枕状溶岩

安定大陸のかけらである北部北上高地には火山がない。２．５億年前の惑星衝突の痕跡がそのまま残る、世界的に貴重な所と思っている。が、私論である。

海底火山から噴き出したマグマが水中で石になった物を枕状溶岩と言うが、ここでは、惑星衝突の衝撃波が地球に穴をあけ、溶融核が気化し、溶岩、岩盤を巻き込み、泥灰を溶かして噴き出した。そのため、熱変性した泥灰岩の中に枕状の溶岩が入っている。

岩盤だったのかもしれない

もしかしてマグマ

タイトルの石

キンバーライトにしよう。

怪しい石。重い。

熱変性した泥灰の中の黒い部分を割って取り出す。

えらく硬い。ハンマーで叩くと、耳にキーンとくる。

叩いた部分をファーブルで見る。

２倍にして

Δ状は衝撃の痕跡か。衝撃を受けたときは固体だったのか。

緑の部分は球体のように見える。

キンバーライトを捕獲して上昇した溶融核かもしれない。

さらに叩いて、珍しものが写りました。

中央付近を拡大

ペロブスカイトか、どこから来たか分かるかもしれない。

粉砕、残念。

破砕再開

他山の石 - JA7GOG － ワンコに引かれてダイヤモンド探し (goo.ne.jp)
大きい方から出た石です。

中央部分をマクロで写すと

結晶化に向かって進行中。

ダイヤモンドは熱を吸収しますから、集まると溶ける。
集まった球体が四角になり、結晶化しているのか。雰囲気は出そう。さて、

出ました。もう割れません、か。

粉砕