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耐熱指サック

2006-06-30 06:40:39 | 模型

Img_3233 ある方から“熱いのが苦手でハンダ付けはちょっと怖い・・・”というお話を伺いましたので、本日はトラウマ克服のための便利グッズをご紹介。友人のピエール@楽さんに教えてもらって使い始めたものなのですが、ケプラー繊維使用(・・・ってパッケージに書いてありましたが、ケプラーって強いのは知ってましたが耐熱なのか?!アラミドとかっていうのならピンとくるんですが)のその名も“耐熱フィンガー”!・・・なんだか小林サッカーやカンフー・ハッスルに出てきそうなネーミングですがそれはさておき・・・左が約1年使用中のもので右が未使用のものです。普通の男性には最初ちょっときつい目のサイズ(特に親指、中指は装着するのにちょっと苦労するかも・・・)ですが徐々に体に馴染んで伸びてきますし、ステンドグラスなどを趣味にしている御婦人方にも使える(・・・と思う)ユニセックス仕様と言っても良いかもしれません。 片手用五つセットで1300円ほど、一度に5本全部装着することはまずありませんし、負荷がかかるのは親指と人差し指に装着するものぐらいでそれとて一年使っても何ともありませんから・・・大して高価なツール(?)ではありませんね。

Img_3241

・・・で、どんなときに有効かといいますと、例えばこんな感じでパーツを組み合わせてハンダ付けしたいとき。ハンダ付けの台の上にひっつき虫で固定できなくはないけどパーツが大きくて不安定になりがちな時や角度の合わせが微妙な時など抜群の効果を発揮します。これを使う以前はこういうパターンの時、軍手を嵌めてハンダ付けしてましたが、最近の軍手は化繊混紡のものが多くて、ちょっと油断して長くハンダ付けをしてるとすぐに焦げて穴があいて火傷はするは、化繊が熱で溶けてパーツに貼り付くは、夏場は蒸れて手首に汗疹ができるは(←何時間やってんねん!)とろくな事がなかったのですが、そんな悩みはすっきり解消いたしました!

Img_3246 で、最も気になる部分。どのぐらいの熱さなら大丈夫なのか?というのを解り易く見ていただくためにあえてこんなお馬鹿をやってみました。どんな熱さか実感したくても素手でやっちゃいけませんよ!きっと皮膚が焦げて煙が出ます。(笑) ピント合わせに手間取って結構長い間この状態で真ちゅう線を持ってましたが全く温度は伝わってきませんでした。(実はこの写真撮影に成功する前に時間がかかりすぎて途中から真ちゅう線が溶け落ちたのがあったんですが、それでも熱くはありませんでした。ガスコンロに炙られて顔の方が暑かったぐらい・・・笑) 実際には1cm足らずの小さいパーツのハンダ付けに長々と手間取ったり、なかなか温まりにくい分厚くて大きなパーツをハンダ付けするときなどは少し熱さを感じたりしますが、普通にエッチングパーツをハンダ付けするレベルならばまず大丈夫でしょう。何より手に熱さを感じないのでハンダ付け直後のパーツの温度に気付かず、そのままカッターマットの上に置いてしまってマットが溶けた・・・なんていう失敗を何度もしてるくらいですから・・・。(笑)

・・・と言うことで魔法の“耐熱フィンガー”のお求めはこちら↓通販もやってます!(ここまでやったら広告料貰わなあかんなあ!)  http://www.mach-mokei.jp/

引き続きご面倒をお掛けしますが・・・、こちらのワンクリック、宜しくお願いしま~す!⇒ http://blog.with2.net/link.php?310199


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
へー、いーですねーこれ! (ブラシ)
2006-06-30 08:20:53
へー、いーですねーこれ!
「ゴッドフィンガー」ですか?(失礼!)
火傷は注意しないとねーって、昨晩もやっちまった私が言うのもなんですが・・・(汗)
でも、さすがの私もそれなりの大きさのパーツ(どんな大きさやねん)なら大丈夫なんですが、1~2mm四方ぐらいの小さなパーツをイモ付けする時なんかにパーツの固定に難儀しています。
パーツが動いて、咄嗟にが出て火傷することもしばしばです。なんか良い手はないものでしょうか?

ワンクリック完了!
ではまた!
これはすばらしいですね!! (ピロ)
2006-06-30 08:42:38
これはすばらしいですね!!
購入先のアドレスも出してくださってますし、欲しいですね~
ハンダしてて「指で支えたいな」ということは、ちょくちょくありますからね。

あ~ちちあち~ ♪
>ブラシさん (watanabe)
2006-06-30 20:56:18
>ブラシさん
ワンクリック、毎度ご協力感謝です。
>1~2mm四方ぐらいの小さなパーツをイモ付け・・・
1~2mm四方に1~2mm四方のものをイモ付けするんですか?それとももう少し大き目のパーツに1~2mm四方のパーツをイモ付け?いずれにせよ2パーツの接合なら精度の高い、ブレードに厚みがあるピンセットがあれば、パーツサイズが1mmなら十分固定できますけど、3パーツ以上を接合するのは苦労しますねえ。さてどうしたものか?!(笑)残念ながらパーツ形状や組合せ角度によってその都度工夫するしかないです。この手のパーツ分割はアベールが多用しますが毎回泣かされますね!(笑)

>ピロさん
四足歩行から二足歩行に進化して以来、霊長類には手に勝る道具はありませんからねえ、手を使いたくなるのは当たり前・・・。これってそういう根源的な欲求を安全にかなえてくれる便利グッズなのかもしれませんね!とはいえサックの厚みが邪魔して繊細な合わせが難しい時は"素手でホールド"して一瞬で"点止め"、"サックを着けて"あとから"しっかり固定"っていう手順を踏んだりします。あくまで"素手でホールド"っていうのはお勧めしませんが・・・。(笑)
はじめまして (coda)
2006-07-03 00:25:34
はじめまして

耐熱フィンガー便利そうですね。やはり手での固定が一番確実でしょうから使いでがありそうです。

ハンダ関係ということで便乗で質問させてください。
http://y-a-nabe.blog.ocn.ne.jp/photos/panzerwerfer42rocket_laun/3035.html
この写真のようなパーツ合わせ目の稜線部分へのハンダの充填、盛り上げについてです。
やになしハンダと液体フラックスを使っているのですが、加熱するうちに下のほうに流れて行ってしまって盛り上がってくれません。
何かコツがあれば教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いします。
codaさん、いらっしゃいませ! (watanabe)
2006-07-03 08:03:22
codaさん、いらっしゃいませ!
さてさて、ご質問の件ですが・・・
ハンダを盛り付ける場合のコツは、なるべく対象を熱しないこと!です。対象を熱してしまうとどんどん流れちゃいますから・・・。(笑)コテの温度もクリーナーなんかで少し低くしておいてコテ先に多い目にハンダを付着させ、溶けたハンダをトントンと置くような感じで盛っていきます。全く対象を熱しないと食いつきは悪くなる(あとで剥がれ易くなる)っていうデメリットはありますが、フラックスをちゃんと塗っておけば何とかなるでしょう。ハンダ自体は流れ性のよい高級(?)なものよりも、普通に市販されている安価なものの方が向いてます。いわゆる上手なハンダ付けの逆をすれば上手く盛れますよ!一度お試し下さい。
では、またのお越しをお待ちしてま~す!
早速のお返事ありがとうございます。 (coda)
2006-07-04 07:05:47
早速のお返事ありがとうございます。

>いわゆる上手なハンダ付けの逆をすれば
おお、なるほど。早速練習してみます。
どうもありがとうございました。
どう致しまして! (watanabe)
2006-07-04 21:23:43
どう致しまして!
また何でも???と思ったらお聞きください。何もかも解ってるってわけじゃありませんけど・・・w。

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