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奥秩父や奥多摩周辺の山と花の風景を楽しんでいるデジカメ日記です

唐沢鉱泉から天狗岳へ

2012年12月24日 | さんぽ

2012年12月23日(日) 晴れ

唐沢鉱泉→西尾根→西天狗岳→東天狗岳→黒百合ヒュッテ→唐沢鉱泉

今日は天気の良さそうな冬の八ヶ岳、天狗岳へ。
三連休の初日は生憎の雨模様であった。特に用事もなく、のんびり過ごす。二日目は天気予報とにらめっこした結果、久々に八ヶ岳は天狗岳へ出掛けることにした。冬の天狗は渋の湯を登山口としていたが、今回は唐沢鉱泉から登ってみた。

<もうすぐ抜ける>
トレースがなければ黒百合ヒュッテを回って登ることも考えていたが、登山口で確認すれば足跡はバッチリ。迷わず西尾根へ取りついた。コメツガの樹林帯は暗い。雪も予想以上に少なかった。



<蓼科山>
暗い樹林帯を抜けると第一展望台へ飛び出る。北アルプス、木曽駒、中央、南アルプス、白い頂が連なっていた。いっきに青空が広がる。蓼科から美ヶ原も綺麗だ。



<諏訪湖付近>
眼下には街並みが。



<西天狗>
これから登る西天狗も仰げる。



<赤岳、阿弥陀>
そして、南八ヶ岳の主峰、赤岳と阿弥陀を辛うじて望む。



<立ち枯れ>
樹氷が立ち枯れした木々に見られた。思わず立ち止まり、急登に備えてお腹を満たす。そして、山頂近くに直登している前のパーティを発見する。



<西天狗を見上げ>
上を見れば風が出てきたのか、白い雪煙があがっている。ストックからピッケルに持ち替えた。



<山頂直下>
薄い踏み跡が四方八方にある。とにかくここを直登だ。



<西尾根>
振り向けば歩いてきた西尾根が見下ろせる。


<まだ山頂直下>
蓼科山あたりが雲に隠れようとしている。後ろの硫黄岳も雲の中だ。



<西天狗山頂>
そして、西天狗岳へ登頂した。ここの山頂は3~4年ぶりだと思う。やはり冬の山頂だった。しかし、今日は意外と温かい。素手でカメラのシャッターを切ることができる。鼻水もそれほど出てこない。フェイスマスクもゴーグルもなしだ。



<浅間山遠望>
黒斑、浅間山あたりも晴れて、見通しがいい。



<鞍部から>
西と東の鞍部に降りてきた。



<これから登る東天狗>



<振り返って西天狗>



<東天狗への登り>



<赤岳、阿弥陀>
まだ雲が取れない。



<東天狗山頂>
展望の良い山頂へ着きました、東天狗岳。ここは西天狗と違って、人がたくさんいる。黒百合ヒュッテからのピストンだと思う。それに縦走路となっているためだ。



<蓼科山、北横、縞枯、そして丸山から中山>
北八ヶ岳も良く見える。



<赤岳、阿弥陀>
やっとお目見えだ。雲が取れて硫黄の奥に赤岳と阿弥陀が。



<また西天狗>
ここでは景色を焼き付けるだけだ。休憩はヒュッテまでお預け。



<また赤岳と阿弥陀と硫黄岳>
さて、黒百合ヒュッテまで下山しよう。



<ここも下って>



<車山、美ヶ原>
蓼科の左に車山、そして美ヶ原。雪がまだ少ないように思えるが。



<シュカブラ>
風で出来た雪の模様、シュカブラというらしい。ちょっと薄いけど。



<天狗岳>
右が西天狗、そして、左が東天狗岳。西が2,646m、東が2,640mと西天狗岳のほうがちょっと高い。



<花が咲いて>



<また天狗岳>
ここでまた振り返って双耳峰の天狗岳を眺める。



<黒百合ヒュッテ>
ヒュッテに到着した。ピッケルをしまって、ストックに交換する。そして、冷たいおにぎりとパンを食べる。今日は風もなくいい感じ。マイナス20度の時は数秒で指先が痛くなった。



<再び樹林帯へ>
ヒュッテで休息したのち、再び下山開始する。唐沢鉱泉が近づくと足元は凍結していた。温泉に入って帰りたかったが、眠くなるのでやめる。

2 コメント

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たそがれさん、ど~も^^ (あんぱん)
2012-12-25 04:36:12
たそがれさん、ど~もど~もです。
この日は温かく、雪は少なかったですね。私もラッセルだけは嫌っていたんですが、踏み跡バッチリで助かりました。でも、人がたくさんいましてね、静かな山歩きより景色重視の山域ですね、八ヶ岳は。ほんとラッキーなお天気でした。
たそがれさんのようなシブイ山歩きとはちょっと趣向が違いますが、どんな山でもその季節季節の味があっていいですね。
ありがと~ございま~す。(ペコ)
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天狗歩き (たそがれオヤジ)
2012-12-24 22:43:44
こんばんは。
うわーきれい。その一言ですね。天気にも恵まれて最高じゃないですか。
やはりロケーションが違って、日光あたりの山よりも空間が広くて、展望もさらに開けますねぇ。
その昔、同じコースを2月に歩いたことがあります。強風で、さらにラッセルでした。
雪がちょっと少ない感じに思えますが、この時期が最高かもしれませんね。
この景色を見たら、つい行きたくなってしまいます。
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