present location

山遊び日記、読書レビュー、食べ歩き...休日ライフのエピソードなんかを(^^♪

読んでみた 63

2017年11月07日 22時47分52秒 | 読んでみた

時間が空けば本屋さんに寄っては積読本を増やしておりますが、

先日も仕事の合間?に寄ってみたら買わなきゃならないのが有って...

と言うことで、11月の一冊目はコレ。

新装版「殺戮にいたる病」

実はコレ、ずーっと前に読んでたんだけど内容も殆ど忘れていて、

何だか良く分からなかった印象しかなく、

今なら理解出来るかもってことで買ってみました。

 

永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねる

サイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。

冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、

とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー

(「BOOK」データベースより)

 

あらすじはこんな感じの猟奇殺人ものなんですが、

物語は猟奇殺人犯である「蒲生稔」が逮捕されるエピローグから始まります。

そして蒲生稔の家族「蒲生雅子」、犯人を追う被害者の知人の「樋口」という

三人の視点で物語が進行していきます。

 

既にこのエピローグが作者の仕掛けた罠になっている訳なんですが、

後は読んでのお楽しみと言うことで...

 

さすが叙述トリックの傑作です。

 

ちなみに、毎日ニュースで報道されてるあの事件とオーバーラップしました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿