出発日。まだ成田。
チェックインを済ませて両替に向かう。ここも長蛇の列だ。
事前の試算では、
リフト代・食費・小遣い、合計で800ユーロもあれば十分と算出した。
問題は、現金とT/C(トラベラーズ・チェック)のバランスだ。
フランスという国は、T/Cを受け付けてくれる店が極めて少ない。
3年前のカオル企画第一弾・バルディゼールを訪ねたときもそうだった。
予備知識のない我らはT/Cを多く持参してしまい、苦労したもんさ。
ともにバルディゼール経験者のツ○コとわたしは協議の上、T/Cの利用を
リフト券代の支払い(F社が購入代行をしてくれる)のみに絞ることとし、
200ユーロをT/Cで、残りを現金で用立てていくことにする。
両替待ちの列に並んでいると、携帯が鳴った。
隊長からメールだ。
『いってらっしゃい!
まさかカオル企画でみんなを見送るとは寂しい限りだけど、
気をつけて、楽しんできて!』
カオル企画第一弾から連続参加を続けてきた隊長。
頼れる人柄と圧倒的な存在感で、いつもメンバーを盛り上げてくれる
彼が、今回は残念ながら不参加。見送りメールとは泣かせる。
『隊長に代わってメンバーを盛り上げられるよう頑張ります!』
この旅の心意気を込めて返事を打つ。
両替を終えて時計を見れば、搭乗時間まではもうカウントダウン。
ウィスラーへの出発前はビールで乾杯してもまだ十分時間があったのに、
今回は何をするにも列に並ばなきゃならない。朝の成田、侮れじ。
ともあれ時間が迫っている。一同そろってすみやかに出国手続きだ。
ここから先は、免税ショッピング天国。
搭乗ゲートと搭乗時間を確認し、しばしの解散を申し送ると、
「じゃあゲートで!」と、足早に免税店に向かっていったのはまっきぃ。
足早にっつーか“ぐるぐる足”の勢いでスッ飛んでった、のほうが正しい。
まっきぃの背中でメラメラ揺れる気合の炎が、後光みたいで神々しかった。
かくいうわたしだって買っちゃった。
ウルトラリッチな目元専用小じわクリーム by エスティー・ローダー。
ウィスラーのときも買ったのに、またこんな高いものを……と少し自戒。
でも、
ゆるんだ財布のヒモと、目元の小じわ。
「気をつけるべきは、さて、どちらでしょうか?」を天秤にかけたら、
エスティー・ローダーを乗せた皿が、がしゃんと下がったんだ。
イメージ図
免税化粧品を前に、やおりの天秤は正しく、そして激しく動いた。
免税店を堪能して搭乗ゲートに着いたところで、再び携帯が鳴った。
もんちだ♪
ウィスラーでの負傷から、まだほんの5週間。(詳しくはこちら)
治療とリハビリを重ね、意地と根性でキャンセルを回避した彼女はいま、
関空で、旦那さまのハルさん、姐さん・ゆか姉、つばきちゃんと一緒に
出発の日を迎えている。常人ならありえないけど、この人ならアリだ。
もんち「こっちはあと10分くらいで搭乗開始だよん♪」
やおり「成田組のみんなは、免税店でラストスパートの真っ最中(笑)」
もんち「いや~、こうして出発の日を迎えられるとはねぇ。しみじみ」
やおり「ほんとホント♪ でもムリは禁物です。これ忘れちゃいやよ~」
もんち「オッケー。じゃあ、ジュネーブで!」
こんなふうに「じゃあ、○○○で!」って、海外の都市名を言うところが、
モーレツにカッコいいんだよね~(笑)
これも成田発・関空発と、出発地の異なるスキー仲間がいてこそだ。
電話を終えてほどなく、ツ○コとまっきぃが搭乗ゲートにやってきた。
まっきぃの顔に浮かぶ微笑みと大粒の汗が、買い物大会の大勝利を物語る。
さぁさぁ、搭乗ご案内のアナウンスが聞こえてきた。
今回のフライトは、ロゴがかわいいスイスエア。
いざ、出発だ~っ♪
チェックインを済ませて両替に向かう。ここも長蛇の列だ。
事前の試算では、
リフト代・食費・小遣い、合計で800ユーロもあれば十分と算出した。
問題は、現金とT/C(トラベラーズ・チェック)のバランスだ。
フランスという国は、T/Cを受け付けてくれる店が極めて少ない。
3年前のカオル企画第一弾・バルディゼールを訪ねたときもそうだった。
予備知識のない我らはT/Cを多く持参してしまい、苦労したもんさ。
ともにバルディゼール経験者のツ○コとわたしは協議の上、T/Cの利用を
リフト券代の支払い(F社が購入代行をしてくれる)のみに絞ることとし、
200ユーロをT/Cで、残りを現金で用立てていくことにする。
両替待ちの列に並んでいると、携帯が鳴った。
隊長からメールだ。
『いってらっしゃい!
まさかカオル企画でみんなを見送るとは寂しい限りだけど、
気をつけて、楽しんできて!』
カオル企画第一弾から連続参加を続けてきた隊長。
頼れる人柄と圧倒的な存在感で、いつもメンバーを盛り上げてくれる
彼が、今回は残念ながら不参加。見送りメールとは泣かせる。
『隊長に代わってメンバーを盛り上げられるよう頑張ります!』
この旅の心意気を込めて返事を打つ。
両替を終えて時計を見れば、搭乗時間まではもうカウントダウン。
ウィスラーへの出発前はビールで乾杯してもまだ十分時間があったのに、
今回は何をするにも列に並ばなきゃならない。朝の成田、侮れじ。
ともあれ時間が迫っている。一同そろってすみやかに出国手続きだ。
ここから先は、免税ショッピング天国。
搭乗ゲートと搭乗時間を確認し、しばしの解散を申し送ると、
「じゃあゲートで!」と、足早に免税店に向かっていったのはまっきぃ。
足早にっつーか“ぐるぐる足”の勢いでスッ飛んでった、のほうが正しい。
まっきぃの背中でメラメラ揺れる気合の炎が、後光みたいで神々しかった。
かくいうわたしだって買っちゃった。
ウルトラリッチな目元専用小じわクリーム by エスティー・ローダー。
ウィスラーのときも買ったのに、またこんな高いものを……と少し自戒。
でも、
ゆるんだ財布のヒモと、目元の小じわ。
「気をつけるべきは、さて、どちらでしょうか?」を天秤にかけたら、
エスティー・ローダーを乗せた皿が、がしゃんと下がったんだ。
イメージ図
免税化粧品を前に、やおりの天秤は正しく、そして激しく動いた。
免税店を堪能して搭乗ゲートに着いたところで、再び携帯が鳴った。
もんちだ♪
ウィスラーでの負傷から、まだほんの5週間。(詳しくはこちら)
治療とリハビリを重ね、意地と根性でキャンセルを回避した彼女はいま、
関空で、旦那さまのハルさん、姐さん・ゆか姉、つばきちゃんと一緒に
出発の日を迎えている。常人ならありえないけど、この人ならアリだ。
もんち「こっちはあと10分くらいで搭乗開始だよん♪」
やおり「成田組のみんなは、免税店でラストスパートの真っ最中(笑)」
もんち「いや~、こうして出発の日を迎えられるとはねぇ。しみじみ」
やおり「ほんとホント♪ でもムリは禁物です。これ忘れちゃいやよ~」
もんち「オッケー。じゃあ、ジュネーブで!」
こんなふうに「じゃあ、○○○で!」って、海外の都市名を言うところが、
モーレツにカッコいいんだよね~(笑)
これも成田発・関空発と、出発地の異なるスキー仲間がいてこそだ。
電話を終えてほどなく、ツ○コとまっきぃが搭乗ゲートにやってきた。
まっきぃの顔に浮かぶ微笑みと大粒の汗が、買い物大会の大勝利を物語る。
さぁさぁ、搭乗ご案内のアナウンスが聞こえてきた。
今回のフライトは、ロゴがかわいいスイスエア。
いざ、出発だ~っ♪
すごかった!!
ダッシュ、ダッシュ、ダアアアアッシュ~!
どうみても滑走時よりパワーあったなあ。
なんといっても、あの大粒の汗がすごいよ(笑)
ショッピングはスポーツだっ! みたいな。
やるな、まっき~。