魔女日記

さぁ みんなでsprit dance!!

同時代フォーラムいってきた@山中湖

2011年01月19日 | 百姓
先日、友人の誘いにピンとキテ『同時代フォーラム』に参加してきた。

この会の主宰者/ホトリプロジェクト代表の高村さんのプロフィールの最後

宿ホトリニテのコンセプトである「出会いの絶景」を目指し
宿という場所を使い日々真剣に『遊んでいる』
というフレーズに、何しろワクワクした
私も今年は『真剣に遊びたい』と思っているし。


今回はキーワード「多様性・ユーモア・発見」を軸にして
宿店主の高村さんと、山梨県鳴沢村在住のオルタ農業代表萱場さん(かやばさん)の即興対談でした。
対談というか、ほとんど萱場さんのオルタナティブな農業の熱い熱いお話しでした!!
後半は参加者からの感想や質問タイム。

30人弱くらい集まっていただろうか
皆、ほとんど地元の方々で相模湖から参加した私が一番遠かったと思う。
山中湖近辺にこんなに面白い人たちが居たのかー
もちろん地元相模湖・藤野にも面白い方々たぁくさんいらっしゃいますけどね。
やはり土地柄、自然との関わり方の度合いが違うなぁと思った。

『農を生業にする』

って、私は出来ないし、やる勇気もないっていうか。。。
自然と共生しつつ自然を相手にして稼ぐ、という事の難しさや辛さが先に立つ。

だから、薬草を使った商品も色々作ってマーケットで売ってはいるけど
それで生計が立つとは思えないし、『稼がなくては』という意識が入ると
途端にツマラナイものになっちゃう気がして。

しかしー
農業を含め、自然界からの恵みを持続可能な形で商品として売り出し
それが市場に出回り、美味しくて美しいものをみんなが手にとって口にしたり
肌に付けたり、身につけたり、その他色々楽しむことができるのは
すっごい理想だな。

持続可能な生活 と 経済

それが繋がればいいと、思ってきた。
でも、知れば知るほど何とも突破しがたい壁のような。。。もんが私にはあって
すっごく相反する位置にあるような気がして。陰と陽みたいな感じで。
そんな理想は諦めるようになってたな。
諦めていたことに今、気付いたわ。

萱場さんのお話しを聴いてると、なんだか目の前に光が~~
という感じになりましたよ。
萱場さんの観察力と好奇心と鋭い視点に脱帽なのです。
何より楽しそう♪
そのビジネスセンスと豊かな発想とナイスキャラクターが
とても印象的でした。

F1の種をその土地にあったものにする為に自家採取し
ついにF3?4??にまでなった話も面白かったし。

ホウレンソウがアブラムシの生贄野菜になったり。
コンパニオンプランツを独自に発見したりetc...
是非是非、オルタ農園をこの目で見てみたい!!
と思ったのでした。

みなさんも機会があれば是非!
見学出来るようですよ~

オルタ農園
富士北麓タウン情報誌より抜粋

百姓師匠

2009年12月21日 | 百姓
山梨県の西原(さいはら)という所で百姓をしているおじぃちゃんがいる
友人の伝で、その百姓じぃちゃんに逢える事になった。

じぃちゃんの名は、『アニー』
70代とは思えぬ、その身のこなし。頭のキレ。目ヂカラ。
生きていく自信に溢れているアニーはとても魅力的。
アニーの所には色々な人が訪れる。
畑を勉強したい若者、民族研究をしている大学の教授や大学院生
炭焼きを習いに来る人などなどなどなど。
誰でも受け入れてくれる。

仕事中は厳しいアニー
指示がなければ考えられなくなっている若者をビシバシ!!
身体の使い方、道具の使い方、スピードと質
必要なものを自分の頭で考えて作り出し、生活に取り入れていく術

あー、こういう人を百姓というのだ。

自然と身体が調和している。
自然からの恵みに感謝し、最大限活用する。
それもこれも、ずーっと長く自然とともに生きてきたから。
自然から切り離れた生活を送っている現代人には一朝一夕で身に付けられるものではない。


作業中もタバコが手放せないヘビースモーカーのアニーに聞いてみた
『今まで体調を崩したことはありますか?』
『風邪はまず引かないし、病院には歯医者と整形外科に世話になったくらい』だとか。

世間じゃ、あらゆるガンや心の病が増加し、
○○療法、○○サプリメント、○○でメタボとオサラバ的な
健康になるための手法やグッズ・情報が氾濫しているが
アニーを見ていると、答えが見えてくる。
自然と離れるということがどういう事なのか、それを示していると思う。

まぁ、かと言ってアニーの様な生活をみんなが出来るわけもなく
わたしも百姓だけで生活していく覚悟はまだない(笑)

ただ、私の中の最高の健康術は『百姓的生活を送る事』になり、
『病』とはなんなのかー??という事を考えるきかっけにもなり、
それが『どう生きるか』という所までいきついた。

結局、魂が踊ってさえいれば それでいい。
キラキラでピョンピョンな魂でいられれればいい。

さぁみんなでspirit dance


生ごみリサイクル *収穫*

2009年05月14日 | 百姓
続・生ごみリサイクルのその後です。

生ごみリサイクルで栄養いっぱいになった土を使って
ラディッシュ・赤チマサンチュ・バジル・ゴボウ・イチゴ
トマト・万願寺とうがらしを栽培中

本当は広い畑でやりたい所だが、自分の目の届くところで
栽培したかったので今年はプランターに初ちゃれんじ。

プランターを買うのももったいないので
スーパーなどで発泡スチロールをもらい
それをプランター代わりに使っている。

近々、頼れるMっちー兄さんがプランターを作ってくれる
と言うのでそれも楽しみにしています。

さて、生ごみパワー満載の土で育った野菜ちゃんの調子はどうかというと‥

とても良い!!

ラディッシュ。
虫に食われることもなく、すくすく育ち&美味しくいただいてます。
畑では一度失敗しているが、生ごみリサイクルの土は具合がよいみたい♪

やっぱ、強い野菜は虫が付かない。
強い野菜は土が作る!
コレ実感しました。

生ごみリサイクル、オススメです。
また色々トライします♪






生ごみリサイクル *実践*

2009年02月23日 | 百姓
都内に住んでるとき、スーパーに行っても買いたい野菜は中々なかった。
買いたいけど高くて手が出ないものはあったけど。。。
なんで、美味しくて安全な野菜は高いんだよプリプリっ

怒ってたな、私は。
安月給の一般市民は農薬漬けの見た目だけが美しい野菜を食べて
ハードな仕事とギスギスした人間関係の中でストレスにまみれて体調を
崩したら病院に行って何だかエラそうな病院の先生に何だか分からない薬を
出されて飲んでさ、また薬代や農薬野菜を買うために働くetc..
私はただ、家族や仲間と美味いもの食べて&お酒飲んで音楽聴いて元気に笑っていたいだけだよ。それくらいの幸せ望んでもいいよね。

その辺の違和感が今の私の原動力かな。
大きなことは出来ないけど、小さなことでも出来ることはやろうと思う。

まずは、『都会でも出来るプランター野菜作り』
前の記事の続きでもありますが、生ごみリサイクルで元気野菜を作ってみよう!
都会で『狭いベランダしかなーい』って人でも出来るよ。
土は腐葉土・培養土や枯れちゃった植木鉢に残ってる土でも良いよ。

菌ちゃん先生が教えた保育園では、この方法で一年目から立派な野菜が
たーくさん収穫できたんだって!
普通、畑の土が完成されるのには10年くらいかかるって言われるけど
この方法なら簡単にできるみたい!

成功の秘訣はファイトケミカル

ファイトケミカルは野菜の皮や生長点に多く含まれているよ。
太陽からの紫外線は結構強いやつで、その紫外線から体を守るために野菜の皮は
あるんだって。バリアだね。このバリアはとっても強いんだって
それから、生長点ってのはキャベツの芯とかネギやほうれん草の根と茎の間のところ。
キャベツの芯とほうれん草の根と茎の間のピンク色のとことって、そう言えば一番甘くて美味しいところだよね。
つまり一番栄養があるところなんだって。

でも、結構野菜の皮や芯を食べずに捨ててしまう人がいるね
もったいなーい。一番栄養があるのにね。

さて、この生ごみリサイクルでは人間が食べられるものなら何でも分解して
土にしてくれるけど、特に土を元気にするためにファイトケミカルを
取り入れよう!
私は玉ねぎの皮とかキャベツの外葉、人参のヘタ、みかんの皮とか何でも使ってみたよ。


まずはトライしてみよう
【準備するもの】
●容器(プランター・発泡スチロール・ダンボール)
→ま、なんでも良いのですが季節によって湿度や温度を保つ工夫をすれば大丈夫
 私は今の時期寒いので断熱効果がありそうな発泡スチロールを魚屋さんからもらって使いました。
●米ぬかまたはボカシ
→お米を精米するときに出るもの。お米屋さんやスーパーで安く売ってたりする
 ボカシはホームセンターで。
●細かく刻んだ野菜くず(刻んだ野菜に米ぬかやボカシをまぶしておく)


細かく刻んだ野菜くずなどを土の2~3割り程度入れる



米ぬかを入れて、よーく混ぜる。
土を軽く握るとシットリする感じで固まりがホロっと出来るように水分調節する。
水分が多すぎてベチョベチョだと腐敗するし、サラサラすぎても発酵しません。
これは、何度かやってみて経験で覚えるしかないかなー。
数日後に匂いを嗅いだりして臭かったりしたら腐敗してるから良くかき混ぜて
米ぬかやボカシや土を入れて水分調整してみて
発酵が進んでないようなら米ぬかを一握り。
生ごみを入れてから3日目・7日目・14日目を目安に3回以上はかき混ぜる。
私は気になってしょっちゅう見てかき混ぜたり、水たしたり、米ぬか入れたりしてました。


冬だったので3週間後、ようやく分解が始まり、分解しやすいものから
どんどん土になっていきました。
玉ねぎの皮とかネギはまだあります。
これが全部分解されて、2週間以上適度に湿った状態で放置すると分解完了
その後、匂いで浄化を確認して生ごみくさくなければ植え付けできます。
カキガラ石灰をコップ一杯程度混ぜます。

ちなみに、畑がある人は畑でも同じ要領で出来ますよん


生ごみリサイクル *菌の使命*

2009年01月24日 | 百姓
陰陽農法では常識だが元気で美味しい野菜には虫はつかない。病気にもならない。

よく、虫も食べない野菜なんて・・・と言うけれど、虫や菌は弱っている野菜を食べる。
人も同じではないか。
インフルエンザが流行っているけれど、すぐに感染してしまう人もいるし
全然へっちゃらな人もいる。
感染してしまう原因としは体質や免疫力がキーポイントだろう。
菌は弱いところこにやってくるね。
強くて元気なヤツはやっつけられないもんね。
強くて元気な野菜を食べられる菌ちゃんが居たら人なんてこの世にいなくなっちゃうよねきっと

菌の使命=弱いものを次の命に代える。
生きる可能性が低いものを次の命につなげる役目を菌はしているんだって。


生ごみリサイクル *食育* 

2009年01月23日 | 百姓
最近、菌がマイブーム

先月末から実家を出て平屋木造のレトロハウスに移住した。(同じ町内ダケド^^;)
1人じゃサミシイから動物飼いたい衝動に駆られるがペット禁止なのですわ。
なんて話を魔女師匠にしたら『菌飼ったら?』って♪
酵母育ててパンにしたり、お酒だって、お酢だって出来ちゃうもんね~
たまに甘いエサあげたりしてさぁ。スゴカワイイね。
でも、見えないのが残念よ。顕微鏡でしかご対面できない。私は『ただいまー!』とか言いたいだよね、本当は。
ただ、ぷくぷく言ってるんだろうけど

ま、それはさて置き。。。
この前、『菌ちゃん先生』に会ってきたよ。
なんだか面白いせんせでさ、さすが講演会200回以上こなしてるだけあって
笑いを取るのが上手いんだよね。女の子ばっかなのに下ネタで笑いをとれるキャラなんだよね。スゴイお得なキャラだよ&めっちゃ熱い。

その先生は長崎からわざわざ来てくれた有名な先生で、保育園で生ごみリサイクルで野菜づくりをしながら子供たちに食育をされている人なんだ。
※菌ちゃん先生=吉田俊道せんせ。

2時間の講演会の中で、たーくさん得るものがあったのだけど
私が一番印象深かったのは、子供たちが土作りから野菜をそだてていく中で
菌や太陽や様々なものが関わりながら野菜という命を育てていくことを体験して
最終的に自分の作った野菜に感謝して食べるようになったこと。
中には野菜がカワイソウだから食べられないなんて子もいる。
だって、本当は野菜だって花を咲かせて種を付けて子孫を残したいんだもんね。
その為に頑張ってたのに、食べられないよ~なんて言うみたい。
その話聞いて、ちょっとオバさん涙でそうよ

野菜をひとつの生命として自分は見ていただろうか‥と。
色々と考えさせられたのです。

てな訳で、ひとまず今日はココマデ。
生ごみリサイクルや微生物に関してはまた後日に。


詳細コチラ↓
生ごみリサイクルetc

陰陽農法【魔女の畑】

2008年12月09日 | 百姓
冬は陰の季節

冬至が近づき、日も一年の内でかなり短かい季節になったね~
午後の2時で太陽の角度は夕方のようだったよ。
身の回りの草の高さも低くなり、夏の頃には立ち上がっていた葉も今は地べたにペッタリくっついてる。
冬の陰のエネルギーとバランスを取るようにして生き物は陽の動きをするんだね。

今年の秋から陰陽農法を勉強させてもらっている。
今日はイチゴをハウスへ移植する作業をお手伝いした
陽の動きを助ける→根を伸ばす為に、痛んだ葉を取る&深めに土を掘る
陰のエネルギーで土が緩んでいるので植え付けのときに固めに押す。【固い=陽】

陰陽五行まいぶーむ。