2つの市民ジャーナリズム論 2005年08月05日 | メディア論 ネットジャーナリズムに関する議論をリードしてきた2つの有力ブログの間に、微妙な距離が生じている。各分野の専門家による良質の議論空間を期待する「ブログ時評」に対し、「ネットは新聞を殺すのか」は、言論のエリート支配打破のためには質にこだわる必要はないという立場のようだ。 社会が高度化すれば、同時に各分野の専門化が進む。世界全体を把握しようとする教養主義は廃れ、ゼネラリストに代わってテクノクラートが社 . . . 本文を読む