NPO法人野生動物救護の会ブログ

1羽でも1頭でも多くの野生復帰を目指して活動しています

野鳥の解剖&羽根標本作製の報告

2018-09-02 11:17:17 | センターでの活動

8月23日(木) 保全センター治療室において、獣医師4名・獣医学生4名・記録カメラマン1名・見学2名(筆者)~大勢のスタッフで、アオバト1・コジュケイ1・シロハラ1・キジバト3の合計6羽の解剖を行いました。

この鳥たちは、今年10年目を迎える秦野市立図書館窓ガラス衝突調査において、本当に残念ながら衝突死した鳥たちです。

死亡原因は「衝突」と明確にわかっていますが、衝突によりどの様な影響が現われるのかなどを調査しています。 

 

 ↓ 君たちの死をムダにしないためにも。。。。。。

 ↓ 美女(手だけで残念)獣医師たち~ さぁーやるぞぉ !!  

 ↓ あまりエグイ写真はアップできませんが・・・・キジバトの胃の中から木の実そっくりのBB弾が~多量に食べてしまったら・・・恐。

   環境を守らないと、人間にも降りかかって来ると思うのだが。(みんなでがんばろー)

                  ↓ 木の実(何だろ? )     ↓ BB弾 !!

※ 死亡個体の在庫が多いので、解剖はまだまだ続けます。興味のある方は事務局まで。

★ 解剖は、保全センターの協力のもと行っています。これからもよろしくお願いします。(筆者)

 

続いて~羽根標本作製の報告  

8月28日(火) 救護の会で大活躍中の羽根標本チームが猛禽の翼標本の作製にとりかかることになりました。筆者も呼ばれたので、ちょっと軽く~報告です。

 ↓ 若いオオタカ (何があったんだ!!  君の死もムダにはしないよ)   

 ↓ スタッフ  わいわい楽しげに話しながら、手はエグイ作業を行っています。

 ↓ 猛禽とは別に、キジの羽根標本も作製中  きれいな羽根~。

ここでは、完成品はお見せできませんが(完成には、時間と手間がかかる)、今後も猛禽を含め、いろいろな標本を作製していく予定。

興味のある方は、連絡を~(ただし、中途半端な興味はやめてネ)  

 

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