平成27年3月18日（水）晴れのち曇り
男4人での自主ハイク。
旧鶏頂山スキー場の登拝口から、鶏頂山山頂を目指す雪遊びを楽しむ
山行である。
朝のうちは、晴れていたが、次第に雲が出てきて、山頂ではくもり空となってしまい、
絶景を堪能できなかったが、風もなく寒くもなく（むしろ暑いくらいではあったが）
絶好の登山日和りであった。
登りはじめは、アイゼンを付けていたが、雪が柔らかくて、潜ってしまうので
途中から、スノーシューに履き替えて登った。
山頂直下は、雪の量も多く、傾斜も急なので、結構楽しむことができた。
下山は、アイゼン（小生はツボ）にしたので、深雪に苦労したのもいい思い出。
＜コースタイム＞
大谷6：30＝＝鬼怒川レジャー公園7：00（1名合流）ー8：00＝＝旧鶏頂山スキー場入口8：40
・・・鶏頂山登拝口（旧鶏頂山スキー場センターハウス）・・・枯木沼鳥居9：30・・・
旧スキー場最後部10：20・・・大沼分岐10：36・・・弁天池11：00・・・稜線出合11：30
・・・鶏頂山山頂11：54-12：40・・・大沼13：50-14：00・・・旧スキー場最後部14：17
・・・旧鶏頂山スキー場入口15：00＝＝入浴＝＝大谷17：45
では、写真をどうぞ！！
1名合流するので、待ち合わせした鬼怒川レジャー公園に咲いていた馬酔木の花。
登山ルート。
旧スキー場入口に駐車。他に車はない。
大鳥居をくぐって、登山開始。いい天気でうれしい。
10分程で、登拝口。旧スキー場のセンターハウスが残っている。
ここに案内板がある。
旧鶏頂山スキー場のゲレンデだ。40年も昔、息子が小学1年生のころ初めてのスキーに連れてきた思い出のスキー場だ。
このゲレンデを登る。さあ、行くぞ！！
旧センターハウスを振り返る。
なんと、その向こうに、日光連山が輝いているではないか。
真ん中やや右の真っ白い山が白根山、その左に男体山、さらに左に女峰山と続く。冬山はきれいだ。
熊の足跡かな。例年は4月にならないと、熊が冬眠から覚めないのだが、今年は昨年暮れの餌不足から、早々と
冬眠から覚めて餌探しをしているような新聞記事を見たが、事実のようだ。
整然と行く。
登拝口から約40分で枯木沼鳥居が見えてくる。
雪に埋もれた枯木沼。
右方向が山頂のようだ。
樹林帯を行く。
枯木沼から50分で旧スキー場最高部に到着。
今はエーデルワイス（旧見晴しスキー場）しかないが、昔は、鶏頂山、メープルヒルと3つのスキー場の共通の
最高点であった。
ここで、地図読みして、山頂を目指す。
さらに15分ほどで、大沼分岐だ。大沼には帰りに立ち寄ることにする。
さらに25分程で、弁天池に到着する。
弁天池の解説版が雪に埋もれている。
鶏頂山が目の前に現れる。頂上付近はかなり急だな。
弁天池を過ぎると急な登りが続く。雪はふかふかで真っ白で気持ちがいい。
弁天池から30分で稜線出合だ。一気に視界が拓ける。
左に行けば釈迦が岳方面だ。鶏頂山は右に曲がって行く。
稜線から雪庇を通して見下ろす。少し怖い感じだ。
中央が高原山最高峰の釈迦が岳だ。左が御嶽山。
さらに、傾斜はきつくなる。
この斜面、実際は垂直なんです。
本当にいい雪で快適だ。
稜線に出て約25分で山頂だ。
1765ｍの山頂です。
山頂からの眺望。左から釈迦が岳、中ノ岳、西平岳がどっしり構えている。
さあ、お昼にしよう。カップメンをすする御一行様。
記念の写真を撮りましょうか。
神社に一礼して山を下ります。
絶景だ。
ハンターマウンテンスキー場のある明神岳も見えている。
深い雪を楽しむ。
足元に注意して下る。
傾斜はきついですよ。慎重に。
雪は膝まであります。登りはスノーシューだったので、潜らなかったが、アイゼンだとかなり潜ります。
”気をつけろ”と言ったでしょ。
10分も行かないうちに、あらあら、またですか！！腰のあたりまで雪があるから、仕方ないですかね。
とっさに、緊急救助隊員が救出に駈けつける。さすが慣れてますね。
ちなみに、この方は、もう一度、転ぶんですが、本人の名誉のために、3回目のシーンはカットします。
転んだ近くに霊泉が出る場所を発見。雪が解けたら汲みにくるかな。
山頂から50分で大沼に着く。沼は1ｍ近い雪に覆われているので、沈むことはなさそうだ。
鶏頂山が美しい。
ここで、コーヒータイム。（小生は紅茶タイム）コーヒー通には至福の時だとか。
途中、ヤマアジサイのドライフラワーを発見。形が全く崩れず、そのまま乾燥してしまったようです。
これも自然の不思議な現象かもしれません。
アップで。
大鳥居をくぐると、駐車場です。
今日は、愉快なメンバーと楽しい雪山歩きができて、いい一日でした。
今回はこれでおしまい。
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