<以下の文を復刻します。>
1) 私がここで述べたいのは、唯物史観(史的唯物論とも言う)による俗物的な見方に反論することである。この俗物的な見方は、歴史における個人の存在や行動を極めて過小評価し、個人の人間性の重大さを軽視するからである。 例えば、分かりやすいことから述べてみよう。 織田信長がもし生存していなかったら、16世紀後半の日本の歴史は、一体どうなっていただろうか。勿論、誰にも予測がつか . . . 本文を読む
昔、ピアノで・・・ある女子高生が私のために『乙女の祈り』を弾いてくれた。つっかえつっかえだったが、真心がこもっていた。今でも忘れられない。
乙女の祈り Maiden's Prayer . . . 本文を読む
〈2011年8月12日に書いた以下の記事を復刻します。〉
<はじめに> 1985年8月12日、日本航空123便が群馬県の山中に墜落し、520人が死亡した。いわゆる「日航ジャンボ機墜落事故」である。そこで過去の記事になるが、この事故を風化させないためにも、復刻することにしたい。 第1部は「圧力隔壁損壊への疑問」、第2部は「米軍機による誤射説」としておく。
墜落した日航ジャンボ機・J . . . 本文を読む
1949年の香港を舞台にしたアメリカ映画で、主演はウィリアム・ホールデンとジェニファー・ジョーンズ。 妻と不仲な新聞記者が、あるきっかけで美しい女医と恋愛関係におちいるが、彼はやがて朝鮮戦争の取材中に命を落とすという悲恋物語だ(一応、実話を元にしている)。私事で恐縮だが、若いころ会社の同僚と英会話のレッスンを受けた時、先生から最初に教わったのがこの『慕情』の歌詞だった。その時は英語の歌詞を全部 . . . 本文を読む
<以下の記事を復刻します>
1) 人生において、最も美しく麗しいものは異性への愛ではなかろうか。 私の場合は男性だから、女性への愛ということになる。 異性への愛というのは、もともと本能的なものである。生殖本能、つまり種の保存本能から発しているものだ。だから、本来は「美しさ」とは無縁のように思われる。しかし、古来幾多の詩人・歌人らによって、異性への愛は高らかに、麗しく歌われてきた。 それは夢見るよ . . . 本文を読む
日本テレビ系のアニメ「それいけ!アンパンマン」のオープニングソングで、1988年(昭和63年)11月にリリースされた。作詞はアニメ原作者のやなせたかし、作曲は三木たかしで、グループ「ドリーミング」によって歌われた。とても明るく元気の出るアニメソングで、すでに紹介した『手のひらを太陽に』と並ぶ国民的愛唱歌として親しまれている。 やなせの出身地である高知県では、鉄道の接近メロディーや車内チャイムなどに . . . 本文を読む
<以下の記事は2011年7月7日に書いたものですが、もう一度復刻します。>
日本人ほどルールや規則、マニュアルを順守する民族はいないと思っている。その点は非常に真面目で良いが、マニュアル通りにいかないと途端に混乱したり、迷ってしまうようだ。また、日本人はルールや規則を大切にするが、それらを変更するのは苦手らしい。ここで言いたいのは、規則通りに物事を処理する点では、日本人ほど信頼のおける民族はいな . . . 本文を読む
1963年(昭和38年)7月に発表された曲で、またたく間にみんなに知れ渡った。その頃、どこへ行っても、梓(あずさ)みちよが歌うこの曲が流れていたのを思い出す。いわゆる“六・八コンビ”の永六輔の作詞、中村八大の作曲で、こんなに愛くるしい曲は滅多にない。梓みちよはその年のレコード大賞を受賞し、また、この歌はのちに「日本の歌百選」にも選ばれている。誰が聞いてもほのぼのとする曲だ。 . . . 本文を読む
〈以下の文を復刻します。〉
私はこの世の出来事、現象は全て“必然”だと思っている。そう考えることによって、自分の人生が救われたと自覚しているからだ。 こういう考え方は、運命論や決定論と相通じるものだが、根底には「汎神論」がある。今ここで汎神論について、あれこれ述べるつもりはない。ただ一つ言いたいことは、汎神論が運命論や決定論、そして「必然論」と密接に繋がっていることを指摘 . . . 本文を読む