北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

暑寒別岳のエゾヒメギフチョウ

2017-03-10 16:49:30 | エゾヒメギフチョウ
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暑寒別岳のエゾヒメギフチョウ

早すぎたエゾヒメギフチョウ採集








ここのエゾヒメギフチョウは山地性のためか発生時期がやや遅れ、一般的には5月下旬から6月上旬が盛期。 


発生の盛期にはカタクリやエゾエンゴサクやフキノトウの花は大方終わり、ここのエゾヒメギフチョウは主にスミレ、エゾノリュウキンカ、ムラサキヤシオツツジの花で吸蜜するようです。


しかし年によっては発生が早まり6月には汚損個体ばかりといった年もあるようで発生時期をあわせるのに苦労することもあるようです。


この日はまだ雪が多く、南側斜面には カタクリが満開でしたが、エゾヒメギフにはちょっと早すぎたようでした。























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交尾中のエゾヒメギフ1ペア撮影と、おいしい十割ソバ

2017-03-07 21:14:51 | エゾヒメギフチョウ
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交尾中のエゾヒメギフ1ペア撮影と、おいしい十割ソバ。

2011-4-30(土) 晴れ 18℃ 日がさすと暖かい

以前はネットマンそのもので、写真撮影など見向きもしなかった私が急にネットを置いて撮影に専念するようになったものだから、依然として猛烈ネットマン一筋の F氏はちょっとやりずらい採集行であったに違いない。


今日も撮影中の私のじゃまにならないようたいそう気を使っているのがわかった。


フキノトウの花に吸蜜するエゾヒメギフを私が激写。




やがて吸蜜が終わって舞い上がって遠くへ飛んでゆこうとする段になって、はじめてネットを振るのでけっこう逃げられている。



交尾中のワンペアが飛来し、地面に止まったところを2枚撮影。しかし私の人影に驚いて舞いあがった。






すかさずF氏がネットを振ったが空振り。また逃げられてしまった。


最初からネットをだせば確実に採集できたと思う。申し訳ありません。

昼食に11時50分、近くのソバ屋で名物十割ソバを盛りそば大盛りで食べたがおいしかった。 




そのあと帰路にある山裾のいつものポイントへ入ってみた。


フキノトウが多数、満開の花をつけていて、3♂♂飛びたったが、その後はせわしなく飛び続けるばかりで撮影できず。


山麓の近くの林道をあちこちつめて新産地を探ったがエゾヒメギフ見られず、北見へ引き上げた。


吸蜜中の越冬クジャクチョウや エゾスジグロチョウ春型は多い。








今日、私は撮影に専念しあまり採集をしなかったが、それでももと猛烈ネットマンのサガで、9♂♂1♀(未交尾)を無意識に採集していた。



これら採集品は全部 F氏にあげた。 



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オホーツクのエゾヒメギフチョウ、フキノトウに吸蜜

2017-03-04 00:41:17 | エゾヒメギフチョウ
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オホーツクのエゾヒメギフチョウ、フキノトウに吸蜜。




2011-4-30(土) 晴れ 18℃ 日がさすと暖かい

この年あまりエゾヒメギフが少ないので昔エゾヒメギフがとても多かったとなり町の公園跡地へ向かう。



いつの頃からか、過疎の町の公園が放置され手入れが行き届かなくなると、たちまち雑木が茂り始め笹が侵入してオクエゾサイシン群落が衰退していった。


多数発生していたエゾヒメギフチョウは減り続け、いまではかっての面影はない。


それでも絶滅したわけではなく毎年春になると多少のエゾヒメギフチョウは発生する。


この場所にきたのは正解であった。



お寺の前、公園跡地への分岐の広場のフキノトウにエゾヒメギフが次々と飛来するのを撮影した。


















この時期、オホーツクのエゾヒメギフにとって最も重要な吸蜜植物はフキノトウである。


体中フキノトウの花粉まみれのエゾヒメギフをよく見かける。


一方、旭川近郊、日本海沿岸、日高ではカタクリ、エゾエンゴサク、道北はエゾノリュウキンカ、亜高山帯のタカネエゾヒメギフはスミレが重要な吸蜜植物になっていると思う。



疎林の小径を登ってゆくと歩道の枯葉に止まっていた2♂♂が足音で舞い上がった。





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