上の記事のつづきになっています(いちおう)。
そんなわたしは、さいきん寝る前に昭和芸能史の本を読むのがシュミです。(しょーもない・・・。)芸能史になると、もはやレビュー関係ないよーな話がいっぱいですが、おもしろいです。特に「門付け萬歳」に興味しんしん。門付け萬歳って、漫才のルーツなんだってねえ。これ、有名な話なんですかね?わたし、知らんかったんですよ(「萬歳」を「漫才」と表記を変えて登場させたのが吉本興業らしい。)
1970年代まではけっこう残ってたみたいだし、わたしと同年代でも、見たことある人は見たことあるんだろうなあ。
正月に、鼓弓とか鼓を奏でつつ、めでたい歌を一節歌ったりして家々を巡りあるいた門付け萬歳。全国にあったそうですが、なんと現在の漫才(お笑い)の直接のルーツは尾張萬歳なんですってねえ。尾張!愛知県!
住んでるとぜんぜんお笑いってカンジしないですがね、愛知・・・。
特に知多の辺りが有名だったらしい、と読んで「なぬっ。尾張っ!知多っ!」と想像を巡らす日々を送っていたんですが、連休初日のおととい、たまたま知多の新美南吉記念館に出かけたところ、わたしの目の前にいきなり門付け萬歳ネタ登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/a3/9d9bbce86e850e668a9febd09a27fe51_s.jpg)
いきなり門付け萬歳に使う楽器の現物展示が目の前に!
ど、どーしてコレ見たかったの知ってるの・・・?ああ、レビューの神様ありがとう!(これはレビュー関係ないけどね・・・)
新美南吉が書いた童話の中に「最後の胡弓弾き」という作品があって、それが「門付け萬歳ネタ」なんですねー。
「新美南吉童話集」がね、むかーしウチにあったんですよ。どこかから、もらったものだったと思います。それが、ケース入りで超分厚い&重いもんだから、我が家ではドアの押さえ道具として使われていたんですよ。(不憫な本だ・・・)
当たり前のように、ドアの重しになっていたので、幼少のみぎりにはソレが本だという認識すらなかったわけですが、だいぶ大きくなって、
「これは本だぞ。読めるんじゃね?」
って気づいて、ひととおり読んだはず・・・。「最後の胡弓弾き」も入っていたと思うんですが、まったく記憶にありませんでした。
それで昨日は本屋で新美南吉童話集を探して買ってきて読んでました。岩波文庫に入っとるんですね。
![](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51X1KA5D09L._SL100_.jpg)
ふむふむ。「手袋を買いに」はやはり名作だのう・・・。
ところで、「ごんぎつね」に出てくる「兵十(ひょうじゅう)」っているじゃないですか。兵十はモデルがいるらしいですよ。「江端兵重」さんがモデルなんですって!(記念館に説明書きと江端兵重さんの顔写真があった)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/2d/e20a975c7e0c4a2db5b5bf9598bb660b_s.jpg)
これは新美南吉記念館のそばの矢勝川。「ごんぎつね」の舞台と思われるところ。兵十はここで「はりきりあみを使って、お母さんのためにウナギをとっていた」んですねえ。
矢勝川は堤防沿いに彼岸花がたくさん植えられていて、名物になっているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/95/f0024b3c1517b855baab2867d1c915e2_s.jpg)
たぶん来週がピークですね。今週は3割咲きぐらいだったな。
新美南吉記念館、入場料が200円なのにけっこう充実した展示で良いところです。建物が地下にうまっていて(?)、面白い構造なんですよ。「なんとか記念館」は過去にイロイロ見ましたが、かなり印象に残る記念館のひとつでした。知多・半田って、けっこう良い観光地なんだなあ。子供時代に少しだけ住んでたことがあるんですが、知らんかったわ。
と、知多観光は楽しかったんですが、こんなことをしているヒマがあったら、裁縫を練習すべきだ!と、きょう友人Nに会ってだいぶ反省したわたしであった・・・。新美南吉童話集を読んで喜んでいる場合じゃないっす!
そんなわたしは、さいきん寝る前に昭和芸能史の本を読むのがシュミです。(しょーもない・・・。)芸能史になると、もはやレビュー関係ないよーな話がいっぱいですが、おもしろいです。特に「門付け萬歳」に興味しんしん。門付け萬歳って、漫才のルーツなんだってねえ。これ、有名な話なんですかね?わたし、知らんかったんですよ(「萬歳」を「漫才」と表記を変えて登場させたのが吉本興業らしい。)
1970年代まではけっこう残ってたみたいだし、わたしと同年代でも、見たことある人は見たことあるんだろうなあ。
正月に、鼓弓とか鼓を奏でつつ、めでたい歌を一節歌ったりして家々を巡りあるいた門付け萬歳。全国にあったそうですが、なんと現在の漫才(お笑い)の直接のルーツは尾張萬歳なんですってねえ。尾張!愛知県!
住んでるとぜんぜんお笑いってカンジしないですがね、愛知・・・。
特に知多の辺りが有名だったらしい、と読んで「なぬっ。尾張っ!知多っ!」と想像を巡らす日々を送っていたんですが、連休初日のおととい、たまたま知多の新美南吉記念館に出かけたところ、わたしの目の前にいきなり門付け萬歳ネタ登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/a3/9d9bbce86e850e668a9febd09a27fe51_s.jpg)
いきなり門付け萬歳に使う楽器の現物展示が目の前に!
ど、どーしてコレ見たかったの知ってるの・・・?ああ、レビューの神様ありがとう!(これはレビュー関係ないけどね・・・)
新美南吉が書いた童話の中に「最後の胡弓弾き」という作品があって、それが「門付け萬歳ネタ」なんですねー。
「新美南吉童話集」がね、むかーしウチにあったんですよ。どこかから、もらったものだったと思います。それが、ケース入りで超分厚い&重いもんだから、我が家ではドアの押さえ道具として使われていたんですよ。(不憫な本だ・・・)
当たり前のように、ドアの重しになっていたので、幼少のみぎりにはソレが本だという認識すらなかったわけですが、だいぶ大きくなって、
「これは本だぞ。読めるんじゃね?」
って気づいて、ひととおり読んだはず・・・。「最後の胡弓弾き」も入っていたと思うんですが、まったく記憶にありませんでした。
それで昨日は本屋で新美南吉童話集を探して買ってきて読んでました。岩波文庫に入っとるんですね。
![](https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51X1KA5D09L._SL100_.jpg)
ふむふむ。「手袋を買いに」はやはり名作だのう・・・。
ところで、「ごんぎつね」に出てくる「兵十(ひょうじゅう)」っているじゃないですか。兵十はモデルがいるらしいですよ。「江端兵重」さんがモデルなんですって!(記念館に説明書きと江端兵重さんの顔写真があった)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/41/2d/e20a975c7e0c4a2db5b5bf9598bb660b_s.jpg)
これは新美南吉記念館のそばの矢勝川。「ごんぎつね」の舞台と思われるところ。兵十はここで「はりきりあみを使って、お母さんのためにウナギをとっていた」んですねえ。
矢勝川は堤防沿いに彼岸花がたくさん植えられていて、名物になっているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/95/f0024b3c1517b855baab2867d1c915e2_s.jpg)
たぶん来週がピークですね。今週は3割咲きぐらいだったな。
新美南吉記念館、入場料が200円なのにけっこう充実した展示で良いところです。建物が地下にうまっていて(?)、面白い構造なんですよ。「なんとか記念館」は過去にイロイロ見ましたが、かなり印象に残る記念館のひとつでした。知多・半田って、けっこう良い観光地なんだなあ。子供時代に少しだけ住んでたことがあるんですが、知らんかったわ。
と、知多観光は楽しかったんですが、こんなことをしているヒマがあったら、裁縫を練習すべきだ!と、きょう友人Nに会ってだいぶ反省したわたしであった・・・。新美南吉童話集を読んで喜んでいる場合じゃないっす!
な、なんと含蓄のあるお言葉!!(感動)
その意気でゆきたいと思います。
そーですよねー~。向いてないものは向いてないんですよねえ~。
うち、母親も家事全般ダメでしたからね・・・。
実家基準で生きてきたので、周囲が結婚しはじめて、新婚家庭にお邪魔すると、雑誌に出てきそうなカンペキな家事っぷりを目の当たりにして心底オドロキだったですよ。
>でも、美味しい煮物はヨソんちからおすそ分けしてもらおうじゃないの(笑)。
はははは(笑)じつは友人Nんちで、手作りミートソースをもらってきてしまったのです。
翌日の昼食に大活躍。
すごいおいしくて感動してしまいました。
で、フランスみやげのハーブ胡椒も「余ってるから」とくれたんですが・・・これ、どうやって使うのかなーと(笑)
とりあえず飾っときます(笑)
>バロック時代の男性は、レース編みがお上手であることが教養の必須科目(笑)だったそうです。
えっ。草食系男子!?(笑)
男子の教養も、国や時代でいろいろなんですねえ・・・。
Kさまは、反省して裁縫のお稽古なぞ、しなくていいのです。
なみ縫いとボタン付けと裾かがりぐらいができればいいのです。
わたくしごとではありますが、
私は家庭科の成績はずっと「2」でした。
母が趣味の範囲を超えて洋裁が上手かったので、宿題をやってもらったりしたのがバレて、
余計に先生に目をつけられたせいもあるでしょう。
が、元来手先が不器用。がさつ。ぐうたら。
「出来ない」ことをアピールすれば、誰かが見るに見かねてやってくれます。
世の中には、手芸を趣味とする女性(未婚・既婚関係なく)がいっぱいいます。
不思議なことに、私の友だちや親戚には、プロ級の人が数人おります。
・・・私の勝手な解釈なのですが、
デキない私の周りにはデキる人がいてくれる。無駄な抵抗(笑)はやめて、お任せしよう・・・
料理も苦手なんですけど、これは毎日必要なことですから、苦手でも何か作らないとあかんのよねー。
でも、美味しい煮物はヨソんちからおすそ分けしてもらおうじゃないの(笑)。
だから、Kさまは(今さら)そのような家事に目覚めていただかず、
トリビア記事を集めてUPしてくださることの方が大切、と思います(あくまでも読む方の希望)。
漫才のルーツが三河地方だったとは、ビックリです。
ムーランルージュといい、新美南吉といい、興味深いネタをUPしてもらって、
楽しく読ませてもらって、ありがたいです。
ちなみに。
話はビヨーンと飛びますが、
バロック時代の男性は、レース編みがお上手であることが教養の必須科目(笑)だったそうです。