自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

八海山に登る

2013年06月26日 | 日記
平成25年6月23日(日)曇り


宇都宮ハイキングクラブ定例山行

参加者7名(男6、女1) 車2台に分乗


いつも酒の八海山にはお世話になっているので、せめてご挨拶と

思って参加しました。


梅雨時にしては、曇りは上々でしょう。

スキー場のリフトを使わずに登ったので、かなりハードな山行でした。


今までに登った山の中で一番きつかった印象です。

登りは、4合目を過ぎると岩稜の急登の連続です。


下りは新開道をきましたが、これも急斜面がやはり水場のある4合目まで

続きました。


山頂のある八ッ峰は急なアップダウンの連続でしたが、あまり苦になりませんでした。

むしろ岩稜歩きの快感を味わいました。




<コースタイム>

壬生3:50==(北関東道、関越道)六日町IC5:50--(山口)登山口(2合目)(460m)

・・・3合目7:08・・・雪渓7:30・・・4合目(清滝)7:40・・・5合目8:13

・・・8合目10:20・・・千本檜小屋(1680m)11:10-11:30(昼食)・・・

地蔵岳(1725m)11:42・・・不動岳11:47・・・七曜岳・・・白河岳(1765m)

・・・釈迦岳(白川岳の標柱)12:18・・・摩利支岳(1775m)12:27・・・

大日岳(1780m?)12:50・・・新開道分岐13:20・・・4合目(水場)15:30

・・・登山口16:55・・・壬生20:10




スリリングな岩稜歩きの写真をどうぞ!!



山岳地図。


準備体操をして出発。


早速、渡渉。沢の水が結構多い。昨夜、降ったのかな。


1時間ほどあるくと、雪渓に。涼しくて気持ちがいい。豪雪地帯の面影が残る雪渓だ。


4合目に近づくと、雪渓と滝が急に眼前に広がる。


4合目(清滝)の標識の一帯に”わらび”が群生している。

太くて一級品ばかり、見事なもんだ。


登ってきた南魚沼市が見渡せる。


4合目を過ぎると、岩稜の急登の連続となる。ハシゴはないがクサリが助け船を出してくれる。


1時間40分ほどでやっと5合目だ。


かなり高度が上がってきたのが実感できる。


登る。


いい景色を見ながら(そんな余裕はなっかったかな)、


ひたすら登る。


振り返れば、雪の巻機山がガスに煙る。


また登る。


やっと、平坦な所に。


ここで一息。しばし、喉を潤して、展望を楽しむ。


滝が垂直に落ちる。


一息ついて、前方を見れば、また 急登。今度は、あの岩をのぼるのか・・・



8合目近くか、雪渓とそこから流れ出す雪解け水が滝となって流れ落ちる。


急峻な切れ込みをロープで渡る。


リーダーが先に渡って皆をアシストする。


慎重に枯滝を渡る。


今度は石がゴロゴロした枯滝を登る。


垂直な岩をリーダーが先導する。


後続も必死。皆、かなり疲労の色が濃くなっている。


やっと、目指す八ッ峰が見えてくる。八つの峰の最高峰が大日岳(いわゆる八海山だ)である。


左手奥に千本檜小屋が小さく見える。


中央のコブの左が摩利支岳、右が大日岳だろう。


登山口から4時間40分、やっと千本檜小屋に到着。11:10分から11:30分まで昼食。




これから八ッ峰縦走路


八ッ峰概念図。


まず、地蔵岳へ。


地蔵岳から次の不動岳を臨む。


5分ほどで不動岳へ。


不動明王が祭ってある。


不動岳から次の七曜岳を臨む。


不動岳から登山口方面(南魚沼市)を展望する。急斜面を登ってきたもんだ。


先頭のリーダーが不動岳を下る。


後続も下る。


そして登る。


五大岳という標識。七曜岳のこと?


先頭が七曜岳を下る。


後続も下る。腰が引けていませんか?


トラバースして白河岳へ。


白河岳の後は、こんな急斜面を下り、釈迦岳へ。


釈迦岳(白川岳の標識のあるところが釈迦岳とか、訳が分からない?)


釈迦岳から臨む次に目指すとんがった岩峰の摩利支岳。


釈迦岳を下る。スリルがあって楽しいなァー。奥は摩利支岳。



釈迦岳を振り返る。あの岩峰を降りてきたんだよ。


摩利支岳到着。


摩利支岳山頂。奥に見えるのが、八ッ峰の最高峰の大日岳(いわゆる八海山)。


越後駒ヶ岳が一瞬、わずかに顔をみせる。


振り返れば手前に剣ヶ峰、奥が摩利支岳。写真で見ると怖そうだけれど、実際は・・・。


大日岳への登山道。


リーダーが先ず下りる。


摩利支岳を下る後続組。


大日岳への登りに取りつく。


岩に咲くツガザクラを見て、登る。


垂直な岩をはしごとクサリで登る。



こんな感じ。


ついに到着、大日岳だ!!


笑顔の記念写真。


大日岳を慎重に下る。



大日岳を下りて少し登って最後の下りを楽しむ。

そして、下山道に向かう。




下山の途中、縦走してきた八ッ峰を仰ぐ。


下山開始から約2時間、4合目の水場にやっとたどり着く。


冷たい水が、とてもうま~い!!500CCのペットボトルに組んだ水を一気に半分飲み干した。


3合目あたりから、やっと青空が見えだした。山頂でほしかった青空だが、これも人生。


16:55分、無事登山口に帰還。





少しですが花のご紹介。


朝のカタクリ。まだお休みのご様子。


ヤマツツジが鮮やか。


ナナカマド満開。


コイワカガミの色が濃い。


タニウツギがあちこちに咲いている。


シラネアオイの淡い紫が可憐。


小ぶりなシャガ。


晩生のショウジョウバカマ。


まっき色のオオバキスミレ。


ベニサラサドウダンの紅色が鮮やか。


ツガザクラが元気一杯。


イワウチワが密やかに。


コメツツジが控えめに。


アカモノも静かに。


今回の山行は

登り4時間40分・・・急峻な岩場との葛藤。

千本檜小屋から八ッ峰稜線縦走1時間20分・・・快適な岩稜歩き。

下り3時間40分・・・きつい下り。

厳しいけれど、楽しい、思い出に残る八海山でした。



今回はこれでおしまい。








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コメント
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