自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

虎毛山から高松岳へ(秋田の紅葉を訪ねる)

2012年10月27日 | 日記
平成24年10月20日(土)~21日(日)


宇都宮ハイキングクラブ定例山行

参加者8名(男5、女3)  車2台に分乗。


今回は栗駒山塊の”雲上のオアシス”と呼ばれる虎毛山と高松岳に登ります。

秋ノ宮温泉郷や泥湯温泉など天然温泉が豊富な所です。


虎毛山の避難小屋が昨年台風により倒壊してしまいましたが、

運よく、今年の10月13日に新築され、我々が宿泊第一号でした。

木の香りのするぬくもりのある小屋でした。



<コースタイム>

10月20日(土)曇り

宇都宮5:00==(東北道)古川IC--高倉沢登山口10:05・・・渡渉点11:45

夫婦桧12:20・・・分岐13:30・・・虎毛山山頂避難小屋(1433m)14:20(池塘や草紅葉散策)



10月21日(日)午前中雷雨、やがて曇り  歩行距離13km

避難小屋7:00・・・分岐7:45・・・高松岳(1348m)13:50・・・山伏岳(1316m)15:25・・・

びょうぶのコル・・・ぶどう平16:30・・・赤倉沢登山口18:00ーーー

秋ノ宮山荘入浴===宇都宮24:00





さあ、写真でご案内しましょう!!


10月20日(土)曇り



案内板です。



高倉沢登山口。もう一台は赤倉沢登山口に車回し。



40分ぐらいで渡渉点。昨日の雨で水嵩が増していて一苦労。



夫婦檜。2時間ちょっと歩いたので、ここで小休止。


登るにつれて、紅葉がきれいになってきます。楓の赤と山一杯の様々な紅葉。


この山は、ほとんどがブナの木である。ブナの黄色がいい。


3:30分歩いて分岐到着。これから、右手の虎毛山に向かう。明日は、左手の高松岳に縦走する。



虎毛山が現れた。おわん型の穏やかな山だ。裾が緩やかに広がって美しい山容だ。

太陽に照らされているところは、色が鮮やかだ。



こちらの写真の紅葉がいいかな。


太陽のいたずらのまだら模様も風情がありおもしろい。


虎毛山と日本3美女。


山頂近くの紅葉。中間色的色合いがいい。


山菜でおなじみの”コシアブラ”のまっ黄色の黄葉。写真中央。


今日お世話になる虎毛山避難小屋。14時20分到着。歩くこと約4:15分。

今年の10月13日にこけら落とししたばかりの新築ホヤホヤの建物だ。


小屋に荷物を置いて山頂を散策。1433mの山頂。


草もみじがきれい!!


池塘と草もみじ。この山には、池塘が散在する。

夏には、たくさんの花が咲くらしい。


山頂から栗駒山を望む。虎毛山も、栗駒国定公園に属するとのこと。



小屋での夕食。


途中で採ったナラタケのだしが効いた稲庭うどん。

ワイン、焼酎、ウイスキー、日本酒を呑んべいが持ち寄り、酒盛りも実に楽しい。


今日出会った花とキノコ。


ウメバチソウ。


ムラサキシキブ。


山頂で咲いていたチングルマ。



毒キノコのツキヨタケ。あちこちでたくさん見られた。


ナラタケ。だしがよく出ておいしいキノコだ。




10月21日(日)夜半から強風と雨、午前中は、雨が降り続き、一時雷。午後から曇り。

午前中は雨の中を歩き続けたので、写真は撮れない。



雨が上がり、紅葉も鮮やかになってくる。紅葉と黄葉。


均整のとれた山。名前はわからない。


5時間歩いてようやく、高松岳が見えてくる。まだ、先は長そうだ。


さらに45分歩いて、あと1kmの道標。


美女と野獣と紅葉と。


やっと山頂がそこに。


約7時間歩いて、高松岳山頂到着。今の時間は13:35分。


山頂からの景色。雲に覆われ墨絵のよう。


さらに、1時間歩いて山伏岳山頂。


これから、びょうぶのコル、ぶどう平を経て、赤倉沢登山口へ。到着は18:00。ヘッドランプを灯しての山行。



今日出会ったキノコ。


名前不明。


ブナハリタケ。ブナ林なので、ブナの倒木にたくさん見られる。

香の強いキノコ。


おなじみのナメコ。





雨に降られたが、紅葉が見ごろで、東北の静かな山を堪能できた。




今回はこれでおしまい。





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