今朝の北海道新聞に、札幌市民に人気だったCafe「櫻月(サクラムーン)」が解体されるという記事が掲載されていた。元は数学者で北大初の女性教授桂田芳枝氏の自宅だったものを、20年以上Cafeとして使用していたのだが、そのCafe自体は2012年に閉店した。解体後は東京の不動産会社がマンションを建てるという。
このCafeは同じ社会人院生だった同級生に連れてきてもらったのが初めてで、何度か訪れたことがある。客席は洋室のテーブル席だったが、本来は和風建築だったそうだ。一部、畳の部屋も残っていた。メニューが多彩でとても良いCafeだと思っていたので閉店は残念だったし、またまたファンの沢山いる建築が解体され、マンションが建ってしまうことに、溜息がでるばかりだ。
「櫻月(サクラムーン)/旧桂田邸」
設計者:? 竣工:1954年 札幌市中央区南6条西26丁目
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ああ!と溜息が出ますがこの一葉の写真が現在を映し出していますね。札幌市内にあるというのがかけがえがないような気がするのですが・・・木々の中のこの建築、こういうのがなくなっていく都市と言う存在。僕たちは何かを忘れているような・・・