山川草一郎ブログ

保守系無党派・山川草一郎の時事評論です。主に日本外交論、二大政党制論、メディア論などを扱ってます。

2つの不幸な対面

2005年07月25日 | 社会時評
『ぷちナショナリズム症候群―若者たちのニッポン主義』(2002年,中公新書ラクレ)などの著作で知られる精神科医の香山リカ氏が、地方紙向けの論考記事で靖国問題について次のように書いている。 昨今は、日本の人々の気質に「感情優位主義」あるいは「涙優位主義」とも言うべき要素が加わっているようにも思う。北朝鮮の拉致問題と同様、この靖国問題を議論するのが難しいのは、そこに「子や親を思う家族」の存在が見える . . . 本文を読む