
昨日(12/10)はFBL大学の「大望年会」に出かけてきました。
(参加できなかったのですが、Forbes JAPAN執行役員で(株)スモールジム取締役でもある谷本有香氏ご登壇の「大納会」の様子は、遠藤会長のnoteでどうぞ!)
2018年以来でしたので、実に5年ぶり!
参加者のほとんどがスモールジムやパーソナルジムを経営している方々。
皆「目の前のお客様にどんな価値提供ができるか」を大切にしているので、普段はお会いする機会の少ない方ともスムーズに話が進み、とても楽しかったです。
おかげさまで、仲間たちとの会話や場の空気感から、良いエネルギーをいただくことができました。
このように、価値観や専門的な言葉に対する認識に共通項が多い人との会話は、心地が良くて元気が湧いてくるものですね。
話の齟齬、つまり「行き違い」や「勘違い」が少ないので、その時に感じたことを素直に話すことができます。
そう言えば、セッションでクライアント様と話すとき、身体に関する認識の違いを擦り合わせることはとても大切になります。
つまり、身体やその動きに関する齟齬「捉え方の違い」を少なくすることです。
「筋肉」や「関節」を例に取ると。
私がとらえている「筋肉」は、生きている身体の中で、とてもみずみずしくて柔らかいですし、結合組織を介して隣接する筋へ、また腱や関節包、そして骨膜まで連結しているので、単独で動くことはできない。と、いうようなものです。
ところが、クライアントが連想する「筋肉」は、熱処理をされたパサパサのタンパク質のようなものだったり、おもちゃについたバネの部品のようだったり、ギュッと固く縮んでいるべきものだったりします。
また「関節」では、関節包という滑らかな液で満たされた袋によって骨と骨が連結しています。
なので、私が「関節」を見ている時は、互いの骨がどのように動いているか?ということがメインになります。
ところが、クライアントにとって「関節」とは、そこだけを取り外せるような連結部品があるようなイメージだったりします。
このような認識の違いを変えていくだけで、クライアントの動きがすごく改善されたり、こちらの伝えたいことがスーズに伝わるようになったりします。
そうすると、お互いが楽しくなってくる!
動きを通しての会話も進む!
クライアントが自分の身体を感じて動くことが楽しくなるように。
いかに伝えるか。
私もFBLの仲間たちのように、エネルギー高く日々精進あるのみ!です。
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