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食べ物日記   元気 一番

健康へ気配りしながら主に食事を!

我々次第でないものは望むな

2020-02-22 23:04:01 | 予算の使い方

 縁起との違い

 物事には人がコントロールできるものと、できないものがある。例えば地位や財産を持つ他人をうらやんでも、それは自分でどうもできない、つまり我々次第でないものだ。ねたみ欲しても苦しむだけ。そう見極め、とらわれなければ自由で幸せになれる。と古代ローマのストア哲学の中心的人物エピクテトスは説く。これは2月20日中国新聞のオピニオン欄に田原論説委員が紹介している記事だ。

 内容のポイントの言葉を列記すると、「自分ができることに励め」。「他人の評価を気にしない」「自分の心に関心を向けよ」。「私たちが心乱されるものを見定めて避け、自由で静かな心境を得る事こそ幸福」と。

 ブッダの思想に似た所があり、印象が強かった。「自分ができることに励め」は、高齢になり不自由が増えてきても、その事にあまりとらわれず、「---励め」と理解でき、そのようにしたいと思っている。が、他人についての考え方は少し違っているようだ。いっさいは縁起がつくった現象である。これを認めるなら、状況を変えることは簡単。初めて他人と出会う時には、身だしなみなどに気を遣おうと。

 とはいえ、心乱されるものを見定めて避け、自由で静かな心境を得る事こそ幸福、とは処世術だ---と思う。

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