ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】野山が削られる工事を観る(20240528ー①)

2024年05月29日 | 辺野古・大浦湾

2024年5月28日(火)曇り後雨

二見入り口から(9時30分)辺野古に向かった。私の定番コース。

歩道の左側斜面にノボタンが咲いている。9:35

高さ10cm余り。花弁の直径約5cm。

これもノボタン。高さ2mを超えている。9:41

この花弁は随分淡い色。

ノボタンとシダ(横に伸びる)の仲間。9:42

ノボタンは灌木だそうだ。

ノボタンがあちこちに咲いている。9:55

風で揺れる葉の奥にノボタンが咲いている。この花を10枚以上撮った。

不規則に揺れる風。葉もバラバラに動く。ノボタンも動く。

イジュ。10:01

イジュの花は減ってきた。

ゲットウはもっと減ってきた。10:08

それぞれ開花期はズレている。

ネムノキ。10:17

自分より低い位置にあると撮りやすい。自由になる視界が広いから。

この道は国道329号線だ。両側がキャンプ・シュワブ演習場。

10:26 沖電工の高圧線地中化工事の現場。管路を埋設するための掘削工事が進んでいる。地中の土砂を吸い上げている。

私が立っているのは陸(右)側の歩道のない場所。木の根っこの上。

10:28 右側の森の中に浮かぶ「警告」掲示。米軍は、私達市民に対して「許可無き立ち入り禁止ー違反者は日本国法律により罰せられる」というのだが、日本に駐留している米軍・米兵などは日本国内法を遵守しているのか?! 「日米地位協定」などによって、二重基準という無法状態が続いている。

歩道側に渡る。

10:31 先の場所から50mぐらい。レンガ色の路線の奥が第4ゲート。本日のメイン観察ポイント。

国道の管理は沖縄総合事務局が担当している。国土交通省ではない。内閣府の管轄下。内閣府の下で沖縄防衛局とも一体なのだ。

余談ですが、レンガ色車線の右側にトラックがきたので、ズバリ入れた。3車線だが、片側1車線にプラスワン(レンガ色車線)の3車線。

10:35 第4ゲート前を振り向く。ゲート前の斜線が消されている。何故だろう。5月28日の沖縄タイムスはレンガ色の車線からしか入れなかったものを手前からも入れるようにすると解説している。こうなったら、交通渋滞がひどくなる。大浦湾側の埋め立てを本格実施するためだろう。私たちは、土砂満載を許してはならない。

10:46 第4ゲートの先の右カーブを過ぎると、こう。皆伐状態が見える。

皆伐が広がっている。重機が動いている。10:46

ところで、国道上の舗装にシミ(亀裂)が走っている。工事車両のせいじゃないのか。道路構造上の安全基準は担保されているのか。

工事現場を覗く。10:46

重機が屯ブロックを運んでおいている。

ここで屯ブロックを造っているのだ。袋を広げて、そこに周囲の森から引き剥がした土砂を落とし込む。10:47

作業員が袋を広げている。奥の鉄枠にはめる。周囲の伐採状態も見える。木々がゴミにされている。10:48

現代技術の破壊力に愕然とする私。

先を急ぐ。

3本の巨大なクレーンが動いている。10:51

何をしているのか。辺野古美謝川工事のエリアだ。鉄骨を地中に打ち込んでいる。青緑色のクレーンの右に撃ち込まれる鉄骨が吊り下げられている。左の電柱の右に吊り下げられているのは、油圧の撃ち込み装置。作業中。10:55

撃ち込むといっても物理的に打設しているのではない。音も静か。

これが油圧式の打設機。11:03

観ていると、確かに沈んでいく。埋め込まれているのだ。

11:03 左側の円柱のブツにつけて立てられた鉄骨。上部がややずれている。

11:05 2本わかりますか。クレーンで吊られている。

左はもう少し。右は始まったばかり。じわじわと地中に入っていく。

左側の機械。11:07

この7本の輪の中に秘密があるようだ。送り込む力があるのだろう。

今度じっくりと観察しよう。

11:10 奥のクレーンは箱に荷を積んで奥に運んでいる。積み荷は不詳。

11:11 素人の私にはわからないが、鉄骨を撃ち込み地盤固めをしているのだろう。

雨が降ってきた。

ド・シャブリになった。私はそのままゲート前テントに走った。ずぶ濡れになった。

テントに着いたら、レンズフードを落としていることに気がついた。戻るときによく注意して探す。

(続く)

 

 



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