川奈清水谷戸は、古くからの農耕地。
谷戸を囲むような尾根の所々に横穴式の古墳がある。
谷戸の奥には水源が確保されており、稲作が中心であったことが想像される。
湧水も多い。
山際は、鎌倉の他地域と同様に掘削されて切り立つような構造。
黄菖蒲だろうか、水辺の処々を彩っている。
川奈清水谷戸は、古くからの農耕地。
谷戸を囲むような尾根の所々に横穴式の古墳がある。
谷戸の奥には水源が確保されており、稲作が中心であったことが想像される。
湧水も多い。
山際は、鎌倉の他地域と同様に掘削されて切り立つような構造。
黄菖蒲だろうか、水辺の処々を彩っている。
青蓮寺のある谷戸は、昭和に入って道路が切り拓かれて谷戸の景色が失われてしまった。
その隣の谷戸が、かつては山に囲まれた隠れ里のような谷戸。
青蓮寺の谷戸との境の尾根に祠があり、その横に尾根に上がれる小道があることに気付いたので、上から眺めてみた。
鎌倉にある山の尾根筋は、ほとんど通行が可能であったと思われる。
であれば、谷戸坂の切通ができるまでは、この尾根道も利用されていたのであろう。
海蔵寺の裏手は個人宅が続いており、人の立ち入ることを禁じている。
だから海蔵寺の横から眺めるだけ。
結構複雑な地形をしているため、じっくりと撮影したいのだが・・・諦めている。
複雑な地形は海蔵寺の門前、底抜けの井戸の辺りまで続いているので、今が盛りの赤く色ついた楓を一緒に撮ることにした。
こんなに派手な写真を撮ることは、以前では考えられないことだ。
この谷戸を詰めると、葛原岡、化粧坂、さらに遠く大仏坂に至る山並みの尾根に出られる。
谷戸の奥にはヤグラが草木に埋まるようにしてある。
尾根の南には海蔵寺があり、同様に山際には草木に隠れるようにしてヤグラがある。
谷戸を上り詰めた辺りに尾根を切り込んだように切り通しがある。
その南側の崖下には住宅があることから、切り通しへの古道は破壊されてしまったようだ。
海蔵寺のある谷戸の隣で、新清涼寺ガ谷と呼ばれている。
浄智寺谷のシャガ
ちょっと前の撮影。
樹々に包まれた閑静な住宅地の一画。
日陰のためであろうか、五月の連休中にはまだシャガが咲いていた。
2年前に崖崩れ(切岸の崩落)の起きた辺りだが、植物は元気だ。