名越の大谷戸、即ち大町の谷戸を名越の切り通し方面へ進むと畑がある
その昔には寺院が立ち並んでいたんだろうと思われる地形が遺されている
さらに奥の尾根に出るとそこはお猿畠の真上
春は畑の辺りがとにかく綺麗だ
ここは貉ヶ谷というらしい
作物があるので邪魔にならないように撮らせてもらう
この撮影ポイントの背後にも一段高くなっている平場がある
御嶽の畑のさらに奥
ずいぶん前に調査のために下草や木々が刈り取られて見通しが良くなったことがあった
長善寺にかかわる寺院の跡であろうか
あるいは名越切り通しの鎌倉側を守るのための武家屋敷跡か
2年後には木々が茂り
さらにその後
今では近付くこともかなわない
現在は失われてしまった長善寺のあった辺り
名越切り通しの鎌倉側入り口の谷戸
かなり山の上まで宅地化されている
その名越寄り隣の谷戸は今でも畑で古い地形が遺されている
現在は駐車場とされているが辛うじて背後の木々や地形に古き時代が窺える
この後ろが畑
そして畑のさらに奥に寺院跡と思しき地形が綺麗な状態で遺されている
名越の切り通し辺り
いずれも同じ場所
以前は下のように藪で冬場しか踏み込めない状態であった
一番上の写真は現在
平場などがかなり立体的に入り組んでいる
北へ進むとお猿畠の大切岸の上に出る
そのまま進むとハイランドの縁端部を経て衣張山へ
とにかくこの辺りは地形が複雑で興味深い