ヤマネ接骨院鍼灸院日常記(ブログ)

京都府福知山市でヤマネ接骨院・鍼灸院を開院しております。
日々色々なことを考える場としてブログを活用しています。

灸のあり方

2018-12-11 20:07:53 | 鍼灸
皆様、こんばんは。


一気に寒くなり、気温も今朝は3℃。


福知山、丹波地方特有の『照り』がない日中で、午後から雨が降りました。


ここからは、少し東洋医学の話。


日の照りがない、寒さ、冷え+湿気、底冷え(もっと冷え込んできますが)が特有のこの時期。


地域を表すときも、『山陰』と言われるぐらい、『陰』がついてくる地域。


しょうがないですが、『陰』の部分が特有な気候に表れていると思います。


直接的な原因や自分でお持ちの原因はありますが、


その『陰』の部分=外的なことが、体、体調にも影響して・・・という時期になってきていると思います。


そこで?


今日の午前診に『鍼灸』治療で、『灸』の方が続いた時に思ったのですが、


基本、当鍼灸院では、『熱っ』というような、灸治療はしていません。


『温かさを体、患部に入れていく』イメ-ジです。


受けやすく、初めての方で抵抗のある方は、結果『食べず嫌い』みたいな。


『陰』的な要素の地域だからこそ、自然の艾を使って、『灸』治療で、温かさ=陽に導く。


煙が出ますが、灸の時のにおい、やはり燃やしますので、院内の温度は上がりますし、『陽』の方へ。


灸治療をしながら思ったことでした。


もちろん、症状に対して『灸』が有効か?症状に適切か?で判断していますので、『陰』→『陽』へという説明は診療中はしていません。


となると、福知山、丹波地方は灸の役割?が重要なところと思いますね。


※実際は、この地域に『灸』って根付いているのかな?


開院から積極的に『鍼灸治療』を取り入れているので、二-ズと言ううか、歴史と言ううか、『灸』文化と言うのを思ったことはないですね。


私は幼少期、経験はありますよ。


ひい御祖母さんがおられましたしね。


鍼灸院も今ほどではないですが、昔から数件はありますし・・・←灸は、それでも、自分の家で…と言う感じでした。


※接骨院の地域的な歴史は少し知っています。鍼灸は鍼灸師会(に入らなくても業務ができるので)入っていないのでかな?歴史を聞くことはないですし、反対に接骨院の会には入っていますので、歴史は聞きます。


でも、↑私の年齢で思う事であり、私の年齢以下の方はどういう感じで思っておられるのかな?


書いていて、追記の方が長くなってきた(笑)



一度、鍼灸と地域について歴史を学ぶのもありかもですね。




コメント
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