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Spanish Breeze

夫のMBA留学に4歳の息子とついて、マドリードと上海での14ヶ月の生活を紹介していきます.

中国のハワイ・ハイナン島へ -4/5-

2011-10-13 13:58:46 | 旅行 -China-
10月1日(土)~ハイナン島、4日目

朝起きると初めての青空
朝食を済ませ、早めに行動。

まずは、前の晩のうっぐとの約束を果たす為に、隣の大型ホテルのプールへ。
本当は宿泊者以外は利用してはならないと思うのだけど、前の晩、夕食をしたから許してもらおう。

私達のホテルの前からビーチに出て、ビーチから隣へ。
空が青いと海もビーチもキレイ!



蟹も晴れて嬉しいのかな。
砂の色と同化していて危うく踏みつぶしてしまうところだった...


お昼までここで遊び、お腹が空いたので自分達のホテルに戻ります。


↓うちのこじんまりプール。

またプールの清掃が間に合わず入れません...

午後から何をするか話し合う。
天気予報だと午後からは、また次の台風の影響で雨マーク。

元々はホテルのビーチでのんびりして、観光とかするつもりはなかったけど、台風の影響で残念ながら海には入れないので、ハイナン島の南田温泉、中国一の天然温泉リゾート『三亜珠江南田温泉度假区』に行く事にした。

ただどうやって行く?
ホテルの人に聞いてもツアーに申込んでないならここからタクシーで1時間半、150元は超えるだろうと言う。

ネットで色々調べるとハイナン島本島の中で最も美しいビーチ亜龍湾ビーチから無料送迎バスが出てると言う。
私達が泊まってるホテルの前からこの亜龍湾ビーチに行くバスがあるので、とりあえずそのバスに乗ってみる(約50分、9元/人)。

1時間以上バスに揺られて亜龍湾ビーチの真ん中辺りで降ろしてもらってビーチに出てみる。
うん、確かに砂が違う!

海もキレイ~。
台風じゃなかったら海の透明度の視界20mもあるらしい。
Um...見たかった~。

でもすごい人!

また道路に出て温泉を目指す事に。
この南田温泉までの無料送迎バスの停留所どころか何もないので、もうここからはタクシーに乗って向かう。

ところがこのタクシーの運転手さん、喉自慢大会の練習でもしてるのか、私達が乗ってるにも関わらず、音楽を大音量でかけ、熱唱し続ける...
もうあり得ない!!
本当に大熱唱なのだよ、これが!
これも「中国」...

うっぐもこれにはさすがに反応、負けずと大声を出す。
運転手さん、ちょっとうっぐに反応。
「やばい?」と思ったけど、ニコッとしたのでホッとする。

こんなのが約30分続き、ようやく『三亜珠江南田温泉度假区』に到着。
タクシー代、なんと102元!

耳鳴りがする中、チケットを購入。
一人198元。
子供100~140cmは、99元。

今回は、うっぐちゃんととられちゃいました。
仕方がありません。うっぐ、実は、106cm!

それとネットで事前に仕入れていた情報で、男性の水着は、サーフパンツ型は禁止、競泳用でないとダメと書いてあったので、確認して見るとやっぱりダメだとの事。
夫、ハイナンに来て、2着目の水着購入(レンタルはありません)。50元。
うっぐもサーフパンツダメだと言われ、子供用の水着を出されたけど、幸いにも大きすぎて、換えの下着のパンツで許してもらった。

三亜珠江南田温泉度假区/Sanya Pearl River Nantian Hotspring Resort
大小36の露天風呂のあるスパリゾート。
日本の箱根にある『小湧園』みたいのかな。

男女別の更衣室に入り、水着に着替える。
ロッカーには、タオルとスリッパがあってそれを持って露天風呂を回る。
ICチップの入ったロッカーキーで、貴重品もそのまま中に入れられる。

更衣室を出ていきなり、子供達の声がするので行ってみるとこんなアトラクションが!

6歳以上との事でうっぐには、まだまだ無理。

その傍にある大きな温泉プールに入ったけど、ちょっと冷たかった。

向こうには、この温泉施設の宿泊施設があります。

こんな公園内を歩き、温泉名とお湯の温度が書いた看板を見て、気に入ったのに入る。


お風呂の前には、ちゃんとタオル賭けがあるので、スリッパとタオルをかけてお風呂に入るのだけど、皆同じタオルとスリッパ。
私のタオルは、案の定誰かに持っていかれてしまいました...

でも更衣室に戻ればいくらでも借りれるから大丈夫なんだけどね。
スリッパはちゃんとペットボトルを置いたり、うっぐのサンダルを置いたりして見分けがつくようにしていたから大丈夫でした。

お風呂を見つけは入って気に入った温泉を探す。

ここは、ちょっとぬるかった...

お風呂の横には、飲料水があっていつでも水分補給ができる。
ここは、ジャスミンとジンジャーをブレンドしたお茶が飲めました(無料)。


色んなお風呂を試しました♪



露天風呂から空を見上げるとこんな感じ。

気持ちがいい。

お風呂とお風呂の間も気持ちよくお散歩が出来ました。


こんな施設も♪


ここでもフィッシュセラピー(小魚に古くなった角質を食べてもらうやつ)があって夫は、これにはまる...

って、足が見えなくなるくらい魚に覆われてる...
うっぐは、もちろん、私も気持ちが悪いので、傍で見てましたよ...

日本でもやった事あるけど、魚の大きさが違う。
こっちのは、もっと大きくて力強い...

そんな時、私が急に激しい頭痛がして気持ち悪くなったので、先に上がって夫&うっぐをロビーで待つ事に。

疲れ?次の台風の低気圧のせい?
今回の旅行2回目の頭痛薬を飲む。
帰りの市内までの19時の無料送迎バス(最終)を待つ間、とうとう戻してしまった...

うっぐが心配して「ママ、大丈夫?」と手を握ってくれた
バスの中でもずーっと気にしてくれて手をつないでくれてると思ったら、うっぐの方が寝てしまっていた...

30分強バスに乗って、着いた場所は、大東海ビーチエリア。
亜龍湾ビーチ次いで2番目に人気のあるビーチエリア。
初めて降りた場所だったけど、亜龍湾ビーチに行く途中に通った場所だったので、大丈夫、帰れる。
ここで夕食を済ませて帰ることに。

賑わってるお店に入り、料理を注文。
  
値段も手頃、結構美味しかった♪

空港方面のバスに乗り、途中からタクシーに乗り継いでホテルに到着。

翌日は夜の便で上海に戻るので後1日ある。
台風もまた上陸すると言う...
天気持つかな...


(最終日へつづく...)

中国のハワイ・ハイナン島へ -3/5-

2011-10-13 13:43:19 | 旅行 -China-
9月30日(金)~ハイナン島、3日目

朝方に、ようやく風の音がしなくなって雨音だけになった。
日本には「台風一過」と言う言葉があるけど、そんなに甘くはなかった。
風はなくなったもののまだ土砂降りの雨...

この日は、別のホテルに移動する日。
朝食を済ませ、早々にこのホテルをチェックアウトした。

初日に払ったデポジット1000元のうち、ちゃんとサービス料、tax引かれて140元程戻って来た...
宿泊にデポジットなんて初めての経験。

大雨が降る中、通りに出てタクシーを待つ。
歩道側の車道にすごい水溜りが出来ていて、車が通る度にビチャビチャ!!
やっと来たタクシーに乗込むにも足首位までつからないとならなかった...

もう、こうなったら何でも来いって感じ

最初のホテルからタクシーで海沿いの三亜湾通りを行く。

そうそう、私達が今回訪れた所は、三亜湾ビーチと言うエリア。
ビーチ沿いの道路が整備されていて、高級別荘・マンションとホテルが混在する静かな落ち着いたビーチ。まだ土地に余裕があるのか、いたる所で大型ホテルの建設工事がされている。

そんな道路を暫く走って、ようやく私達のホテルに到着。

うん、こじんまりしてる。

受付に入るとロシア人がいっぱい
ロシア語をペラペラと喋る中国人も沢山。
国際的と言えば国際的。

私達の番が来て、恐る恐る英語で「We would like to checkin please.」「....」苦笑いされ、電話で人を呼んでくれた。

すると英語を話せるスタッフが来てくれて丁寧にチェックイン方法を教えてくれた。
「宿泊代は前払い、そしてチェックアウト時に返金する200元のデポジットを別途頂きます」と。
どうやら宿泊にデポジットは「ハイナン流」らしい。

2回目となると話はスムーズ。
2つ目のこのホテルは、大型ホテルではないので、サービス料はないし、taxも前のホテルの半額。

宿泊代はクレジット、デポジットは現金で支払い部屋に案内された。

お金はかかってないけど、中国の派手派手しいところはなく、清潔。
部屋も可愛らしい。

部屋には、嬉しいミネラルウォーターが。
(前のホテルは、サービス料とってた割りにこういったサービスがなかったな...)

ホテル内のレストランで、簡単に昼食を済ませる。

これが安くて結構美味しかった~。
3品で66元(約800円)!

夫は部屋に戻り人材派遣会社の人とヒアリング(電話)。
私とうっぐは、雨が大分小降りになって来たので、まだハイナン島のビーチていなかったので目の前のビーチまで散歩。

前の晩の台風と雨で全然「青い海」じゃないけど、やっぱり椰子の樹&海は気持ちいい。

部屋に戻り夫と改めてビーチ沿いを散歩。
水着に着替えて出るも「泳げないね~。」と残念そうなうっぐ。

でもやっぱり大きな砂場と波は、楽しいよね~。


整備されたビーチ沿いの遊歩道には、いかにもアジアンリゾートって感じ。


前の晩の台風で椰子の実がゴロゴロ。
「昨日飲んだのだよ~」

うっぐ、「おっも~いっ!!」
拾った貝殻と椰子の実を持って暫く歩く。
「ココナッツのここなちゃん♪」なんて言ったりして楽しそうです

台風の爪あと。

沢山の木がこのように倒れてました。
「台風、怖いね...」と。

夜は、気分を変えて隣の大型ホテルで夕食を。
日が沈んだ後のビーチでも遊びます。


さすがちゃんとしたホテルには、キッズコーナーがありました。

うっぐ、こっちに来てから初めての遊具に大はしゃぎ!
その後も綺麗にライトアップされていたプールに、なんとうっぐ、洋服のまま入って大騒ぎ!
テンションが上がってしまったうっぐ。

もう止められません...

着替えもないのに人のホテルでビショビショになるとは...
夜でもかなり暖かくて寒くないからいいけど...

ハイナン島に来て初めて外に出れたので、溜まっていたストレスが発散されたのでしょう...

次の日は、ここのホテルにお邪魔してプールで遊ぶ約束をしてなんとか自分達のホテルに帰る事が出来た...ふぅ~。

残り2日。
台風が去ってやっとハイナン島を楽しめるかな。


(つづく...)

中国のハワイ・ハイナン島へ -2/5-

2011-10-13 13:34:09 | 旅行 -China-
9月29日(木)~ハイナン島、2日目

予報通り台風直撃
朝はまだ風もそれ程強くなく雨も普通

朝食をしにプールサイドのレストランへ。

さすがにプール好きなうっぐでもちょっと泳ぐ気にはなれない。

夫は宿題や就職活動もあったりしたので、食後は部屋に戻って暫く様子見。
外を見る限り確実に台風が近づいているのが分かる。
でもまだ大丈夫そう。

ずっとホテルにこもっていても何なので、お昼を食べに三亜のダウンタウンに行く事にした。
お昼の時間帯は、かろうじて英語の話せるスタッフがいたので、タクシーの運転手さんが分かるように中国語で行き先を書いてもらい、タクシーで市街地に向かった(19元)。

向かったのは、三亜の繁華街「解放路歩行街」。

今回私達は、水着を持ってきていなかったので、ここで3人の買物をしました。
私は、かれこれ15年以上も前に買った水着をバルセロナで処分していたのだった...なので久しぶりの水着の買物。
中国テーストはかなり派手でフリフリ...私の趣味ではないので諦め掛けていたところに日本でも着れそうなのを見つけ、購入。215元。
夫とうっぐのも調達(2人分で90元)。

どうしてもナゲットが食べたいと言ううっぐに負け、お昼はマクドナルド。

もう少し繁華街を見てみようかと思ったけど、雨も風もすごく強くなっていて店の看板もバタバタ仕出して危なっかしいので、タクシーに乗込みホテルに戻る。

海岸沿いの椰子の樹もこの通り!


ギリギリセーフって感じでホテルに到着。
買った水着を見てみたりして気分を盛り上げたりしてみる。


そして夕飯...
この天候なので仕方なしにホテルのレストランでと思って、賑わってるレストランに行った。
ところがメニューは無く、またスタッフに言葉が通じなくて注文が出来ないので、1Fのレストランに行ってくれと言われる...こんな事ってあり?!

1Fのレストランは、営業していない...
なんてこった!!

ホテルの受付に助けを求めようと行って見ても、チェックインの時のあの感じの悪い人しかいない...
諦めて、大雨と強風の中、ATMがあった隣の大型ホテルまで走って行き、そこのレストランで食事をする事に。

でも風の音がどんどん大きくなってきて、怖がるうっぐ。
大急ぎで食べて、走って部屋に戻る
ホテルのパティオのガラスの屋根から雨が入ってきて、水溜りが出来ている。

↑この天井のガラスの隙間から雨漏りして、床に水溜りが出来ていた...
部屋の窓もガタガタ言って、隙間から雨が入ってきている...

大丈夫...?!?!
停電の心配もしながら「怖い、怖い」と言ううっぐとしっかり手を握って眠りにつきました...

翌日は、別のホテルに移動。
同じ三亜湾のビーチに面してるホテルだけどもう少し町外れになる。
元々最初から翌日から行く2つ目のホテルに泊まりたかったけど、ハイナン入りが夜の便だった為、空港付近の分かり易いホテルにしたと夫は言う。

次のホテルは星つきホテルでもない、こじんまりとしたホテル。
でもやはりコメントには、英語OKと...
どんなホテルかドキドキ...

東洋のハワイ・ハイナン。
全然ハワイじゃないよ~~~!
このままじゃ何も楽しめないで旅行が終わってしまう...
次のホテルに期待したい...


(つづく...)

中国のハワイ・ハイナン島へ -1/5-

2011-10-13 13:14:57 | 旅行 -China-
...ネットの繋がりが悪くて、またしばらくアップできませんでした...

9月28日~10月2日、4泊5日の旅。
今回は"東洋のハワイ、中国のハワイ"と呼ばれている海南島(Hainan/ハイナン島)、日本ではまだまだ知名度が低い常夏のリゾートにチャレンジして来ました。

色々ハプニング続きの旅でした。
長く日記になってしまったけど、またしばらくお付合い頂けると嬉しいです。

事前にネットで情報収集すると『"東洋のハワイ・ハイナン島"には、一流ホテルが続々進出。大規模なリゾート開発が進み、世界的にも人気が高まっているリゾートアイランド』などと魅力的な紹介文が目につく。
写真も自然のままの澄み切った海と白砂のビーチがつづく、ゆったりとした雰囲気が伝わってくる

久しぶりのアジアンリゾート!
楽しみにしていたけど、実は10月いっぱいまでは雨期.
でも毎年の様に行っていたバリ島だって雨期でも晴れ間はあったし...なんて前向きに思うようにしていたけど、なんとタイミング悪すぎ!
フィリピンを大洪水にした大型台風がハイナン島を通過すると言うのだ...!

天気予報でも私達が行ってる間、見事にずーっと大雨と雷の大荒れ模様...
「澄み切った海、真っ白い砂浜」は無いね...
もしかしたらホテルに缶詰になるかも...なんて思いながら出発した。

上海から約3時間のフライト

今回使ったのは上海航空。
キッズに嬉しいパズルのプレゼント。

19時にハイナン島三亜(さんあ、Sanya)空港到着。
もわ~~~~~っ!!
ものすごい湿気!
雨は降ってないものの、まさに台風前のもわっとした感じ。

空港内の観光案内所で私達のホテルまでの行き方を訪ねようもの英語は全く通じません!漢字で書いたホテルの名前と住所を見せても言葉が分からないなら説明できません、みたいな感じで首を振られる...
「あれ?国際リゾートじゃないの?」
これがマドリードだと、言葉が通じなくてもあーだ、こーだって説明してくれるんだけどな~。

私達のホテルは幸いにも空港から近い所にあるはずだからタクシーで行こうと運転手さんにまた漢字のメモを見せると「50元」と言われ、あまりの高さに驚き値段の交渉したけど、ダメだったので、空港バスに乗る事にした。

一律15元って事だったので、大人2人で30元。高っ!
ホテル名をバスの運転手さんに告げてもらい何とかバスに乗込む。
ホテルまで約5分強。あっと言う間に到着。
タクシーに乗らなくて良かった~。
とホッとしながらホテルの受付に向かう。

実は、ここからがまた大変だった!!
恐らく一生忘れられないホテルのチェックインの時の出来事となった...

ホテルを予約したサイトの宿泊者の書込みに寄ると「4つ星ホテルらしくスタッフも英語が使えて良かった」「国際リゾートらしいスタッフ」等とあったからすっかり安心して、チェックインしようとすると、受付のスタッフ、誰一人英語ができない...。

ま、今までの西安、杭州でもホテルのチェックインの時も英語が全く通じなかったから、そこまでビックリしなかった。

でも今までと違ったのは、私達が中国語を話せないのを知って、一人のスタッフが舌打ちをした!
すっごく失礼!!
その後もチェックインの手続きを何とか続けていて、宿泊料金が前払いだと言う事も分かってクレジットカードを出したら、「現金じゃないの?」とまた舌打ちされた!
ホント感じ悪い~!
とっとと手続きを終わらせて早く食事に行こうと気持ちを抑え、「いくらか」訪ねると「1000元」と電卓に打ってきた。

「何????」

予約の段階で私達の宿泊費は、2泊で700元台だったのに、何故1000元???
こうゆう時言葉が通じないとどうにもならない。
そのスタッフに英語を話せるスタッフに電話してもらい、ようやく意味が分かった。
1000元はデポジットで、チェックアウトの時、実際の宿泊料金を差し引いて残りの金額を返金してくれるのだと言う。
しかもこのホテルは、大型ホテルだから、15%の税金+サービス料もとると言うのだ!
こんな感じの悪い待遇を受け、サービス料なんて払いたくないと思ったけど仕方が無い。

1000元払う事に。

すると今度は、クレジットカードリーダーが壊れているのか、クレジットカードが使えない!ATMはないかと訪ねると「あっちにある」とあごで言われ、ベルボーイに案内された(ホント感じ悪いスタッフ!)。

すると隣の更に大きなホテルまで連れて行かれ、その一番奥の棟にATMがあった。
無事に現金を引出し、受付に戻ってやっとチェックインの手続き完了。
チェックインに1時間以上もかかるなんて!!

案内された部屋は、プールビューで最近リフォームされたばかりの広々とした清潔なお部屋。
とりあえず良かった。

荷物を置いて早速夕食。
確か周りは大型ホテルだけだったような...
ベルボーイに食べる所はないかと尋ね、車で5分位行った所にシーフード屋台みたいな所に連れて行ってくれた。

水槽にいる魚や貝類を買って、その場で料理してもらうお店だ。
水槽の衛生面や目の前で選ばれた魚を網で救って、そのまま、地面のコンクリートに叩いて締めてるのを見て唖然...
ゴタゴタの後だったし、味の冒険をする気力が残ってなかったので、無難に、チャーハンと焼きそばと野菜の炒め物を注文。


とりあえず、ハイナンビール。

実は、メニューは中国語とロシア語のみ。
ハイナン島は、中国人とロシア人のリゾートだって事が分かってくる。

↓これ、前にもローカルな食堂で出てきたけど、お皿と湯のみとレンゲが消毒され一まとめになってるものです。

衛生面が気になる中国ならではのものです!
これだと安心してお皿が使えます。
こうなっていないと、私はやっぱり日本から持って来た除菌ウェットティッシュでお皿拭いてますから...

うっぐが、他のテーブルに置いてある椰子の実を見て「あれ、なぁ~に?」と。
「ココナッツジュースだよ、飲んでみる?美味しいよ。」
「うん、飲んでみる。」と注文。
1つ10元。
どうやらお店にココナッツ屋さんが売りに来ていて直接その人に払うシステム。

うっぐ、恐る恐る飲んでみる。

「どお?」

「お水にちょっと味があるだけ...」
どうやらお気に召さなかったみたい...。

確かにそんなに美味しくなかった...。
私と夫が以前バリ島で飲んだココナッツは美味しかったんだけどな...

タクシーに乗って、ホテルまで戻る(8元)。
ポツポツと雨が降ってきた...
低気圧が近づいて来ると頭痛がする私は、久しぶりに頭がグワングワン鳴っている。
台風だ...


(つづく...)

心で感じる杭州へ -2/2-

2011-09-28 01:54:39 | 旅行 -China-
9月15日(木)~16日(金)杭州2日目~最終日

朝食をホテルの食堂で済ませ(おかゆに刻みザーサイ、何にも入っていない肉まんの皮だけ、焼き芋、パン、スイカ、コーヒー、紅茶など)、この日は、メインの西湖へ。

小さいホテルだけど中々頑張ってます。

バスに乗り街の繁華街に出る。
偶然にも西湖の「音楽噴水」の所に出て、タイミングよく上演中。
音楽に合わせた噴水アートショー。

うっぐ、くぎ付け!

あまりにも迫力ある水に量にうっぐ真剣な顔をして「あんなに水使ったら湖、溢れちゃうよね...」と・笑

久々のヒット!

何もしてないのにもうお腹空いたと言うので、適当なところに入り軽めのランチを。

手前は、ロンドンの中華街でよく食べた生春巻き(?)、大根や野菜の揚げ物。
まぁまぁ美味しく頂きました。

この日も本当に暑い!

木陰を探して歩く。

西湖天地の近くに大きな水牛が...

札を読むと(英語の記載あり)西湖の湖底には黄金の水牛が住んでいて、昔西湖の水がかんばつで無くなった時、この水牛が水を出してくれた伝説があるのだそう。以来、湖は干上がる事もないし、この黄金の水牛も姿をみせる事はないそう。湖の守り神ってところだろう。

湖畔の柳が風に揺れると、かすかだけど涼しく感じられる。

遊歩道もこんな彫り物が。


それにしてもあまりにも暑くて歩くのが大変なので、私達は自転車を借りる事にしました。
自転車を借りる為には、専用のICカードを購入しないといけない。
ICカードを購入できる場所は何箇所があるらしいけど、一番分かりやすいのが、西湖十景にもなっている「柳浪聞鶯」の近くの南山路沿い。

ついでにこの「柳浪聞鶯」を見てから自転車を借りる事に。
この時期鶯はいないけど、実際鳴き声が聞こえたらもっと素敵なんだろうな...


ここは、歴代の皇帝が西湖でのボート遊びに使った桟橋。

蒼色が立派。

地元の人も柳の下でおしゃべり。


200元デポジット+100元チケット、計300元/人現金で支払い、ICカードをもらう。
これをスロットがついたパーキングにかざしてロックしたり解除したり。
自転車を返すのは、スロットがある所だったらどこでもいい。
もう使わない場合は、ICカードを購入できるところでしかった分だけ差し引かれ、デポジットの200元は戻ってくる。
それにしても2人で600元は大きな出費。
慌てて現金を近くのATMで下ろしに行く。

調度、チャイルドシート付きのがあったので、それを借り、サイクリング開始~!

やっぱり楽だね~。気持ちもいい。


ここからは湖畔を離れ、ちょっと山の方へ。
登り道の休憩がてらお寺に入ってみる。

なんとも可愛らしいこま犬(?)

一通りお寺を見る。地図に載ってないから名前は分からない。


そして、再び湖畔へ。



太陽が湖に映っていて綺麗...

途中で夫とうっぐが乗っている自転車の後輪がパンクしている事に気付き、自転車を返しに、前の日に行ったスターバックスの近くまで行く。

ついでにまたここでお茶をする。
ここは本当に落ち着くスタバ。生き返る~

夕飯は、またホテルの近所で頂き、満腹、満足。

中国に来て初めてビールを飲みました「緑雨」。

うっぐも家から持って来たお箸でよく食べました。


食後の散歩にまた出て、月を見る。

鏡の様に綺麗に映ってる...
静かな一時...



こうして、心休まる杭州の旅も最終日となりました。

ホテルをチェックアウトし、お気に入りのコースを通る。
朝靄の中の静寂...

遠くに見える山々が霞んで綺麗...

途中から観光バスに乗り、最後に西湖十景の一つ、「断橋残雪」へ。


ここから運良くチャイルドシート付の自転車があれば、それに乗って、ICカードの返金をしに行きたかったけど、見つからず、結局タクシーで「柳浪聞鶯」へ(11元)。
前の日、4時間位借りて一人6元使用しただけ。
ちゃんと588元戻ってきました。

最後にもう一度、アイスクリームを食べながら湖畔に出る。
 


3日間、本当に暑くて体力消耗したけど、静かな時間が沢山持てて、心の洗浄が出来て、今回は本当にいい旅になりました。
中国楽しんでみる気になってきました!