当ブログで相互リンクして頂いている新潟市のパワフル社長相模さんのブログ「おーがにっくな家ブログ」の3月13日の記事は、今後大変役に立つ内容だと思います。相模さんはブログを拝読するととてもパワフルで個性豊かな方かと思うのですが、実はとても思いやりのある素晴らしい方です。住宅建築に関する経験や知識も豊富で信頼のおける方でもあります。
経験と言えば、小さなことですが私の経験も綴りたいと思います。阪神淡路大震災が起こった際、中学時代からの友人が神戸市内で被災しました。彼のアパートは倒壊を逃れ、電気や水道などのライフラインも徐々に回復していきました。最後まで残ったのが都市ガスでしたが、その為被災者の方々は自宅では入浴出来ず、銭湯などで5時間近くも並んで待っていたそうです。テレビニュースなどで熱帯魚を飼う際に用いるヒーターで水を温め入浴した話を見ましたが、当時ゼネコンの現場監督だった私が注目したのは、左官屋さんが使う「投げ込みヒーター」でした。一斗缶くらいならすぐに温かくなるので、この投げ込みヒーターを大阪の親戚経由で届けてもらいました。浴槽いっぱいの水を温めるために、それこそ5時間近くかかりポットのお湯も足したそうですが、「並ばなくて良い分、色んなことが出来て良かったよ」と述べていました。投げ込みヒーターを関西に送った方は多かったらしく、私も1個をかろうじて入手できたと記憶しています。
小さなことでも自分に出来ることをしたいと思います。
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私の人間性なんてものは愚かで脆弱なものにしかすぎません。
それは、人類自体が、自然から見れば愚かで脆弱であることの写しであるわけで、ただただその愚を受け止め、今日やるべきことをただやるということが求められるのだと考えます。
おかげさまで、腹が据わって 筋道が見えてきました。ご心配おかけして済みません。
誠にありがとうございます。
ところで新潟や長野の被災者の方々が報道されていない事態に、かなり危機感を覚えます。静岡の方々も…。はたして何事も無かったのでしょうか…。