というウェブセミナーをYouTubeライブで視聴しました。
https://ameblo.jp/soracatdoctor/entry-12593819372.html
講師は、猫専門獣医師の服部幸先生。
情熱大陸に出られたり、猫本の著書・監修書が数多あるので、
猫好きの方はご存知かもしれません。
新型コロナウイルスに猫も感染!? というニュースに
戦々恐々としている飼い主が多いことを受けての企画だと思いますが、
前半は、猫伝染性腹膜炎(FIPV)を引き起こす猫コロナウイルスの解説でした。
猫コロナウイルスは、人間が右往左往している新型コロナウイルスとは属が違うそうで、
ヒトには感染しません。
個人的には、ウイルスの基本をわかりやすく説明してくれて、
猫コロナウイルスの話がたっぷり聞けて勉強になりました。
20年以上前の、切ない思い出を少し。
GW中に、生後1か月くらいの、茶トラの子猫♂を保護して、家に連れて帰りました。
中身は怪獣!? というくらい毎日大暴れでしたが、
ときどき痙攣したり、咳き込むようになって、
病院に連れて行ったら、猫伝染性腹膜炎という治療法のない病気で、
もって数か月だといわれました。
何が起きたのかわからないまま何もできず、
腹水でお腹がだんだん膨らんで、
お盆をすぎたころに、力尽きて旅立って行きました。
4月生まれだとしたら、わずか4か月の命でした。
あれから20年以上経った今も、子猫が発症すると、
致死率はほぼ100%ですが、一筋の光も。
ヒトのコロナウイルスに効くかも⁉︎ と注目されている薬が、
猫コロナウイルスにも効く可能性があるそうです。
ヒトのコロナウイルス絡みで、最近そんな情報を見かけて、
詳しい話が知りたかったので、タイムリーでした。
考えてみれば、ウイルスとは長いつきあいです。
みうのことがあったときに、もっと勉強するべきでした。
ウェブセミナーの第2回は、5月30日、6月3日の予定で、
テーマは「尿石症と猫」だそうです。
ツイッターやFBでも告知しているので、興味のある方はチェックしてみてください。