卒業パーティー。
そしてその翌日辺りかた殆どの人達がそれぞれの国に戻っていく。

私達は何をするわけでもないけど、今週は先輩達からお譲り頂ける品々を受け取りに行ったりして、慌しかった。
1つ上の学年には子連れのご家族が何組かいて、こっちに来る前から色々と情報を頂いたりして、子供の事やら母親としての過ごし方やら本当にお世話になった。
最後の最後まで、生活便利用品を譲っていただける事に。

プリンタ、扇風機、瞬間湯沸かし器、食事用のベビーチェア、ソファーカバー、木製のブロックや、日本語の絵本など。
他にも余った日本の食材!本当に助かります

いつもうっぐが遊んでもらっているお兄ちゃんのHくんちで、お手製のスペイン料理を頂きながらのお別れランチ。


うなぎの稚魚のサラダにイカ墨パエリア、スペイン風肉だんご。
とっても美味しかったありがとー

Hくんは学校で留守だったけど、うっぐとうっぐが妹みたいに可愛がっているSちゃん。

Hくんの部屋で勝手に二人で仲良くおままごと。

Sちゃんは、まだ1歳8ヶ月だけど、お絵かきが好きで、鉛筆の持ち方がとてもいい。
これは、以前一緒にランチしたレストランで。
うっぐは、まだつかみ持ち...

だけど、この日を境にちゃんと鉛筆持ちができるようになりました
Sちゃんのお陰

Sちゃんちに最後の荷物を取りに行った時は、引越し業者が来て部屋の荷物が片付いた後。
さよならをした後、メトロの中で、
「Sちゃん、おもちゃなくなってたね...どこかに行くの?」と...

別の家族と最後に公園で沢山遊んでもらったその帰り道の事。
ママ「最後にいっぱい遊べてよかったね。明日の次の日には、飛行に乗って日本に帰るんだよ。」
うっぐ「日本に?」

この会話を思い出したのか、
「うっぐも日本に帰る!」と。

ママ「うっぐ達は、もうちょっとスペインにいるよ。ほら、みんなのパパ、お家にいたでしょ?学校が終わったの。うっぐのパパは?」
うっぐ「がっこ」
ママ「パパの学校が終わったら帰るんだよ。」
うっぐ「...」

うっぐも「お別れ」が分かるようになったんだ。

日本のお友達とお別れする時はまだ分かってる感じはなかったんだけど、残る側になってみて初めて分かったみたい。
大人も残されるほうが寂しいし...

帰りのメトロの通路ではストリートパフォーマーがアコーディオンで、「マイ・ウェイ」なんか弾いていて、中学の卒業式に歌ったな...なんて思い出しながらちょっと切なくなりました。
いつもメトロでは、大はしゃぎのうっぐも大人しかった...


カナリア諸島へ(第3~4日目)

2010-12-12 23:18:48 | 旅行 -Spain-
12月7日(火)

夜中の3時頃。
すごい物音で起きた。嵐だ~
外を見てみたら、プールの水が波打ってる...
3日目は晴れるはずなのに...

ゆっくり起き、遅めの朝食をテラスでとる。
段々空が明るくなってくる!

やったぁ~!

「冷たい~」と言いながらも、楽しそうに泳ぐ。
 

温かいシャワーを浴びて、今度はビーチへ。

バンガローを出た所の交差点も清々しい。


ブーゲンビリアもやっぱり青い空が似合う。


いつもの遊歩道も足取りが軽い。


ランチを済ませてお会計をしたら、なんとサングリアをサービスしてくれた

うっぐには、チュパチャップス。

お腹も満たされて早速ビーチへ。


やっぱり空は青くなくっちゃ。

んーでも風がまだ冷たい。海には入れない
今日もサングラスで目に砂が入るのを防ぐ。


しばらくビーチで石遊び。
何を作るのかな...


歌ってる歌は、「おや、葉っぱの上に~♪小さな卵~♪」
結局、ママとの合作で『はらぺこあおむし』の出来上がり


その後も、「歩こう~♪歩こう~♪」と歌にあわせて波打ち際を歩く歩く。


今回は一番先まで(地図で言うと一番南まで)。
波の流れが変わり、海の様子も変わる。



この日もうっぐが砂漠の案内役を勤める。
 

晴れると違う表情を魅せてくれます。


砂漠のオアシスの様に建つ「RIU」と言う高級ホテルから。


最後の夕方。
バンガローでお茶を済ませ、テラスでまったりしてるとシャワーが降って来た。
うっぐが、「あっ!虹!」

前回の旅行で初めて虹を見てからすっかり虹のファン

夕飯は、さすがに自炊はせずに外に食べに行きました。

豪華なものではなかったけど、素朴な海の味

最後は、バンガローの猫達が遊びに来てくれました...


翌朝は、まだ暗いうちにチェックアウト
9時の飛行機でマドリードに無事戻ってきました。

火山活動で出来た島らしい地形。

私達に感動をくれた砂浜もこんなちっぽけに見えます...(一番でっぱてるところ)


カナリア諸島。
他の島だったり、季節によってもまた印象が違うのかもしれないけど、
ゆっくりした時間の中でも、自然のパワーをものすごく感じた旅でした

カナリア諸島へ(第2日目)

2010-12-12 22:16:14 | 旅行 -Spain-
12月6日(月)

2日目の朝、うっすら曇り空。

前日に近所のスーパーで朝食になるものを買込み、部屋の前のテラスで朝食。
ゆで卵をほおばるうっぐ。


このバンガローは、ドイツ人の長期滞在の老夫婦や家族連れが殆どで、挨拶も「モーゲン!」とドイツ語。
うっぐは、ドイツ人のおばあちゃんに「ドイツでは、『ニコラス』と言うのよ」とサンタのチョコをもらってご機嫌

それにしても、半そで一枚で朝食を外で食べれるなんて、ホント嬉しい

しばらく様子をみたいけど、やっぱりあまり天気がよくない。
海もバンガローのプールも入るには寒すぎるだろうから、この日はバスに乗って、島の北側にあるLas Palmas(ラスパルマス)へ足を伸ばす。
近くのバス停から30番のバスに乗って約45分(5.95ユーロ/人)

うっぐは、ビーチが本当に好き。

ビーチに出るまでは、いつも「歩けない~抱っこ~

ビーチの様子は、南に比べて、山に囲まれてる印象。

地形で、いい波が入ってくる。ボードの人もチラホラ。


Las Palmasの港はさすがに整備されていて豪華客船までいる
その昔、コロンブスが大航海に出る前の中継地点として、ここに来てたんだと思うと、歴史を感じます...

午後から天気が回復すると信じて、早々にランチを済ませ、Playa de Inglesに戻ってきた。
いつ見てもすごい砂浜。


ヨーロッパ各国の旗も絵になる。


陽はさして来たものの風が冷たく、結局、ビーチ沿いのcafeでお茶する。


このお店は、ビーチ沿いと言うより「砂漠沿い」。


この日は、部屋で簡単に夕食を済ませる。
近所のスーパーでは、やはりドイツ人のおじいちゃん、おばあちゃんで溢れかえっていた。
よく見ると、売っている品々もドイツのものだったりする。
スペイン人に会うのは、お店の定員さんくらい。
私達の隣の部屋のドイツ人の夫婦は、もうそこに住んでいるみたいだし...
寒~いドイツを思えば、ここにいた方が健康にもいいのかも。
18時には、皆さん、テラスでおのおの夕食。
21時は、静まり返ってます...

マドリードでは、21時~が夕食タイムだから、ここはスペインか?と不思議な感覚になる。