自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

早池峰山に登る・・・ハヤチネウスユキソウに逢いに

2019年08月03日 | 日記

令和元年7月11日(木)晴れ

昨日の岩手山に続いて本日は早池峰山に登る。

早池峰山は花の山といわれているから、たおやかで優雅な印象を

持っていたが、現実は岩だらけの山であり、こんなに想像と反する山は

初めてである。

しかし、ハヤチネウスユキソウは、想像以上に美しい花であった。

 

<行程表>所要時間9時間50分、歩行時間約9時間

休暇村網張温泉4:00==岳駐車場(鶏頭山登山口)5:30==

(タクシー)小田越登山口(1250m)6:30・・・剣が峰分岐8:40・・・

早池峰山山頂(1917m)8:55-9:00・・・中岳(1678m)10:45・・・

鶏頭山(1444m)13:38・・・七折ノ滝分岐14:15・・・鶏頭山避難小屋14:35

・・・岳駐車場16:20==花巻IC==城山22:00

 

では、写真をどうぞ!!

本日の行程です。

小田越登山口。

ゴロゴロ石の樹林帯を登る。

30分ほどで樹林帯を抜けると岩が現れる。花が咲いていない。

見渡す限りの岩、岩、岩だ。

対面には、端正な緑滴る薬師岳が対照的だ。

急な岩場を登る。

振り返る。登ってくる人たちが小さい。

どこが山頂なんだろう。ギザギザしたピークが並んでいる。

足元にハヤチネウスユキソウだ。初対面に感激。しかし、さほどでもない感じ。

ひたすら登る。

ホソバツメクサが咲いている。

ハヤチネウスユキソウがあちらこちらに点々と咲いている。

小ぶりなミヤマオダマキが薄紫で可憐。

濃紺のミヤマオダマキも珍しい。

これは、本物だ。立体的な重厚さそしてふんわりした綿毛、誠に美しい。

グンナイフウロウも可憐。

あの岩峰が、山頂なのか。

岩ばっかりを登り続ける。

岩の脇に花畑もある。

ロープのある急登を登る。

登り終えて振り返る。いい景色だ。

今度は垂直な岩にかかるハシゴを登る。(画面が縦にならずに御免)

登り終えて、後続を眺める。

ハシゴの先にまたロープが。この辺りが核心部なのだろう。

ロープを登ると足元にハヤチネウスユキソウが迎えてくれる。

やっと山頂が見えてきた。赤い小屋が見える。

振り返る。あの岩峰に垂直なハシゴがかかっていたんだ。

剣が峰分岐。剣が峰には登らず、右手の山頂を目指す。

山頂までは、なだらかな木道が伸びる。

足元にコイワカガミが可憐。

花畑で写真タイム。奥にコイワカガミが群れている。

ヨツバシオガマもきれいだ。

花畑を行く。風がさわやか。いい季節にきたもんだ。

最後のハシゴを登る。(画面が縦にならずに御免)

山頂避難小屋に着いた。

小屋の隣が山頂だ。登山口から2時間25分で到着。

山頂には祠と数本の剣が祭ってある。

これから向かう鶏頭山への道標。鶏頭山まで5.1kmとある。4時間以上かかりそうだ。

山頂付近は花の宝庫だ。アズマギクとミヤマオダマキ。

キンポウゲとミヤマオダマキ。

ヨツバシオガマの群落。

濃い赤紫のヨツバシオガと淡いアズマギク。

花畑が広がる。

これから向かう鶏頭山への稜線が伸びる。取り敢えず、中岳に向かう。

ハヤチネウスユキソウがあちこちに咲いている。

ミヤマオダマキも群れる。

ハヤチネウスユキソウがあちこちに咲いている。見えますか。

 ヤマハハコもしとやかに。

 

中岳に伸びる縦走路。

 

縦走路も岩の連続。

越えてきた後ろの岩峰を見る。

 

 

やっと中岳山頂。早池峰山頂から1時間45分かかった。いくつもの岩場を越えてきた。

まだ鶏頭山まで3kmとある。3時間以上かかるだろう。(画面が縦にならないで御免。)

ここに咲いてたハヤチネウスユキソウが最高の傑作。まことに美しい。

さらに岩場を越えていく。疲れるよ。

次の岩峰が待っている。

次々と、結構、スリリングな岩場の連続。早池峰山がこんな岩山とは・・・

登ったり下ったり。

戸隠山の蟻の戸渡のようだ。(画面が 縦にならずに御免)

慎重に渡る。平気な人もいるもんだ。

鶏頭山への縦走路。前方のとがった鶏のトサカのような山が鶏頭山かな。随分かかりそうだ。

樹林帯の倒木の上でで昼食とする。12時10分。

 

 岩場は続く。あの〇印の間を抜けていく。

 樹林帯に入ったり、岩場を抜けたりして、道標は鶏頭山まで1.6km。中岳からの中間点だな。

東北の山だ。広葉樹が多いので紅葉の時期、ここからの眺めはさぞかし美しいことだろう。

 

鶏頭山のトサカが良く見えてきた。多分、そうなんだろう。そうあってほしい。

 薬師岳がきれいな円錐形になってきた。

晴れてきたので、鶏頭山への稜線が美しい。

快適な尾根歩きを楽しむ。風がさわやか。

 鶏頭山が近づく。

こんな稜線を見るとうれしくなる。花があれば最高なのだが・・・

やっと着いた。1444m鶏頭山。早池峰山山頂から約4時間40分、よく歩いた。

しかし、まだ駐車場までは3時間はかかるだろう。

歩いてきた縦走路を振り返る。

しばらく行くと岩の上にお地蔵さんが立っている。安全を祈願してくれているのだろう。有難い。

岳(駐車場)まで2.6kmの表示板。まだ先は長い。

相変わらず、岩場はやってくる。

七折ノ滝分岐にきた。滝に行く余力はない。岳に向かおう。

グンナイフウロウに癒され、励まされ歩く。

有難い。水場だ。冷たい水をゴクンゴクン飲んで、顔を洗って、一休み。もうゴールは近そうだ。

やっと到着。16時20分。すでに車は2台しかない。朝の6時30分から歩きだして約10時間。

ご苦労様でした。

 

早池峰山という山の荒々しさを知り、ハヤチネウスユキソウに出会えて、

ホントにいい山旅だった。

 

今回は、これでおしまい。

 

↓弊社のホームページも是非ご覧ください。

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