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中国-良師益友-

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今年の干支文字切手

2007-12-04 08:58:08 | Weblog

昨日80円切手を買いに行ったら、ちょうど記念切手が発売ということで購入してきました。

干支文字切手ですが、デザイン的にも美しいと思います。平成16年から発行していたのですね。立体的で風格も十分です。

 以下日本郵便から抜粋します。

さまざまな書体で表現しました。(解説は書家の方々からのコメント)

甲骨文系統の金文の子(こうこつぶけいとうのきんぶんのね)(金文(きんぶん))
殷・周時代はこの形が干支の「子」の専用文字であったため、この書体を使って創作しました。

 隷意を含む子(れいいをふくむね)(楷書(かいしょ))
がっちりとした素朴性豊かな文字造形の中に、隷意の持つ伸びやかな筆線による大らかさを加えて表現しました。

 隷書を基にした戊子(れいしょをもとにしたぼし)(隷書(れいしょ))
「戊子」の二字を隷書を基調としながらも、いくぶん現代風に表現してみました。

 甲骨文字による十二支の子(こうこつもじによるじゅうにしのし)(甲骨文(こうこつぶん))
子供の頭髪がどんどん伸びて、元気にはしゃぐ姿をイメージしました。

小篆の子(しょうでんのね)(篆書(てんしょ))
小篆の「子」の字に創を得、ワインと金箔と藍墨で明るい未来を表現しました。

(ね)(草書(そうしょ))
ねずみを「子の字形」でそれらしく、又可愛らしく表現しました。ヒゲの部分を朱で入れ“よりらしく”なるようにと。

篆書の子(てんしょのね)(篆書(てんしょ))
篆書の中の印篆体をもとにして素朴さと安定感のある姿を凸文と金箔で完成させました。

ひらがなのね(かな)
古くから吉兆とされていた白ねずみに想いをよせて、ひらがなによる平明簡潔な表現としました。

 石鼓文による子(せきこぶんによるね)(金文(きんぶん))
骨組みのたくましい健康そのものの子供から、活躍発展をイメージしました。

 殷周革命を伝える金文の子(いんしゅうかくめいをつたえるきんぶんのね)(金文(きんぶん))
古銅器に鋳造されていた十二支の子で、愛嬌のある表情を求めました。

 【「エンボス加工」「微小文字(びしょうもじ)」を使った印刷】

「エンボス加工」とは、印刷の段階で強く圧力をかける技法です。文字の一つ一つが点字のように盛り上がっています。 また、切手背景には、0.3mmの細かな文字「微小文字」で『平成二十年戊子(つちのえね)2008』とデザインしています。

 【渡辺 省亭の「葡萄」(わたなべ せいていの「ぶどう」)

シート余白部分には、渡辺省亭「葡萄」をデザインしています。(山種美術館所蔵)

 詳しくは日本郵便のHPをどうぞ。


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1 コメント

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Unknown (songqi)
2007-12-04 19:58:02
 そのような切手が発行されていること知りませんでした。あんな小さな中にいろいろなメッセージを感じたりします。珍しい切手の手紙をもらうと ウオーと
思ったりします。まさに小さいが侮りがたい存在です。干支全部そろえるにはあと12年 無理か?
とりあえず 来年のを求めてきます。
 楽しい情報 ありがとうございました。
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