いつもありがとうございます、ヤマキです。
さてさて、タイトルの通りですが、仙台まで行ってきました
土曜日の15時現地到着指定で、前日の23時出発、翌日8時に志摩へ戻りました。
内容は、先の東日本大震災による津波の影響で転覆した船舶を引き取りに行くユニックチャーターです。
転覆といっても仰向いただけで損傷もそれほどひどくなく、直せばまだまだ使えるんですが、
現地ではそこまでの余裕がないらしく、縁のあった志摩へ嫁いでくることのなったそうです。
船の輸送はこの間のコレがまだ記憶に新しいですが。。。
幸い、東北の指定されたインターを利用するトラックは、全区間無料です。
ニュースでもあったように、流出車両は本線まで並ぶ渋滞ぶりでしたけどね
料金所へ入ると、ご覧の通り(画像が乱れてますが)料金は表示されるんですが
「遠いところお疲れ様でした~、料金は結構ですのでどうぞ~」と通してもらえました。
仙台と言うことで、牛タンを頂いてきました。
確かに言うだけのことはありました。ホンマおいしかったです。
道中ですが、知り合いの長距離のドライバーや三重交通の運転士などから「東北道はバネが折れるかってくらい
道が荒れてるからね」とアドバイスをもらってましたが、納得です。
車両の通る部分だけオーバーレイで補修してはあるんですが、舗装ジョイントはバッチリ出てますし、
所々はボコボコでした。それ以外の所は、地震で歪んだり沈下したまま放置されてました。
↓すぐ向こうが海岸線です。分かり辛いですが、津波が来た影響で荒れ野原になってます。
一見、上屋がしっかりしているようなのですが、津波が外壁や内部を押し流してます。
何とか通られるようにした道路と、打ち上げられたままの船。
津波を受けた建物や撤収された瓦礫、積み上げられた車。
所々で見られた、各地から観光バスで到着し説明を受ける復興ボランティアの皆様。
(道路沿いの白い防護柵がなぎ倒されてるのわかりますか?)
さて、現地には早い目の14時に到着し、マリーナの社員の方とも緩いトークも交えながら
積み込み作業です。船はヤマハの現行モデルです(って、僕は船は全く守備範囲外ですが)。
16時に現地を折り返しました。
日曜日午前8時、無事に納品完了です。
ぶっ通しで走り続けたファイター君、虫だらけです
きれいに洗わせていただきました。
ちょっとこぼれ話ですが・・・、
伊勢自動車道終点料金所でこの通行券を渡したら普通に「30300円です」と
請求されました。「いやいや無料でしょ?」と言うと、何やら内線電話で問い合わせて
出た答えが「罹災証明書が必要です。」と・・・。「いやいや、中型車以上は
関係ないでしょ?」と言っても「ここでそんなこと言われても困ります。」的な・・・。
ま、思いつき内閣に振り回されてる仕方なさもありますけど、そこは
一応プロなんですから、しっかりして欲しいモンですな
事務所へ戻り、今回の日報を。
総走行距離1952km、給油量341.2リットル。
最高燃費6.4km/L、最低燃費5.1km/L トータル燃費5.7km/Lでした。
片道13時間、全行程33時間の旅でありました。
謝辞)現地でお世話になったS良様、このたびはありがとうございました。
無事に帰還してます。またお会いできることを楽しみにしております。
補)今回、被災地を実際に訪れましてカメラに何枚かその状況を納めさせてもらいました。
現地の方々のことを思うと、あれこれカメラを向けるのも気が引ける思いでしたが
きちんと志摩の人にも知っていただけることも重要かと考え、撮影・公開いたしました。