魔女日記

さぁ みんなでsprit dance!!

この映画観たいー

2011年05月13日 | Road to トランジション
映画「幸せの経済学」予告編



キーワードは【ローカリゼーション】
ローカリゼーションって簡単に言えば一昔前の高度成長グローバル化とは反対の動きです。
薬草魔女的に言えば、身近な薬草を発見しその価値を見出してその土地に住む人がそれを活用するという事と同じです。

3.11が起こってから、原発の怖さとは何だろう?と考えた時
自分達の生活に欠かせない電気を作っている所が遠い存在であり
何処でどう作られ誰が管理しどうやって届けられていてのか実態を「知らない」ということでした。私にとっては。

事故後も、マスメディアでは情報が操作され、正しい事実を得ること情報を取捨選択することが難しかった
専門家も周りの人も言う事がマチマチ。何を信じればいいのか?どう行動すればいいのか?
東電原発事故は私の目で見えない所で起こっていることを、色んな人が色んな立場と色んな思考の上で見えない人に伝えていた。

あまりにも見えなさすぎる。
最近は野菜でもなんでも、どこの産地の誰誰さんがどんな農法で作った!とか情報が開示されるようになってきました
電気も情報がもっと開示されるべき。
原発は、何を原料に発電し、どこからどこにどうやって届けられ、電気以外に何を生みだし、どんな廃棄物がどう処理されているのか。
それを知ったら、そんな危険でコストのかかるものはイラン!!って普通の人なら思うんだよね。

じゃ、なんでこんな小さい日本に、しかも地震大国の日本に原発が50基以上あんのか?
お金の臭いがプンプンしますよねぇ~~儲かる人がいるわけですよ!!!
国民の、いや地球の安全を脅かしても金を手に入れたい人がいるわけですよ。
金で幸せになると思っているんですねー。まぁお金で得られることももちろんありますよ。
でも、度が過ぎればこれほど恐ろしい魔物=金はありまへんな。

私たちがお金を投資(物を買うことも)するということは、それを作った人・企業を応援するということです。
残念ながら、電気に関して私たちは選ぶことができません。
それは、とてもおかしな事だと思います。電力自由化は当たり前になされなければいけない!

先ほど、原発事故を受けて私が恐いと思う事は「実態を知らない」ということ だと書きましたが。
グローバル化すればするほど、作り手、生産過程、廃棄に至るまでの道筋は見えにくくなりますね。
知らないことが増えます。
作る側は受け手が見えないから食品でも何でも偽装したりするわけです。売るために。金を得るために。他人を危険にさらしてまで金を得ようとする人が出てくる。
受け取る方も作る側が見えないから、何も考えずにただ受け取る。
顔の見えない、心の通じない関係。 両者、お互いに関わりの薄い関係であると言えるでしょう。

ローカリゼーション
それは、「知る」「繋がる」「関わる」ということだと思うのです。
自分が大事な家族や仲間に、例えば野菜や電気を提供すると考えたとき。
美味しくて安全で自分もみんなもHappyになるものを作ろう提供しよう!と、自然に考えますよね。
そういう仲間が提供してくれるものは安心して受け取ることができます。いくらでも知ることができるし、相談もできる。
それに、食べ物も電気も住居も衣類だってその土地のものをなるべく生かすようにすれば
運搬にかかるガソリンなどの枯渇燃料も最小限ですみます。
物理的にも精神的にも、ローカリゼーションは持続可能だと思うのです。


5月22日の国際生物多様性デーにあわせて、配給元では、全国で100カ所の自主上映会を企画しています。
http://www.shiawaseno.net/jishujouei


以下、神奈川県旧藤野町での映画会詳細の案内です。
他にも色んなところで開催されますので行きやすい所で是非ご覧くださいね。↑↑上記ご参照
私は隣町の藤野で見ます!!
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【5/22】映画「幸せの経済学」上映会@神奈川

◎全国100ヶ所上映会参加中!

【主催】      日本大学生物資源科学部 糸長研究室
【共催】      トランジション藤野
          NPO法人 エコロジー・アーキスケープ
【後援】      NPO法人 篠原の里
【日時】      平成23年5月22日(日) 13:00-16:00
【場所】      篠原の里(神奈川県相模原市緑区牧野2881)
【料金】      300円
【人数】      150人
【問い合わせ】   eas@bronze.ocn.ne.jp

神奈川県旧藤野町の山間集落、篠原は、自然と共生した持続可能な地域づくりを、地域住民、移住者、都市住民、大学の研究室との協働で進めてきています。その活動拠点のNPO法人の篠原の里を会場として、多様な関係団体が共催して、世界のローカリゼーション(地産地消的で、手づくり方の地域づくり)に関する映画を上映します。

東日本大震災、東京福島原子力発電所災害による広域での放射能汚染が継続する中で、今こそ、地域に立脚し、地域の風土文化を尊重し、自然エネルギーと地域資源の活用による地産地消的な暮らしの確立が求められています。その展望を拓くためには、市場経済偏重型の経済価値観の転換が求められ、もう一度、地域で生きるための、本当の経済(ものやサービスの交流システム)=幸せな経済を作り出すことが求められます。

藤野町は、ローカリゼーションの地域づくり、幸せの経済学の日本の拠点となる地域です。関連での楽しいイベントも予定されています。

美味しいピザや地域産物も楽しめます。

ナショナルジオグラフィック東日本大震災特集

2011年05月01日 | 自然界とからだ
【動画】ナショナルジオグラフィックの東日本大震災特集がすごいと話題に http://t.co/abSmnAj 

改めて唖然。。。
たくさんの恩恵を与えてくれる自然、色々な事を教えてくれる自然

しかし、自然は人間に恩恵を授けるために在るのではないことを思い知らされる
自然は自然の摂理に従って動いているだけなのだ。
人間は自然の脅威に対して為す術もない。

誰もがその自然と付き合っていく覚悟が必要
その心構えを忘れてはいけないのだと痛感。

きっと私たちは自然界のことを知らなさすぎる
自分たちも自然界の一員なのに
つまり、自分を知らないということか?