台峰だけではない。
このような小道の多くは急斜面であることから階段に仕立てられている。
以前にも説明したが、鎌倉の地盤は脆弱であるため階段が崩れやすく、しばしば掘り直された。
それが故に、山道は掘り込まれたように深くなっている。
台峰だけではない。
このような小道の多くは急斜面であることから階段に仕立てられている。
以前にも説明したが、鎌倉の地盤は脆弱であるため階段が崩れやすく、しばしば掘り直された。
それが故に、山道は掘り込まれたように深くなっている。
台峰の尾根に出るための道はいくつもある。
稲荷神社の脇からも尾根に至る小道がある。
失われた小道もあるだろう。
人家の横を遠慮しながら上がったところが畑になっている。
さらに上へと小道が続いている。
鎌倉には、なぜこのような場所に、と思われる急斜面に家が建てられていることがある。急斜面とは、もちろん掘削したことによる切岸の上の平場である。
台の稲荷神社なども同じ環境にある。台峰の尾根から降る細道を辿ると、下の車道のどこかに出られるのだが、逆に尾根に向かって登ろうとすると、細道が曲がりくねっており、間違えてよそのお宅の庭に入り込んでしまうこともある。
かつては人家があったと思われる平地も遺されている。
多くは畑とされているようだ。