自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

栗駒岳(須川コース)の秋を登る

2013年10月16日 | 日記
平成25年10月13日(日)朝のうち雨、6時前には上がり曇り



昨日の虎毛山に続き今日は、栗駒山に登る。

昨夜から雨が降り続いている。

今年は、雨にたたられた年となりそうである。

行いを正さなければ・・・


<コースタイム>

宝寿温泉5:30--川原毛地獄6:06--栗駒岳登山口7:37・・・名残が原8:00・・・苔花平8:11

・・・地獄谷8:20・・・昭和湖8:30・・・天狗平(分岐)9:20・・・天狗岩9:35・・・栗駒岳山頂9:50


・・・天狗平10:22・・・昭和湖11:12・・・苔花平11:50・・・分岐12:00・・・硫黄山・・・剣岳を巻く

・・・硫黄製錬所跡地12:40-13:20・・・登山口13:35




案内図でコースを説明します。

地図上 ①大日岩・・②おいらん風呂・・③名残が原・・名残が原の10分程行って苔花平(地図になし)・・

    ④地獄谷・・⑤昭和湖・・⑥地図上の分岐は天狗平・・⑦栗駒山頂

   
   (復路)⑦から③まで下りて、硫黄山、剣岳、硫黄製錬跡地から登山口




では、栗駒岳の見事な紅葉を写真でどうぞ!!


旅館から登山口に向かう途中、川原毛地獄の立て看板。


この一帯は、硫黄の噴煙と噴火口が見られ、まるで地獄の様相。


3連休中日、7時ちょと過ぎで駐車場は満車状態。なんとか、空きを見つけて一安心。


駐車場から大日岩を見て、登山口へ。


登山口。


温泉の中を登る。


20分ぐらい歩くと突然、紅葉が眼前に拓ける。

名残が原だ!!

早速のきれいな紅葉にみんな感激。


名残が原の木道を行く。

草紅葉と周りの山々の紅葉が最盛期だ。


鮮やかなナナカマド。ナナカマドは楓、ウルシと並んで美しい紅葉の三羽烏かな。


苔花平へ。

道は平らだし、紅葉は見ごろだし、至福の時間。


ナナカマドの真っ赤な実。葉は、黄葉。木によって色が違うようだ。


苔花平。


噴火跡か、白い地肌に紅葉が映える。


須川を渡る。


間もなく、荒々しい”地獄谷”が噴煙を上げている。


地獄谷を過ぎるとまた紅葉の登山道に入る。

この山は、草紅葉が多いような気がする。


昭和湖到着。歩くこと約1時間。


説明書きをどうぞ。


昭和湖の全容。ガス爆発によってできた湖は静かに無表情に横たわる。


昭和湖から、約1時間で天狗平に着く。

左は、栗駒山、右は秣岳から須川湖方面への分岐になっている。

尾根に出て、益々風が強くなってきた。立っていると飛ばされそうである。

おそらく、風速25mぐらいはあるのではないだろうか。


か弱い女性(?)は、手に手を取りあって、一歩一歩進む。それでも瞬間的に吹く強風に体がぐっらとくる。


やっと、山頂だ。約2時間10分歩いた。

昨日までと違って、寒冷前線が発達してきているので、とにかく寒い。手に息を吹きかけながら登ってきた。


下山途中の天狗岩。突風が来ると岩につかまりながらの下山だ。


昭和湖が見えてきた。風もここまで来ると、強くはないので助かる。


須川沿いを下る。


紅葉のトンネルを行く。


孤高な山男。


錦秋そのもの。


豪華絢爛。


苔花平到着。もう少し下ると、剣岳方面への分岐である。


楓の黄葉と赤いナナカマドの実がコラボ。


剣岳が見えてくる。


分岐を左に進む。見とれていると木道が滑るよ。


硫黄岳の紅葉。


ダケカンバの白い幹が印象的。


どろんこの中を歩く。


何を語るかお二人さんは。


剣岳が近づいてくる。


剣岳の裾野の草紅葉。


さらに、歩くと、白い岩肌が現れる。昭和年代の硫黄の採掘現場だそうである。


この昼ご飯を食べているところが、精錬所跡だそうだ。

採掘現場から、トロッコでここまで運んで製錬して製品にして、


下に見える、事務所跡まで運んで、そこからトラックで出荷したそうである。


硫黄の結晶。硫黄は化合物ではないので、純度が非常に高いそうである。


この精錬所は比較的高台にあるので、眺望がいい。それぞれがパチリ。


この紅葉を見ながらの昼食は贅沢かな。


下山後、”ひめかみ”温泉に入浴して、帰途に。



栗駒山の紅葉は、想像以上に美しかった。

今度は、晴天の下の紅葉を見たいと思っている。さぞかし、一段と鮮やかな紅葉が見られることだろう。



今回は、これでおしまい。






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