JA7GOG - 宇宙は生成と衝突破壊の繰り返し

仮説、通説、迷信、誤解、目指せ間違い脱皮。勿論ここにも。
縄文時代、ペルシャ人が岩手で金を製錬。痕跡を探る。

解キンバーライト

2013-05-15 09:46:33 | ダイヤモンド
引用
≪超塩基性火山岩であって,斑晶は主として地下深部で結晶したカンラン石,そのほか少量の金雲母,輝石,ザクロ石やチタン鉄鉱を含む≫
斑晶が晶出する条件下ではダイヤモンドは生成されない。

そこは噴火を待っている保管庫だ。

≪カーボナタイト質のマグマがマントルのかんらん岩中のカンラン石や斜方輝石などと反応することにより、キンバーライトが出来る≫
重要なのは「反応」、粒で入っているのではない。

マントル遷移層で超塩基性溶岩と橄欖岩等が溶けて反応しキンバーライトになる。


ダイヤモンドが生まれる所は、核マントル境界。
http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/research/slab/otani.html
図1、参照。

オレンジ色はスチュワータイト、青は微小ダイヤモンドが出来ていることを示す。


上部中央、密度が濃い部分

その部分の等倍

光る点はダイヤモンドの三角形があることを示している。

既に石がエラく固くなるほど生成されているのだが、液体ダイヤモンドが見当たらない。
白金の結晶が無いということは、核上部から噴出したということか。

石の表面。

ダイヤモンドは熱膨張率が小さい。
中に塊があれば、温度が下がると、表面にヒビが入る。
溶けたスチュワータイトが漏れた痕だ。
黒はカーボナード。

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