かんにんブクロ

絵本とイラスト付きで書いているブクロ…いやブログです(笑)

胃幽門狭窄症(2)…

2008年11月21日 | Weblog


左の手には点滴を打たれ、胃の中のものを取りだす為、右の鼻から胃の中まで管がはいっている。
私は全く動けない状態になった。
当然食事はなし。胃の中をからっぽにする為、咽は乾くけど水は一滴も飲めなかった。
朝、昼、夕の食事の時間、同室の患者が食べてる食器の音を、私は聞いているだけだった。
病室の天井を見たままの状態が2日間続いた。
主治医が言ったとうり、胃の中のものは少しづつ出ていって、最後は黄色い胃液が出て来た。

3日目の夕方、やっと鼻から入れられた管と点滴がはずされ食事が出た。
しかし、食事といっても重湯と具のない味噌汁とジュースの流動食。
この食事は2週間続いた。(つづく)


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