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モダニズムだけじゃない建築ブログ

秋までに予習復習函館 其の1「復活」

2009年02月12日 21時54分47秒 | 建築
 大手町ハウスはカフェとして営業されている。現在は国の登録有形文化財でもあるのだが、一時は廃屋の様相を呈していた。この建築がオリジナルの形状に修復される様子をネットで見ることが出来、また多くのサイトで紹介されていて、大切にされていることが分かる。
 修復は1枚の写真を元に行われたようだ。修復前、オリジナルとは随分様変わりしていたのだが、現在は竣工時の意匠に戻されている。その努力は大変なものだったろう。

 函館駅から煉瓦倉庫群へ向かう途中に建つ、この建築の周囲は若干寂しい雰囲気である。それが少し勿体無い気もする。「場所」も大切だと思う。

「大手町ハウス/旧浅野セメント㈱函館営業所/旧北海道漁業公社函館支社」
棟梁:村木甚三郎 竣工:1918年 函館市大手町5-1
国登録有形文化財
第10回函館市都市景観賞
歴風文化賞



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2 コメント

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そう言えば (moro)
2009-02-13 16:36:39
川越も風情ある街ですよね。近くに親戚が住んでいて、東京にいたとき、よく行きました。
門司もぷらぷら歩いたことがあります。倉敷はまだ行ったことがないんですよー。
珈琲は断然浅煎りの方が好きなのですが、最近札幌では深煎りが多くて…。(がっかり)
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カフェ!! (わこ)
2009-02-12 23:23:50
函館のクラシック建築に素敵なカフェが
あるのですね。ああ、行きたい~!!!
川越、門司、倉敷なども似たようなカフェが
あります。
東京中央郵便局はたまに通りがかりますが、
日中より夜の方が趣があります。
窓から照らす明かりがいいからです。
ふとこの建物でカフェがあったらいいなと思うのは
私だけでしょうか?
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