ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

大物は外れだったが、行けばそれなりの結果は出るものだ(20210820)

2021年08月21日 | 辺野古・大浦湾

2021年8月20日(金)辺野古・豊原

 19日に辺野古の浜にLCAC(エアクッション式揚陸艇)で上陸演習をやっていたと報じられたので、とりあえず行ってみた。辺野古は静かだった。では楽に待ちましょう。

平和の塔から辺野古川河口を望む。異常なし。14:14

静かだといい。作業船の出入りはあった。

目の前のつる性の花。14:34

バックに海を入れれば、極楽だと言いたいが、左先は埋め立て現場。

逆光の中を飛ぶ。嘉手納方向から東へ。米国海軍対潜哨戒機P-8だ。14:49

カメラは海に合わせているので、突然空を撮れば、露出補正は間に合わない。

暫く(約2時間)何もなかった。私用で書類の受け渡しのため、動かずに人を待つ。フォトグラファーは待つのが商売だから、苦にはならないが、撮るものないのはね。

民間警備会社のボートが帰る。16:46

どこまで帰るのか? 宜野座か、金武か。ご苦労なことだ。

だいぶ西陽が回ってきた。左後方の緑とピンクに見えるのは航路標識。ぼかしがきいている。右の奥の白は、外洋の波が珊瑚礁に当たって出来る白波。これもボケ効果。16:56

今日の私は芸術家だ。

標準形のレンズだとこう。17:07

普通に撮るとこう。左側が辺野古漁港。左奥に見える白いのが辺野古側埋め立て地の一角。潮が満ちてきた。17:12

ここに航空機やオスプレイが飛ぶ? 目の前をオスプレイやヘリが舞い上がり、シュワブ演習場のヘリパッドに降りるのだ(逆もある)。断じて想像したくない光景だが、現実味を増してきている。

76年前の戦争で亡くなられた方々を祈念する平和の塔(こちらは裏面)で西陽を押さえて。雲と松が輝く。再び戦争を起こさないのが沖縄の基本ー命どぅ宝ではないのか。17:16

突然騒音が聞こえてきた。

夕方からでるのか?! 海兵隊の水陸両用装甲車。17:33

併走する海兵隊のゴムボート(右)17:34

沖縄の戦争は終わっていない。軍事基地に盗られている不幸は続いているのだ。

航路に沿ってでていく装甲車。4両。17:34

水陸両用装甲車4両とゴムボート1。17:35

装甲車4両とゴムボート1。結果的に装甲車は6両だった。17:36

これだけでも十分うるさいが、音のボリュームではLCAC1台に負ける。

こうして私の芸術の時間は踏み潰された。

揚陸艦は見あたらないので、私は視界の広い場所に移動する。

右前方から輸送機だ。17:47

このマークは見かけないが、ハワイアン航空だ。成田と関西空港からハワイを結んでいるが、それだと方角が真逆だ。ハワイから嘉手納に向かう軍用航路だろう。パトリオットエクスプレスと言ってもいいのかな。在沖米軍(在日米軍も)は、ハワイのインド・太平洋統合軍司令部の傘下にある。

「憧れのハワイ」とインド・太平洋統合軍司令部のギャップのデカさ。ハワイの先住民からすれば、そんな話ですらないだろう。

航行中の装甲車。揚陸艦は居ない。今日はこの辺でやって、キャンプシュワブに戻るのだろう。17:50

豊原の一角から埋め立て現場を見る。奥のK-8護岸にランプウエイ台船が2隻。中に重機が10両もいる。17:56

立ち入り禁止の高台に2名の海兵隊員がたたずんでいる。何しているんだろ。Yナンバーの車で来ていた。遠くから失礼。軍服姿だから、公務中だと判断して撮りました。17:56

豊原の高台から。埋め立てはまだまだ終わらないね。海面から8.1mあまりにするのだから。18:21

久辺郵便局前からバスを待つ。バスは一時間以上来なかった。帰宅は20時を回っていた。

 

 

 



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