武弘・Takehiroの部屋

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2024年06月25日 03時49分18秒 | 過去の記事

⑱ 中国人観光客。 日航ジャンボ機墜落の謎。 秋山豊寛さんのこと。 土地税制を見直そう。 特捜検事の逮捕

中国人観光客

けさフジテレビの「新報道2001」を見ていたら、中国の旧正月(春節)には延べ20億人以上が帰省や観光旅行などで大移動すると報じていた。びっくりしてネットで調べたら、延べ25億人とも出ていた。観光客の多くは国内旅行だが、外国にも大勢の中国人が繰り出す。
 それを見込んで、アメリカ・ニューヨークでは中国人観光客の歓迎ムード一色になっていた。もちろん、日本にも大勢の中国人が来るわけで、旅行会社などが張り切って応対する模様が映し出されていた。要するに、沢山の金を落としていってくれるのだ。
テレビは、今や世界の景気・経済は中国人にかかっているかのように伝えていた。それは少しオーバーな表現かなと思ったが、日本の観光地などに中国人が押し寄せ、どんどん金を使ってくれる様子を見ていると、そうも思いたくなるような感じである。昔、日本の農協さんが世界中の観光地を駆け巡り、金をふんだんに使っていたことを思い出す。それを今や中国人がやっているのだ。
 神戸の模様が映し出されていたが、面白いのは、中国人は景色や名所旧跡よりも“食べ物”に熱心らしい。日本のアイスクリームは美味しいのだろうが、やたらに食していた。中国にはこんなに美味しいアイスクリームはないのだと言う。酒蔵があればそこに殺到し、日本酒を味わって魚類のツマミをやたらに買っていた。
 数人の女性観光客が別行動で有名な異人館へ行くところがあったが、目的は異人館の側の「チーズケーキ店」であった。たまたまその店が休日だったので、がっかりしている模様が映っていた。
 
彼らはインターネットで事前に日本の観光地をよく調べて来る。どうも食べ物が主な目的なのだろうか。それはともかく、日本の「食」が中国人に人気があるのは良いことだ。それだけ、日本の食は美味しく上質だということだ。
 中国人観光客の様子を見ていると、なにか“エネルギー”を感じる。こうして日本などに来る中国人は一部の恵まれた人たちだけだろうが、13億人もいる国だから、一部と言っても相当な人数に上るだろう。
 私は仕事や観光で何回も中国に行っているが、昔の中国では考えられないような豊さが現実のものになってきたのだろうか。貧しい人たちも大勢いるが、一方で豊かな人たちも増えている。
 なにか底知れない経済エネルギーを感じる。中国を悪く言う日本人は沢山いるし、中国の欠点や短所はいくらでもある。しかし、この国が今や世界経済を引っ張る旗頭になっているのも事実だろう。エネルギッシュな中国人観光客を見てそう思った。(2010年2月21日)


 日航ジャンボ機墜落の謎

<はじめに>
 日本航空123便が群馬県の山中に墜落し、520人が死亡したいわゆる「日航ジャンボ機墜落事故」から今日で26周年を迎えた。改めて、犠牲者のご冥福を祈るものである。
 この日本航空史上最悪の事故について、私は昨年、事故原因については謎が深まるばかりだという記事を書いた。あれから1年たったが、謎は一向に解明されない。この事故を風化させないためにも、真実を追究するのが残された人々の義務である。よって、昨年の記事を整理した形で、事故の謎に迫っていきたい。
 第1部は「圧力隔壁損壊への疑問」、第2部は「米軍機による誤射説」としておく。
 
第1部
 日航機墜落の事故調査委員会によれば、ジャンボ機(ボーイング747)の後部圧力隔壁の損壊が事故の主な原因だとしているが、これは極めて怪しい。関連するインターネット記事を徹底的に調べたが、そんなことは有り得ないという心証を強くするばかりである。もとより私は航空工学の専門家ではないが、多くの人の証言、分析を集約するとそういう結論になるのだ。
 
まず、圧力隔壁が損壊・破壊されれば、機内の空気圧(与圧)は急激に低下したり気温が下がったはずである。しかし、ごく少数の生存者の証言にはそうしたものはない。また、相当数の乗客のメモ、記録、遺書類にもそうした記述は一切ないのだ。
 実際に圧力隔壁が損壊した事故の場合、機内の気圧は急速に低下、白い水蒸気のような気体が充満し、乗客・乗員がみな“航空性中耳炎”になったという。(1986年10月26日、高知上空で起きたタイ航空機の圧力隔壁損壊事故の場合)
 また、減圧症により乗客・乗員が意識を喪失する可能性が高い。実際に、2005年8月14日、キプロス・ヘリオス航空機がギリシャ北部で遭難した際、操縦士が意識を失ったというのだ。 ところが、日航ジャンボ機の墜落事故の場合は、そんなものは一切起きなかった。さらに、メモや遺書類を書いていた乗客も多数いるのだ。
 
次に、もし圧力隔壁が損壊したと仮定した場合、機内の空気圧が急速に抜けて風が起きるのだが、頑丈な「垂直尾翼」を破壊するには、それこそ乗客を座席ごと吹っ飛ばすぐらいの「突風」が起きなければならない。ところが、そんな現象は全く起きていないのだ。それとも、垂直尾翼は“玩具の飛行機”のようにヤワに出来ていたのだろうか。そんな馬鹿なことはないだろう。
 以上が、圧力隔壁損壊説が極めて怪しいという証左だが、ボーイング社が事故原因を圧力隔壁の修理ミスにしたのは、他の気密安全の構造上の問題(隔壁後部の安全弁不具合の可能性)を隠し、事故の早期解決を図ったという見方が出ている。事実、上記の気密安全構造は後に改修されていたのだ。(この部分はウィキペディアの「日本航空123便墜落事故」を参照・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%88%AA%E7%A9%BA123%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85#.E5.9E.82.E7.9B.B4.E5.B0.BE.E7.BF.BC.E3.81.AE.E7.A0.B4.E5.A3.8A
 
なにか難しい話になってしまったが、圧力隔壁損壊が事故原因でないとするなら、当然、“外部からの衝撃”などが墜落原因として考えられるだろう。風や気流の影響で飛行機が遭難するケース(フラッター現象など)も多い。
 1966年3月5日、BOAC・英国海外航空機が富士山付近の上空で乱気流に巻き込まれ空中分解したこともある。しかし、日航ジャンボ機墜落の原因は今のところ全て仮説であり、はっきりと特定されていない。
 外部からの衝撃となれば、他にもいろいろあるだろう。まさか“隕石”が垂直尾翼を直撃したわけでもあるまいが、さらに事故原因を徹底的に究明する必要がある。それには、ブラックボックス(フライトレコーダー)や元のボイスレコーダーなどが公開されなければならない。
 遺族を始め関係者、マスコミ、国民もそれを望んでいるはずだ。国土交通省は英断をもって、事故原因の解明に役立つ全ての資料を公開してもらいたい。
 
第2部
 昨年8月15日の「オルタナティブ通信」の記事によって興味を持ったのだが、それによれば、米軍の機関誌「パシフィック・スターズ・アンド・ストライプス」という雑誌の1985年8月27日号(日航ジャンボ機墜落事故から15日後の発行日付)に、米空軍の輸送機C130のパイロットであるマイケル・アントヌッチ中尉が以下のように証言しているというのだ。
 「事故当日、空中戦の演習を行なっていた米軍練習用戦闘機から事故が起こったとの緊急無線が入り、一番近くを飛行していた私のC130輸送機が事故現場へ救出のため急行した。
 いつものようにアメリカ空軍の練習用戦闘機が、日本の民間旅客機をターゲットにミサイル発射のシミュレーション演習を行なっていたところ、安全装置が解除されている事に気付かず、実弾ミサイルを日航ジャンボ機に命中させてしまった」というのが、無線の第一報の内容だった。
 なお、このマイケル・アントヌッチ中尉は、日本政府から奇妙な事に『緊急の救助のために現場に行かなかった事、第一報の無線も聞かなかったと発言するよう要請された』と語っている。
 
以上が「パシフィック・スターズ・アンド・ストライプス」の記事だそうだが、調べてみると、在日米軍はなぜか非常に早い時点でジャンボ機の飛行状況を把握していた。(以下、ウィキペディアを参照・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%88%AA%E7%A9%BA123%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85#.E5.9E.82.E7.9B.B4.E5.B0.BE.E7.BF.BC.E3.81.AE.E7.A0.B4.E5.A3.8A
 

米軍横田基地の管制官は、迷走飛行中のジャンボ機に対し繰り返し呼びかけをしていたし、ジャンボ機の近くを“偶然”飛行していたC130輸送機のパイロットが、当日の午後7時15分頃に「火災を発見した」と報告し、墜落場所を把握していたという。(墜落時刻は午後6時56分過ぎである)
 また、在日米軍による墜落場所の特定と、ヘリによる救出の申し出は事故当日にニュース速報として流されたのに、翌日未明にはなぜか「すべて誤報であった」と否定された。
 これらを分析すると、符合する点がいくつかあるようだ。まず、ジャンボ機の近くを偶然飛行していたC130輸送機のパイロットは、アントヌッチ中尉だろうし、米軍による墜落場所の特定とヘリ救出の申し出という速報が“全面否定”されたのは、日本政府からの要請を受けて「無かったこと」にする工作が行なわれた疑いが生じる。
 したがって、この当時はジャンボ機の事故原因について様々な憶測が生じたり、事故から10年後に「在日米軍による墜落場所の特定・救助の申し出は事実だった」という報道もあったのだ。
 
事故原因については、金属疲労による圧力隔壁の損壊が有力視されているが、断定されたわけではない。はっきりしている事は、ジャンボ機が墜落する30分ほど前に、相模湾上空で突然の衝撃音と共に「垂直尾翼」が破壊されてしまったのだ。 尾翼の多くの部品が相模湾に落下したにもかかわらず、事故調査委員会の捜索が不十分だったことがよく指摘されている。事実、相模湾に落ちた尾翼の大半は回収されていない!
 とにかく、520人もの死者を出した過去最悪の航空機事故だっただけに、UFOによる撃墜説まで飛び出したほどだ。それはともかく、万が一にも米軍機のミサイル誤射による撃墜だったとしたら、これは日米間で大問題になる。
 そうでないことを祈るが、事故原因が100%解明されたわけではない。「パシフィック・スターズ・アンド・ストライプス」の記事がどこまで信憑性があるのか分からないが、こういった話が出てきた以上、事故原因を含めてもう一度徹底的に検証する必要があるのではないか。(2011年8月12日)
 
その他の参考記事
 http://www.asyura2.com/10/lunchbreak41/msg/499.html
 http://www.asyura2.com/10/bd58/msg/512.html
 

秋山豊寛さんのこと

先日、日本人初の宇宙飛行士・秋山豊寛(とよひろ)さんが“原発難民”になって群馬県に避難している話を紹介したが、どうしても彼のことを書きたくなった。
 というのは、30年以上も前だが、秋山氏とは外務省の記者クラブで同じ仕事をしていたからだ。以下、親愛の意味を込めて「秋山君」と言わせてもらう。当時、秋山君はTBS・東京放送の記者であり、私はフジテレビの記者だった。私も数多くの記者と交流を持ったが、彼ほど印象に残る人も珍しい。それほど色々な思い出がある。
 秋山君はICU・国際基督教大学を卒業してTBSに入った。そして30数年前だったが、たまたま外務省詰めの記者として赴任してきたのである。
 TBSとフジテレビの記者席は衝立て一枚を挟んでいただけなので、どうしても何かと話し合うようになる。秋山君も私も30代半ばの(彼の方が一歳年下)働き盛りだったので、大いに意気が揚がっていた。そして、同じ年頃だからか、意気投合したのである。
 当時、テレビは新聞に比べて弱小だった。今はどうなっているか知らないが、大新聞が4人ぐらいの記者を配置していたのに対し、民放テレビは1人しか記者がいない。どんなに優秀な記者でも、1人が同時に4カ所を取材することは物理的に無理である。したがって、秋山君と私は会社が違うとはいえ、不足している情報を交換したことが何度もあったと思う。こういうケースは別に珍しいことではない。
 外務省というのは、意外に格式と伝統を重んじる所があるから、当時は新聞や通信社を重視し、テレビを軽視する傾向がまだ残っていた。だから、秋山君や私は「新聞に負けてなるものか」という思いが強かった。
 
記者会見などがあると、若い秋山君はいつも最前列の真ん中の席に飛んで行った。これも新聞に負けるものかという気概だろう。私はだいたい彼の後ろの席に陣取ったが、いつも秋山君が最前列の真ん中の席を占めるので、レク担当者が苦笑いを浮かべていたのを思い出す。そして、彼はレク担当者に鋭い質問を浴びせるのだ。
 秋山君が張り切っていたのは分かるが、彼はまた非常に優秀な記者だったと思う。少し“エキセントリック”な面があって、外務省の役人に食ってかかったり、会社の上司(デスク)を罵倒することが何度もあった。純粋ではあるが、若気の至りだったろうか。血気盛んだったのだ。
 秋山君はICUを卒業し、TBSに入ってからイギリスのBBC放送に出向していたことがあったので、英語は非常に堪能だった。それで、私が助かったことが何度もある。
 私も外務省記者時代は、寸暇を惜しんで(?)英語の勉強に励んだ。当時としては破格の30万円以上もする器材を購入し、英会話などの特訓をしたものだ。 ところが、もともと頭やセンスが悪いから、なかなか英会話が上達しない。読解力は少しはあるが、ヒアリングとスピーキングが向上しないのだ。
 だから、アメリカ大使館などで英語のレクがあると、半分ぐらいしか分からない。こういう時は、秋山君がいてくれると助かる。レクが終わると、だいたい彼に聞き直していた。会社が違うとはいえ、彼が私の“通詞役”をしてくれたのである。
 その代わりと言うか、私は自民党の派閥取材も担当していたから、政界の“生臭い話”を彼に教えてやったりした。お互いに助け合っていたのだ。(こんな話は今だから言える。)
 
秋山君がICU・国際基督教大学の出身だったから、思わぬことで彼と話が通じたことがある。私の高校時代の“恋人”であるSさんがICUに入り、秋山君と同学年の知り合いだったのだ。そのことが分かると、彼と私はがぜん話に乗ってしまった。
 青春時代の話は良い。でも、大学時代のSさんのことをいろいろ聞いても、秋山君は少し避ける感じだった。何か微妙なことでもあったのだろうか。差し障りがあるといけないから、私はそれ以上追究しなかった。
 しかし、Sさんをめぐる話をしてから、秋山君と私は記者同士以上のプライベートな関係になったと思う。2人で大いに飲んだこともあるが、日ごろ理屈っぽい彼も酒が入ると実に愉快な男になる。もともと酒が好きなのだろう。
 やがて、彼も私も外務省記者クラブを後にしていったが、それから10年以上経って、秋山君が宇宙飛行士になった時は驚いた。しかし、考えてみると、何事にも熱心で積極的な彼がそうなるのは当然だったかもしれない。
 宇宙に行ったせいかどうかは分からないが、5年後に秋山君は会社を辞めて「農業」の道を選ぶ。 「日本の近代化とは何だったのか?」が、彼の終生のテーマなのだそうだ。そして、近代化以前の自給自足の暮らしを追体験することになる。
 そうした大きな方向転換が私にはよく分からない。しかし、彼は生き甲斐を持って福島県で有機農業に取り組んできたのだ。今は“原発難民”となって群馬県に避難しているが、いつか福島県に戻れる日が来るだろうか・・・
 今日は秋山豊寛君の思い出の一端を述べた次第である。(2011年8月14日)
 
 

土地税制を見直そう 

税制についていろいろ考えているが、消費税アップに賛成・反対は別として、なぜ他の税が話題に上らないのか不思議だ。税制全般を考えれば良いではないか。
私個人は「土地税制」を見直して、社会保障費の穴埋めにしたり財政赤字を減らすのが一番だと思っている。この件は消費税率アップに賛成の人からも支持を受けている。まだよく分からないが、土地税制には固定資産税、不動産取得税、都市計画税などがあるが、いずれも地方税である。「地価税」という国税があるが、これは12年前から適用が停止されている。
この地価税を復活させるなり、固定資産税などの一部国税化は考えられないのか。税率をアップさせるかどうかは別にして、固定資産税だけで年間8兆7800億円、都市計画税は1兆2200億円余りだから、合わせて年に10兆円余りの税収になっている。(以下を参照・http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/tochi.htm) 要するに、消費税率の5%アップ分に近いものだ。
 
むろん、これは地方税だから全部を国税にするわけにはいかない。税率をアップした分だけを国税に入れるとか、先ほども言った地価税(国税)を復活させるなどすれば、相当の税収が見込める。もちろん「土地税」の引き上げなどでいろいろな影響は出てくるが、消費税率アップの逆進性よりはマシだろう。
消費税というのは「税額仕入れ控除」だとか、未だに「益税」と言って事業者が得をしている面(税の横取り)が残っていて、どうも評判が悪い。もっと税制全般を考えるべきではないのか。
「土地は国の基本」である。最も大切なものだ。それを利用したり活用する人たちから税を徴収することは当然であり、国税部分があまりにも少なすぎる。本来なら、土地は国有化・公有化しても良いものだ。利用者が国に“借地料”を払って運用しても良いものだ。そのくらいの価値がある。土地税制を真剣に見直すべきではないのか。(2010年7月18日)

 

特捜検事の逮捕
  
昨日から今日にかけて、大阪地検特捜部の主任検事(43歳)が証拠隠滅容疑で逮捕されたニュース、話題で持ち切りだ。これには驚いた。ほとんどの人が唖然としただろう。障害者郵便の悪用事件で、押収した証拠物件のフロッピーディスクのデータを勝手に改ざんしたというのだ。
 こういうのをフレームアップ(でっち上げ)と言う。何の罪もない人間を犯罪者に仕立て上げるために、真実を捻じ曲げ事件にすることだが、それを“正義の番人”であるはずの検事がするとは言語道断である。悪魔の仕業と言ってもいい。
 全体主義国家(スターリン時代のソ連、ナチス・ドイツなど)や中世の魔女裁判では、そういうことが平気で行なわれたが、21世紀の日本でまさかそんな“デタラメ”が行なわれるとは思いも寄らなかった。これでは誰でも「犯罪人」にされてしまう。恐るべきことだ。
 幸い、被告になっていた厚生労働省の元女性局長は無罪が確定したが、彼女やその弁護団がしっかりしていたから救われたようなもので、これがごく普通の人だったら冤罪、無実の罪に服していたかもしれない。いや、実に恐ろしい。冤罪事件がけっこう多いのだろうか。
 
続報によると、この主任検事は今年2月、上司に対し「FD(フロッピーディスク)を手直しした可能性がある」と報告したというではないか。


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