《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てください)
幼稚園児たちがドングリを拾っていた。
近くに住む人々の憩いの場となっているのだろう。
池の周りでお弁当を広げている人もいる。
見晴らしの良い山の頂まで上がる気力がなかったので、池を一回りして帰路についた。
埋め立てられていない昔のままの風景がみられるのであれば、この程度の山など難なく上るのだが、ビルや家の連なる様子を確認するのはつらい。
「金沢八景」の美称があったのに、なぜ埋め立てられてしまったのだろう。
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幼稚園児たちがドングリを拾っていた。
近くに住む人々の憩いの場となっているのだろう。
池の周りでお弁当を広げている人もいる。
見晴らしの良い山の頂まで上がる気力がなかったので、池を一回りして帰路についた。
埋め立てられていない昔のままの風景がみられるのであれば、この程度の山など難なく上るのだが、ビルや家の連なる様子を確認するのはつらい。
「金沢八景」の美称があったのに、なぜ埋め立てられてしまったのだろう。
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まだ紅葉の時期でもない。
花は終わってしまった。
綺麗な写真を求めるのであれば今は季節外れ。
木々を染めているのはサザンカぐらいだろうか。
池畔ではサギが翼を休めている。
鳥を撮りたいわけではないので、サギが写り込まないよう撮影ポイントを決める。
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近世、江戸時代には水田であったのだろう。
処々に起伏があり、山際の一部には建物があったことが想像される。
湿地は、池を掘って水をこれに引き込むと、その周囲の土地は乾燥する。
近代のものであろうか、広々とした一部に水路が設けられている。
その辺りは比較的乾燥しているように感じられるが、ちょっと移動するともう足がとられる。
雨の多い季節だけのことであろうか、以前来た時にはシートを敷いてお弁当を広げていた方々もおられたように記憶している。
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朝比奈峠を東に抜けると六浦。
鎌倉にとっての重要な港であった。
近代に至って金沢から六浦にかけて埋め立てられ、かつての海岸線は分らない。
何年ぶりだろう、わずかだが時間があったので、金沢文庫の称名寺を歩いた。
称名寺背後の広い草地は、やはり湿原。
古地図を見ると、称名寺の立地は海辺と言っても良いほど。
もちろん背後の山からの湧水もある。
今の時節は長靴がなければ心もとない。
だが、広々としていて気持ちがいい。
湿地であるにもかかわらず草が刈られていて、管理が大変であろうと感心した。
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千葉常胤の次男師常の屋敷があったところと伝えている。
鳥居の奥に古樹が並んで枝を伸ばしている。
それが門のようであり、鳥居のようでもある。
存在感がすごい。
超有名で誰もが訪れるであろう寿福寺の駅側隣だ。
ほとんど素通りされてしまう。
ちょっと寄ってみてはいかがであろうか。
これもフォトコラージュで。