2024年5月17日(金)晴れの後曇
二見入り口から辺野古に向けて私は歩いた。イジュの森が輝いていたやんばるの森の新基地建設に伴う惨状を是非とも私と伴に追体験していただきたい。どうぞよろしくお願いいたします。
10時6分、二見入り口着。国道329を宜野座・辺野古方向に向けて私は歩き出す。
10:11 ここは名護市の中学校給食調理場建設現場入り口。ここも森が破壊された。木々が伐採されたのだ。
10:19 ノボタンが咲いている。よく見たら、ウマオイムシのような緑の昆虫が付いている。「君も蜜を吸うのかな?」
沖電工の資材置き場。10:20
高圧線地中化工事のケーブルを埋設する管路。既に多くが埋設されている。
右側(陸側)に咲くイジュ。10:27
イジュ。高圧線鉄塔を敢えて入れた。10:35
10:46 ゲットウ。よく見れば、本(もと)から鞘がはじけている。本から花が開き、その力で鞘を押し開くようだ。
10:47 多くの自動車が走る329号線だが、歩いて見れば、こうなのよ。左側に歩道がある(右側にはない)。
10:55 ここでテンニンカを発見。この道沿いで見つけたのは初めてだ。まだ花ひとつ。
足場の悪い斜面であり、良いポジションを取れない。よって手前にお邪魔が入っている。悪しからず。
10:58 沖電工の地中化工事現場。青いボックスは泥水加圧処理機。これで地中に穴を掘った土砂を吐き出している。クレーンが支えているのは何だ? 掘削の機材か? 要確認。
11:00 この下が第4ゲート。ガードマンがずらりと並んでいる。
私は右側にいる。歩道はないが、ここは木の根元。車道より1mは引っ込んでいる。
左の歩道をあがってくるガードマンは、私を見つけたからだろう。
右側にはイジュが咲いている。11:02
この花の魅力は白い花が寄り添って咲いており、ボリュームがある。花弁全体に丸みがある。密に咲くから華やぎがある。
第4ゲート前。11:06
散水車が水を撒いた跡に、彼らの影が映らないかと思ったが、少々失敗。日差しが薄らいできたようだ。
没個性の図にするのは、彼らが没個性の管理マシーンだから。座り込んでいる人がいる時は、対峙関係となり、こうは撮れない。今は彼らしかいないからこそ、こうした構図が成り立つ。
第4ゲートをしらっと通過。皆伐を隠すための(地固めの)緑の塗装。11:06
私を追尾してきたガードマンの彼。振り向けば、何らかの確認の動作をしている。11:12
意味不明。今度教えていただこう。
11:19 旧第4ゲート方向。排水管路が置かれている。右外れは弾薬庫。
11:19 左(海)側キャンプ・シュワブ第2ゲート手前。よく見ると鞍部に鉄板が引かれている。クレーン車を支えるだけの構造物が埋設されているようだ。
11:19 陸側正面左右に200mぐらいが皆伐されている(この両側の左右も)。
右側の辺野古美謝川付け替え工事現場。今日も重機が怪物くんぶりを発揮している。11:21
ご覧あれ。
かみつく! 11:21
バギ、バギ。11:29
折り倒し。11:29
11:29 どうだ!(とは聞えないが)
隣に咲くイジュ。11:41
皆伐された場所にもイジュなどが咲いていたことは間違いない。私は目眩がしてくる。
ここで、私は第4ゲートに戻った。2回目の搬出入への座り込みが行なわれるからだ(別稿で書く予定)。
戻ってきた。
12:31 昼休み中だが、彼の仕事の「成果物」と伴に。
因みに、辺野古美謝川の付け替え工事は、新基地建設に欠かせないことなのだ。付け替えないと、埋め立ては不可能になるからだ。溢水、洪水などをひきおこす。だから建設予定地の外に河口部・流路を付け替える。新基地建設は、幾つもの自然を壊すことを重ねなければ不可能なのだ。
名護市の浄水施設の左奥に、キャンプシュワブの鞍部に橋をかけている。12:35
ゲート前テントで、暫し交流。
後、ランチを食べに行く。ここでも交流。
久しぶりにしゃべれて嬉しかった。ありがとうございます。
14時頃出発。ただ曇ってきた。豊原での観察・撮影は中止しよう。
辺野古大橋を行く。
沖縄高専の下の斜面。ゲットウに似ているが、クマタケラン。垂れ下がらない。上に生える。14:10
橋の上からイジュ。14:17
渡り終わって振り向く。14:21
奥は沖縄高専。手前の工事現場は沖電工の高圧線地中化工事現場。「防音シート」で見えない。
渡り終わって左折。14:29 ゲットウ。
ここは名護市の下水道工事現場の脇。この左下は伐採されてしまった。
イジュ。前のゲットウの上に咲いている。14:31
本日最初で最後の手が届くほどの近さで咲いていたイジュ。
下水道工事現場に臆せず、撮影。
今日はここまで。