鎌倉八百ヶ谷戸

鎌倉の街はそのものが環境遺跡

善財 一 写真集

淨林寺辺りで

2021-05-31 21:33:30 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集

侍従川から急な石段を上ると淨林寺。

その脇に古道がある。

朝比奈から釜利谷方面へと続く山中の古道。

古寂な鎌倉石の石垣がある。

撮影者の背後が沢。

この季節に沢に入るのは・・・ちょっと控えたい。

葉の落ちた頃に来てみよう。


朝比奈 淨林寺跡

2021-05-30 22:29:01 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集

 

鍛冶ガ谷から鎌倉へ、あるいは白山道から天園を経て鎌倉に至る山中の古道は、いまはハイキングコースとされているようだ。

ハイキングコースとしてあまり知られていないのが、朝比奈と鍛冶ガ谷方面を結ぶ山道。

朝比奈の辺りは市民の森として管理されているようで、その中を古道が通っている。

そこに浄林寺がある。

とは言っても、辛うじて建物と墓地が遺されている程度。

だが、その周囲はかなり複雑な地形とされている。

侍従川の際が切岸状に切り立ち、その上が浄林寺。

細い沢があり、かつては庭園とされていたのではないだろうか。

奥には今でも梅林がある。

沢を越えて平場が形成されている。

それらが一体となっているようだ。

侍従川の前は旧道で、朝比奈切り通しへと続くが、切り通しの前であれば武家屋敷があったと思われる。

谷戸の写真を撮り始める以前、バスでこの辺りを通るたびに、奇妙な土地だと眺めていた記憶がある。

確かに興味深い空域である。


川名清水谷戸をまだ歩いている

2021-05-28 21:55:55 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集

この辺りは湧水が豊富だ。

清水谷戸の近くに新林公園があり、同様にため池がある。

東隣の谷戸は東レの基礎研究所。その敷地内にもため池があるようだが、一度でいいから観察してみたい。

耕作が行われなくなり、芦などが茂っている。

だが環境遺跡として土地が守られているのはうれしい。


川名清水谷戸を歩いている

2021-05-27 21:55:34 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集

 

水田のあぜ道はあるのだが、谷戸の奥へと続く道は山際に沿っている。

山際の一部に平場があり、どうやら人の住める程度の建物があったようだ。

小道に沿ってウツギが白い花を咲かせており、所々にモミジイチゴがオレンジ色の実をつけている。

黄菖蒲は外来の植物らしい。

そういえばオレンジ色のヒナゲシもかなり浸食している。