黄鉄鉱と金を見分けるには、燃やしてみるのが一番簡単とか。
こちらは白い石灰岩のように見えますが、焼くと、
右下に、間違いなく金の結晶です。
赤いのは焼けて酸化した銅で、その上に見える粒は表面を被っていた金、
溶けて金粒になった。
融点の高い銅の方が先に結晶化すると考えられますので、金メッキだったのでしょう。
融点は銅が1086度、金が1064度、ほぼ同じ条件下で結晶化する。
銅山で金が採れると . . . 本文を読む
春ですね。ちょっと南下してみました。
北上川地溝帯探査とするには近いですが、東安庭に碑がありました。
右の碑はもっと緑色です。タイトルにクローズアップ。
輝緑岩でしょうか。
貫入している溶岩が白ですから、地溝帯噴火の玄武岩とするには疑問あり。
地溝帯噴火のときのホットプルームはオレンジ色。
となるとキンバーライト、さて、白は四角な結晶の集まりで出来ている。
左の碑は、
カリウム炭素質花崗岩 . . . 本文を読む
≪ピッチ湖の成因は地質学的に、深部の断層を通って地表に現れた石油の軽質分が蒸発し、重いアスファルトが残ったと説明される。≫
写真は
http://blog.nakatanigo.net/archives/50753200.html
上のサイトの写真から、タイトルはピッチ湖の表面にあったピッチと思われる。
ということは、モーリーの下に油田があるということか。あるいは、あった。
http://10 . . . 本文を読む
研磨中の石は多結晶の層になって、いよいよ削れなくなりました。
しかし、石界の神は、いつものように手を差し伸べてくれます。
これは、繊維状のカーボナードです。
ダイヤモンド繊維、どんなものか考えていました。これかな。
タイミング良く現れてくれたものです。
そして、石の方は順調に削れています。
白が目立ってきました。画面横約1ミリ。
透明のダイヤモンドが相転移する前に白くなるとの仮説を立証して . . . 本文を読む
体長3センチ、偶然の産物か、ルーペで見ると石でしかない。
モーリーの川原に団子のような焦茶色の石が転がっている。
これをストーブに放り込むと、連発爆竹になる。
焼くと重油の匂いがするから魚の化石が入っていてもおかしくはない。
http://www.kmnh.jp/coelacanth/news_5.html
ここにアミア科魚類化石がある。
≪過去には世界各地にいたことが化石からわかっています。 . . . 本文を読む
画面横幅約5ミリ
黒琥珀かと思ったが、待てよ。
モーリーが海だった頃は5億年前だ。まだ藻類の時代だ。
路上にただならぬ石を発見。
ワンコはちょっと蹴飛ばして去り、そんな筈はないと拾い上げる。
決定的な物は見つからないが、藻類だろうか。画面横幅約3ミリ
モーリーの海が淡水化した頃、樹木らしい物も生えていたのかもしれない。
石炭紀の前だろうか。
ミニバーバーでアブったら青い煙、アスファルト工事 . . . 本文を読む
久々のカーボナードの続きです。
良く削ってくれますので、ヤスリとして使っています。
目で確認できる大きさの粒が出てきましたのでファーブル。
画面の縦、およそ1ミリ。
光の角度を変えると見え方が変わりますので、何か透明な物でしょう。
綺麗な角のある三角形ですが、光が強すぎてボヤけて写っています。
石は黒一色ですから、ロディニア分裂のときのスーパープルームかもしれない。
微小単結晶とカルビンの練り . . . 本文を読む
自然界にシンメトリックはない、となると、これは人工物か。
白いカーボナード質花崗岩。
その表面。
ロディニア超大陸の下で花崗岩になった超塩基性マグマだろうか。
石で擦ると、魚の骨を焼いたときの匂いがする。
大陸分裂で地上に現れ、モーリーの浜辺で揉まれて、この様な形になった。
良ーく見ると、三角形の集まりだ。
光の角度を変え三角形が綺麗に見えるようにしたが輝度が高すぎる。
私の判定はダイヤ . . . 本文を読む