《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てほしい)
山頂の神社を訪れた方もあろうかと思う。
神社の裏手に小道が続いている。
その裏手の山の頂辺りには、無数の板碑が立っている。
地震によるものであろうか、ほとんど倒れている。
板碑は決して古くはなさそうで、多くは江戸時代のもののようだ。
特別の場であろうことは空気感で判る。
だが、今回、その空域にはたどり着けなかった。
数年前には辛うじて到達できたのだが。
というのは、今は山頂辺りに細竹が密生しており、踏み分け道が途中で失われているのだ。
細竹によって人の侵入を防いでいるのかもしれない、と思って引き返した。
細竹の茂っている前には椿の大樹がある。
倒木もあって、いずれも侵入を拒んでいるように思える。