かんにんブクロ

絵本とイラスト付きで書いているブクロ…いやブログです(笑)

胃幽門狭窄症(6)…

2008年12月11日 | Weblog





退院前日の午後、レントゲン検査があった。バリュームを飲んでの胃透視だが、
過去何度も経験している。ただ、昨日の夕食から何も食べたり飲んだりしていないので、腹が減った。
レントゲン検査が午後2時過ぎに終わった為、私だけ遅い昼食となった。

昼食後ラウンジに行くと、私の隣の男性は、点滴もはずされてくつろいでいた。
私が明日退院する事も知っていた彼は、夕方、しばらくベッドにもどってこなかった。

午後6時、看護婦さんが夕食を運んできた。いつもと違うメニューだ。
「おー、すげぇー!」私は思わず叫んでしまった。
ご飯とおかずだったのだ。
入院して初めてのご飯らしい食事だ。久しぶりにかんで食べて、おなかも一杯になった。
2週間、重湯と具の入っていない味噌汁だったので嬉しかった。とても旨かった。

食後ベッドで横になっていると、病室の入口で、隣の男性が看護婦さんに叱られている声がした。
無断で外出し、看護婦さんに見つかってしまったらしい。
見ると、手にスーパーの袋を持っていた。何やらいろいろ買って来た様だった。

頼んでもいないのに、私に大福を買ってきたので、大好きな大福をありがたく頂戴した。

夜、主治医に呼ばれてナースステーションへ行った。
ここでも、まがってしまった胃の形を、再び図に描いて説明してくれた。
「2回目の内視鏡検査は、10月23日ですから、病院に来て下さい。
退院しても、お粥とかやわらかい物をよくかんで食べてくださいね。
それから、胃の出口がふさがらない様に、おもちは食べない様に…」

え~!!さっき大福を食べてしまった~。(つづく)



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