自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

新緑の鼻曲山(西上州)に遊ぶ

2011年05月21日 | 日記
平成23年5月19日(木)晴れ


<行程>マイクロバス使用

壬生IC5:00(北関東自動車道)===栃木都賀JCT(東北自動車道)===岩舟JCT(北関東自動車道)

===高崎JCT(関越自動車道)===藤岡JCT(上信越自動車道)===松井田妙義IC7:25―――

霧積館8:20・・・十六曲峠・・・鼻曲峠11:00・・・鼻曲山山頂(大天狗・小天狗)11:20(昼食)発12:15

・・・(ピストンで下山)霧積館14:20(温泉入浴)===壬生17:50


宇都宮ハイキングクラブの定例山行である。参加者18名(男8、女10)

霧積館は碓氷峠を右折して、道の細いつづら折りの渓谷をどこまでも登っていった奥の奥にある温泉宿である。

霧積温泉は、明治の中頃、佐藤虎清やその他の文士によって開発され、往時は数件の旅館があった。

明治の政界人・文士(与謝野晶子、西条八十等)・外人が人力車で来泉したといわれ、一時期であるが、

大発展したところ。

霧積館から6km登り3時間程度。樹林帯を登るので、眺望は望めない。

しかし、鮮やかな緑、淡い緑、黄緑、浅黄色、淡い赤緑色など、芽吹きの葉は実に多彩であり、若さあふれる生命力を

感じさせるから好きだ。秋の紅葉よりも美しいと思う。鮮やかな緑のカラマツ林が山一帯を覆い、

別な山はナラやブナの淡い緑、楓の淡い赤緑などの新緑に包まれる。実に美しい。


大自然のそんな新緑の中を歩いていると、人間は自然に生かされていると言うか、自然と共にしか生きられないという

ことをしみじみ感じる。

花は、トウゴクミツバツツジが幾分咲いていたぐらいか。


山頂は大天狗と小天狗の二つのピークを持ち、眺望は子天狗の方がいい。

南西方面に、浅間山が眼前に大きく迫り美しい裾野を広げている。

その麓には、軽井沢の町が霞んでいる。

天気がいい。今日は暑いが、風も爽やかで、実に気持ちのいい山行である。

春は、霞が掛かるので、どうしても遠くがうっすらと霞んでしまうのが残念だが、仕方がない。

霧積館の温泉は、カルシウム硫酸塩温泉で弱アルカリ泉質、温度が39度とぬるめなので、ゆっくりできる。




写真をご覧下さい。


郷愁漂う霧積館 

    


トウゴクミツバツツジ

  


山桜




その他の花

 
名前不詳


フデリンドウ

 
名前不詳

 
 
エンレイソウ




オオカメノキ


十六曲峠からは結構、急登がある。
  

急な坂を登ると、谷から言うに言われない涼しい風がサーッと吹いてきて、実に気持ちがいい。今生の極楽である。



もう少しだ!!   目指す鼻曲山  



遠くに妙義山が見えたが、写真では見えないみたい。



山頂に着いた。

大天狗は眺望がよくないので、小天狗に移動。



小天狗から


浅間隠し山


妙義山


本命・浅間山
 


軽井沢の町 



天気のいい春の一日をゆっくりと新緑を満喫した山行であった。


今回はこれでおしまい。



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コメント
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