野菜と共に!歌うファーマー!

農業がしたい!そんな思いで、丹波に入植してはや10年。畑と睨っこしながら暮らす新米夫婦の格闘の日々をお伝えします!!

You raise me up

2008年11月24日 | 村暮らし
 先週は、なぜか沢山の出会いや再会の多い週だった。普段会ってる人でさえも、なんかやたらと話をした。そんな1週間。
 出かけるのが、多かったというのもある。この一週間、車で走ったキョリ。1500キロ以上。我ながら、百姓と思えない。まぁ、確かに野良仕事ははかどらなかった一週間なんだけど…。


 でも、とても刺激的な一週間でもあった。頑張ってる人を見ると、俺も頑張らなきゃって思うし、困ってるひとを見ると手を差し伸べたいと思う。素敵な人を見ると心弾む。突然、電話をかけてきたりする人、訪れる人もその存在がうれしい。自分が必要とされているような気がするから…。黙って、話を聞いてくれる友達も、自分の気持ちをぶつけてくる人もみんなみんな大切って思えます。
 そして、その分自分を向上させていきたい!!なんて、思う。今もなんだかよくわからんテンションです。

 先週、ゴスペル教室でやった You raise me up という曲です。結構有名な曲です。

When I am down and oh my soul so weary
When troubles come and my heart burdened be Then, I am still and wait here in the silence, Until you come and sit awhile with me,

You raise me up , so I can stand on mountains.
You raise me up , to walk on stormy seas I am strong ,when I am on your shoulders You raise me up : To more than I can be

心が沈んで、魂が疲れ果てたとき
悩みがあって、心に重荷を背負った時
僕はここで静かに待っていよう
あなたがきて、そばに座ってくれるまで

あなたがいれば立ち上がれる。高い山にも登っていける
あなたがいれば立ち上がれる。荒れ狂う海も歩いていける
僕は強くなれる。あなたを信じ、支えられて
あなたがいれば立ち上がれる。…本当の僕より強く

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私にとっての「あなた」っていうのは、どちらかというと神様というよりも、この1週間に出会ったような、自分にとって大切な人々のことです。

いろんな出会いの中で、自分は本当の自分以上の自分になれると思います。

がんばろ。

トリ男 (とりお)

2008年11月12日 | 村暮らし
最近、我が家に頻繁に出入りしている鳥がいる。奴の名はトリ男(とりお:仮名)。間違えて家に入って来たのと思って、逃がしてやったのに、すぐ戻ってきよる。よくわからんが、気に入られたみたいだ。

数年前、我が家で巣を作っているツバメを追い出したことがあったんですが(フンを散らかしてうっとおしいから)、なぜかその年は、台風が多くてビニルハウスがつぶれるわ、収量が悪いわ…最悪だったんです。

鳥は幸せを運ぶなんていうけど、幸せを自分でぶち壊してしまったの??

そんな体験もあって、やつトリ男を積極的には追い出さない。

だが、お決まりといいますか…家をフンだらけにしよる。

最悪やったのは、洗面所の歯磨き用のコップに大量にフンを盛られてしまったこと。何気なくコップに水を入れた時はビビった。腹たった。


トリ男くん。自宅にいてもいいけど、お手柔らかにね。そんで、幸せをはこんでちょ。

竹田まつり

2008年10月13日 | 村暮らし


恒例、地元の秋祭りに参加してきた。神輿担ぎ!わっしょい!

その年の収穫への感謝と来年の豊作を祈願して、行われる。


職業として、日銭を稼ぐために農業をしていると、ついぞ、自然からの恩恵に感謝することを忘れるときがある。
でも、忘れちゃいけないこと。

祭りを楽しみつつ、太鼓の音とともに感謝してきました!

謎のオランダの方

2008年10月04日 | 村暮らし
突然紹介されたオランダ人のWIMさん。

よくわからないけど、農作業を手伝いたいなんて言ってくださっている。
就農したいとか、有機農業を研究してるとかいうならわかるけど、そうではないらしい。

どんな職業ですか??と聞いても「いろいろ」。うーん。謎だった。

よくわからないけど、結局我が農園を泊まりがけで手伝いに来てくれることになったんです。


よくわからんけど、有機農業を手伝いたいという方、そこから何かを得ようとしている人に悪い人はおらん。と思って。

いざ、泊まりに来た時はなんかされるんじゃないかと、一瞬びびったんだけど、テレビ見ながら笑いつつ、すごせた。作業もいっぱい手伝ってもらいました。

地元運動会に参加してきました。

2008年09月25日 | 村暮らし
食欲の秋、ショクヨクの秋、しょくよくのあき…

人それぞれ、いろいろありますが、今日は運動の秋。

地元の運動会でした。

去年大転倒して、でっかい擦り傷を作ってしまった運動会

悪しき思い出です。

今年もやはりリレーの選手に選出されてしまいました。

高校時代は短距離走結構速かったかもしれません。けど、今となっては見る影もなくそんなに速く走れるとは言えません。けれど、村は人材不足。走る大人が全然いないのです。

けっこう住人がたくさんあつまっていたものですが、よく見ると、高校生くらいから30代前半の人は全然いない。小学生とその両親、おじいちゃんおばあちゃんは沢山いるんだけど…。
若い人は、それ以外のことで忙しかったり、運動会自体に興味がないのかな…。

今の田舎の状況がモロにでてますね。

Iターンで入ってきたよそ者にどこまでできるかわかりませんが、魅力ある村になるようにしていきたいものです。じぶんだったら、有機農業を通じて。


食文化講座で講師を。

2008年09月03日 | 村暮らし
地元、丹波の森公苑のホールにて。

食文化講座の講師として、話に行ってきた。

就農以来、人前で話をすることなんてないと思ってた。大学の卒論発表が最後やったなって…。けれど、これまで意外と人前で話をする機会をたくさんいただいている。まぁ、世の中を変えてやるっていう気持ちで農業を始めたんだし、これもまた人生かって。

あんまし話がウマいとは自分では思わないけどね。

こんな機会をいただきありがとうございます。

ただしゃべるだけっていうのもさびしいので、映像を交えたり、実際自分の畑の野菜で料理を作っていただき、参加者の皆さんに食べてもらったりもしました。

スタッフの皆さんにはとってもお世話になりました。

ちょっとでも、参加者の皆さんに伝わるものがあったなら、嬉しいな。

東京ばな菜はウマい。

2008年08月08日 | 村暮らし
仲良くさせていただいている、お母さんから東京土産にいただいた。
「東京ばな菜」
以前、東京に行った折、友達への土産…と思って買ったんだけど、新幹線でうっかり完食してしまったというモノ。ウマいっす。かなり好き。

有機農業をして、こだわった野菜を作っていると、添加物やらなにやら入ったお菓子は食べないんじゃないか??コッテリラーメンなんか食べないんじゃないか??
たまにそのように思われたりする。
とんでもない。とても大好きだ。

家に野菜はたくさんあるし、買い物に行くのも面倒だから、お肉やお惣菜やお弁当を積極的に食べているわけではない。むしろほとんど食べたりすることはない。

でも、忙しかったり、無性に食べたくなったりした時は別にがまんする気もない。マクドナルドでハンバーガーを買うこともある。

オイラのやっていることは、有機野菜をおススメして食べてもらうことであって、有機でないものを駆逐することではない。

有機のものでなくても、もとは「いのち」なのである。小麦粉にしても肉にしても「いのち」である上において、有機のものと同じような価値があるんじゃないか??

もちろん相対してしまうシチュエーションもあるかもしれない。きれいごとなんかもしれないけど…。

たべものは食べ物。食べたい物をたべて、おいしいと思いたいし、我慢したくもない。

有機野菜を増やしていくことが自分の仕事なんです。


川裾祭

2008年07月31日 | 村暮らし


オイラの住んでいる小さな町の小さな夏祭り、「川裾祭」

数百発の打ち上げ花火が上がって、商店街には夜店が並ぶ。
都会の大きな大きな祭りに比べたら、全然たいしたことはないけど、地元の青年団や消防団、商工会の皆さんが頑張って作り出している。

一人でいくのも空しいし、今まであんまし行ったことがなかったんだけど、英会話仲間のおばさんに呼び出されて、参戦してきました。少ないながら、から揚げ、焼きそば、金魚すくい、くじ引きなどの屋台が並んでいる。

一つビックリしたのがあった。「うずらすくい」金魚すくいのポイでうずらの赤ちゃんをすくいあげるんだってさ。最近、祭りらしい祭りを歩き回った記憶がなく、ビックリ。皆さんにとっては、実はあんまり珍しくないのかもしれないけど…。(写真)

一瞬チャレンジしようと思ったけど、ちゃんと育てる自信もなくスルーしてきた。

から揚げを食べて…。金魚すくいにチャレンジして…回転すし食べて(祭りと関係ない)帰ってきた。

あ、金魚すくいやけど、これも奇妙な「プレミアム金魚すくい」一匹3000円はするという「らんちゅう」がたくさん泳いでいるんだとよ(←店の兄ちゃん談)
ゲットできたのは一匹なんだけど、これがラージサイズのまさに「らんちゅう」。よく分からんけど、めっちゃトクしたらしい…怪しいけど。

地元だから、スルーしがちだったけど、満喫してきました。

丹波市有機農業研究会発足

2008年07月22日 | 村暮らし
今日、「丹波市有機農業研究会」が発足した。
今日はその設立総会だった。

これからの有機農業情勢を、丹波市の農業者、消費者、行政が一丸となってとりくんでいこうというもの。

きっかけは、2006年の12月に施行された「有機農業推進法」。
その中に、モデルタウン事業というのがあって、かなりの額の予算が計上されている。全国市町村で50のモデルタウンを募集して、モデルタウンとして認められた市町村には年間約400万の予算を取ることができる。

我が丹波市は、市島町を中心に有機農業の歴史が非常に長い町。私の生まれた年1975年に市島町有機農業研究会が発足している。
これだけの歴史とそれと同じだけの有機農業に対する思いが、先駆者達にあるわけで、その思いがこの事業へのエントリーに至った。
で、なんと高い倍率の選考を通過し、モデルタウンとして認められたんです。

その流れで、丹波市全体で一致団結するにあたって、この丹波市有機農業研究会の設立とあいなったわけです。

実は、かなりコアな部分で関わってしまっている。ただでさえ忙しいのだけど、丹波市の有機農業の発展のためといわれると、逃げることなんてできません。


私は、国の補助金やら助成金なんて言われるものは嫌いだ。
もらえるものは貰うと言う発想が嫌い。もとは税金なんだから、というプレッシャーもある。お金の運用に伴う争いも嫌い。個人で経営しているオイラにメリットがどれだけあるのかも謎。

それなのになぜ頑張っているのかと言うと、丹波市の有機農業の発展のために、引き出しを増やしていきたいんです。

これからの日本は、地球はホンマにどうなるか分からない。有機農業の発展なくしては私達の町は生き残っていけないんじゃないか…本気で思う。現時点での有機農業のベースを一致団結して築いていきたいんです。生産者だけじゃなくて、消費者、役人も。それにはお金も当然絡んでくる。


今年に関しては、ファーマーズマーケットだとか、土壌検査キットの購入やら、後継者育成のためとして予算案があって、参加者内では賛同を得ている。
こんな感じで、丹波市の有機農業の発展につなげていこう!!と頑張る所存。色んな面倒を背負って、大変で泣きそうな心境もどこかにあったりするんですがね。

がんばります。

ハッチは・・・

2008年07月16日 | 村暮らし

今日、えんどう豆のネットの撤去をしていたら…


ものすごい激痛が走った。腕・腕・腕。腕先から3箇所くらい次々に…。

痛みの正体は、蜂。ネットに巣を作っていて、枯れたエンドウを落としていたら、知らぬ間にその巣を攻撃してしまったらしい。長袖の中に飛び込んできた蜂の攻撃には参った参った…。あわてて上着を脱いでた図は、多分、周りから見るとおかしかっただろうなぁ。

夜現在、さされたところが、何かちくちくしているけど、腫れている様子はない。
明日の朝はどうなっているものやらか…。

暑さでつらい上に、とんだ災難。まさに「泣きっ面に蜂」でした。