山紀建設な日々

その日の作業の内容からプライベートに至まですべてお見せします

インターロッキング工事

2012年09月25日 21時55分23秒 | 仕事

ども、あっという間に日が過ぎている山紀です。

 

ここのところ出張やら余所行きが多く、現場にいても忙しくて
なかなかカメラを持つことがありますせんで、ブログのネタがありませんでした。

ま、facebookでは毎日アップしてますのでそちらをご覧の皆様は
僕の動きはすべて把握されてるのかと思いますけども(^_^;)

 

さて、ただ今の山紀はインターロッキング工事を行ってます。

先日、進入路拡幅工事をさせていただいたお宅で、今度は
建物の前の駐車スペースの改良工事になります。

進入口が狭くてトラックが出入りできなかったので、まずは進入口の拡幅から
行って現在に至ります。

まずはスキトリ作業。

玄関脇にご主人が植えておられるきれいな松がありまして、
これが将来大きくなってインターロッキングを犯さないように防根シートを埋設しておきました。
あとから御影の縁石で見切りを入れます。

 

路盤砕石も完璧に施工しました。

路盤の締め固めは4tローラーを使用しました。
散水転圧なので見ての通りカンカンに仕上がります。既にクッションサンド(敷き砂)がダンプで
納入されてますが、ダンプのタイヤの跡も付いてないくらいです。(重機協力:(株)キナン志摩さま)

 

さて、広くなっても進入口はこんな坂道です。、

あの見えているカーブのヒネリが嫌なんですよね。

ちなみに今回使用するインターロックはざっと5000枚。トン数にして約14t。
僕のユニックはこの上の市道までしかアプローチできないので、資材置き場から小運搬です。

これ1枚1.5t弱に調整したパレットになります。全部で10枚。

運んでます。

まさかのラジコン無しのユニックで多少戸惑いましたが、玉掛けの時に不便ですが
荷物が重いのでレバー操作の方が僕は楽なのでいいですけどね(^^ゞ

明日から専門の施工業者さんに来てもらってインターロッキング敷設です。

 

ちなみに先日は車を運んでました。

某・大手ネットオークションで落札された車両です。
個人売買のお手伝いも致しますよぉ!

 

山紀でした。



 

コメント (7)
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アイバワークス

2012年09月14日 17時36分14秒 | 仕事

突然ですがこの題名を見て、クロカン車をイメージした人もいるでしょうか?

僕も最初に乗っていた車がランクルプラドでしたが、その当時のキャリーラックやカンガルーバンパーと言えば
アイバワークスでした。今から15年ほど前の話しですが。。。

 

それが今ではトラック業界にその名をとどろかす存在になっているのはご存じでしょうか?
ま、どちらも知らんわい!って方も当然おられますでしょけども(^_^;)


アイバワークスの社長は元はラリー屋さん。
そこからステンレスでの車両部品の造作に端を発し、今ではトラックボデーでは通好みの
メーカーとして知られています。一番の特徴と言えば

溶接に頼らず、ボルトオンでしかも鉄ではなくステンレスやジュラルミンを使っているところです。

(ステンレスは鉄よりも薄い量で強度を出せることから積載量が恐ろしく稼げるんです。
アルミは軽いですが強度を出そうとすると相当な重量が必要になります。)

しかも、大量生産は一切行わず、一台一台職人が手作り、打ち合わせも
実際に図面や車両を目の前にユーザーと顔を合わせながら行う徹底ぶり。一切の妥協がありませんし
ものすごく細かい所にまで(ミリ単位、キロ単位)気を遣っていく素晴らしいメーカーさんです。

社長の凄いところは、すべてのメーカーのすべてのトラックのあらゆる数値が既に頭の中に入っていることです。
だから現場のその場ですぐに暗算でトラックの大筋が出来てしまうんですよね。
そして、おそらく社長と会った人はみんな言われてると思いますが、

「値段を言うならヨソへ行ってくれ!うちはそんな車は作らねぇ」
「乗り手の顔の見えない車なんて作っててもおもしろくねぇ」

ホントの職人です。社長室には日本地図が貼ってあり、納入したユーザーの位置に印がしてあります。
そして出荷された完成車両はすべてA4サイズの写真にして壁に貼ってあります。

さてそんなアイバさんとは、僕は2年ごとに東京で行われているトラックショーでの展示会で
お会いするだけでしたが、今回、当ブログの常連さんでもありfacebook友達の石下運輸(株)の石下社長の
アイバワークス本社での打ち合わせに同行させていただくことになりました。

石下社長は重機・資材輸送のスペシャリストですが、もうアイバを何台も所有されてるヘビーユーザーさんです。
今回も来月に納車される車と、年末に納車される車の打ち合わせに誘っていただきました。
「今日の発注で納車は来年5月!」って事実を知った石下社長はその場で更にもう一台予約を入れてましたが(^_^;)。


さて、文章が長くなりましたが、ここからは写真の連続でどうぞ!

廊下から見える工場内。


打ち合わせ風景。例えばスタンションが一つ4kgなので、10個だと40kg増ですとか
ユニックがあるので8cmくらいの確保が限界、できてあと1cm、、、ってホントに緻密な打ち合わせです。
総重量25t、全長12mの車を目の前に、「あと50kg、あと数センチ」の情熱です。

あとこの写真を見ると分かるかと思いますが、工場内に一切ゴミが落ちてないんです。
油や水もこぼれてません。ディズニーランド並みの手入れです。

 


カーキ色のシャツを着た男性がアイバ社長です。まもなく70歳。でもバリバリの現役です。
その隣はUDトラックス京都支店の若杉係長。

この車、僕のハートにメガヒットです。ふそうのナロー幅短尺増々トン、タダノの長尺。見てると欲しくなってきますが
これでおそらく1500万くらいかなぁ?ムリムリムリムリ!!!!


これから製作に入るシャシ達ですが、他の架装メーカーと圧倒的に違うところがこれです。
すべて室内保管なんです。

黄色いUDが石下さんの次の車。この仕様は日本でも衝撃の仕様です。
GVW25tで見ての通り、前方格納のセルフクレーンです。しかも積載が13t確保!こんなのオーダーじゃなきゃ無理!

そして年末に出荷される予定の8tシャシも。石下社長自ら確認。

 

あと、fecebook友達&アイバ会繋がりの山形県、(株)重起さんの出来上がり車両。
この翌日出荷&陸送されていったそうです。

ううぅ、やっぱりふそうはええなぁ・・・。と思っていたら横に立っていたアイバ社長曰く
「ふそうはダメだ!積載が取れん!しかもコイツはカスタム(グレードの名前)だから余計だ!」だそうで(^^ゞ

これもタイヤが265なのに床も低く、床も薄く、こだわりの車両じゃないでしょうか?素敵(^。^)
このブログを書いている最中に重起さんからfacebookでメッセージが来ました。
「アイバ社長から、次からはカスタムはダメだって!」
釘を刺されたようです(^_^;)

 

お昼はアイバの専務さんと弟さんとお奨めのそば屋さんへ。
ツルっといただきました。

 

年末にはまた石下さんの8tの製作があり、更に予定を入れてた8tが来年の5月頃ってことは
来年のトラックショーにも石下さんの車が出たらって時期が違うかな?

これ、去年のトラックショーの写真。隣の黄色い10tは石下さんの納入車両です。

GVW22tなのに13.4tの積載とれちゃった強者です。。。税金も安くなるから良いですよね。

ではまたー。

 


 

 

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さまざま・・・

2012年09月12日 13時25分41秒 | 仕事

ども。この時間(13:30)に珍しく事務所におります。

次の打ち合わせまで若干時間があるので事務所でブログアップです。
と言っても、既に以前のカキコから10日経過ですか!早いですねぇ、日が経つの。

ま、相変わらず多忙の毎日でかつ現場がアッチこっちに広がってしまったので
ネタがまとまらないんですよね。

さて、まずは個人宅の進入口拡幅工事の現場です。

このお宅は市道から一気に下りながら直角カーブという超過酷進入口です。
これを広げてカーブの勾配ももっと楽に出来ないか?と言うご要望です。

ただ、この現場までもアクセスが大変。何とかこの状態でユニックが
作業できていますので御の字と言えば御の字ですが・・・。

見ての通り、この先は乗用車で精一杯の道路です。
帰りはここから延々とクネクネと400m程バックします。

カーブ地点の整形工事のヒトコマ。
もう何が水平なのかワケがわからなくなります。

ちなみに旧舗装版を破砕するためにブレーカー(コンクリートを割る装置のことです)を
取り付けた重機を使っていましたが、勾配に耐えきれず何度もひっくり返ろうとするので
後半はイライラしてました(^_^;)


何とか舗装のコンクリート打設にまで漕ぎ着けたところです。

勾配は測ってみたら38%でした(1mで38cmの段差)。
これ、車道としては驚異的な数字で僕の施工経験上、最大値更新です。

 

さて、そんな現場をこなしながら・・・

(株)山下組様・作田建設(有)様共同企業体で着工されてます、志摩市給食センター新築工事の現場のヒトコマ。

22mパイルの試験打設が始まったので見てきました。馴染みの職人さんも沢山見学に来てました。
ファインダーに収めようとどれだけか下がってみましたが、クレーンもパイルドライバーも収まった頃には豆粒みたいな
写真になったので、開き直ってアップの写真です(^^ゞ

 

ユニックチャーターの時のヒトコマがこれ。

晴れていたのにゲリラ豪雨でした。同級生のaid武富氏からの依頼でしたが
リフォーム工事が完了したお宅への上階への大型家具の吊り込みと建材の荷揚げでした。

もう少しでタンスがビタビタになるところでした(^_^;)

 

そんなことで毎日頑張っている山紀なのでしたぁ。

 

 

 

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お買い物♪

2012年09月02日 11時52分39秒 | 仕事

ども、日曜日いかがお過ごしですか?

山紀はですね、実は今月は平日休日含めて現場を空けて県外などへ行くことが多くなります。
今のところ行くことになっているのは、大阪・神戸・岐阜・長野・福井・名古屋・香川。。。

休日じゃないとダメな予定と、平日じゃないとダメな予定が混在してますが、コレに伴い
「今月は現場を空けても大丈夫なように振り替えで出来る段取りはやってしまおう月間」になります(^^ゞ

 

さて、早速ですが大阪・神戸は先日行ってきました。

内容は「山下組さんラフタークレーン買い換えの物件下見」です。
今ある5tラフターがお歳を召してきているのと、オペの世代交代とのことでこれを機会に心機一転
車を入れ替えるってのが目的らしいです。狙う獲物は10tラフター。ま、ミニラフですね。

新型は12t(KATOは13t)まで行けるんですねぇ。5tラフターも免許の縛りで12tラフターから
単なる減トンをしているだけで車体は全く同じですけどね。

さて、まずは大阪南港の保税ヤードにて。。。

ずらり並べられた10t(右側は12t)ラフターです。ちなみに、右側の黄色いのは最高ですね。
年式もそこそこ、距離とアワーメーターはやっぱりクレーン屋さんなのでごっつい数字出てましたが
タダノやし、値段も1000万円オーバーです。までも、これもあっという間に売れていくでしょうね。

で、手頃なコイツをチョイス。

一応試運転してみました。
初めてのKATOです。KATOユーザーからは根強い人気ですが
それ以外のユーザーからはけちょんけちょんに言われるモデルですね。コイツも電子デバイスの故障が
心配になる機械でした。ま、何の説明も受けず初めて乗るモデルなので使い方が分からないところもあるんですが。

でもブームが硬いのと旋回がスムーズなので、素人でも乗りやすい感じでした。
俗に言う「除夜の鐘」現象が起きにくい感じです。ただ、スロットルも吹きにくいしただ遅いだけなのかも?

次は神戸。

僕の大好きなタダノです。というか、僕の師匠(以前当ブログにも登場したK山先生)がタダノ派なので
僕もタダノ派です。自分の車もタダノですが、やっぱり強いし、乗りにくい癖がある様に思えますが
それをこなすと絶大な信頼が生まれる玄人好みのクレーンです。

何よりコイツ、レスポンスが最高。ちょっとおもしろくなってきたので軽く振り回しましたが、
僕の腕では追い付かないくらい速い。明らかにクレーンの方が上です。
でも慣れたら絶対仕事に差がつく感じ。さすがタダノです。まさに元気モリモリのクレーン。
子フックを収めるのに必死で親フックは鐘つく寸前です(^^ゞ
さっき乗ったKATOが遅すぎたので余計に感じます。

さ、あとは山下社長の判断です。僕は断然タダノですが。。。


■■
さて、昨日は夕方片付けてから残業で地山でトン土のうを作ってました。
月曜日に仮設で10個ほど必要になるんです。土曜の5時と言えばアヴァンティです。
一切飲まない僕ですが、昔から聞いてます。この日も聞き耳を立てながら(^_^)b

普通は補助の人に袋を持ってもらったり、足場を組んでそれに引っかけたりするんですが
僕はこのスタイルです。重機の中からラジコンでフックの操作をして袋のしわを伸ばします。

ヒモが張ってしまったらユニックのあおりを外せばヒモも外れます。足場に引っかけると外すのが大変ですし、
補助員を付けると誤って接触事故の危険もあるので嫌いです。


以前、山下組さんの現場で1人で黙々と140個作った記録がありますが、そのときはコンパネで型枠を作って
それを土のう袋の中に差し込んで土を入れて、満杯になったら型枠を引き抜く方法でやりました。

普通の土のうは20Lのオイル缶が丁度良い大きさです。土のうの中にそこを抜いたオイル缶を入れるんです。
満杯になったらオイル缶を「ズボ!」っと引き抜くと1人でも簡単にできます。500kg土のうだったら半切りドラム缶かな?

これで1.3tですね。

18時40分、車のホコリを落として作業終了です。

 

さ、明日からまた頑張りま~す!!

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