女優の井桁弘恵が27日、都内で行われたVシネクスト『ゼロワンOthers仮面ライダーバルカン&バルキリー』(期間限定上映&11月10日にBlu-ray/DVDリリース予定)の公開初日舞台あいさつに登壇した。『仮面ライダーゼロワン』完結編となる作品で、仮面ライダーバルカン/不破諫(岡田龍太郎)、仮面ライダーバルキリー/刃唯阿(井桁)が主人公の物語。公開初日を迎え、ポニーテール&A.I.M.S.衣装で登場した井桁も「最初は不安もあったんですけど、やらせていただくからには全力で。私が唯阿を演じるのは最後だと思ったので悔いのないように演じきれたと思う」と作品に込めた思いを明かしていた。約2年、唯阿を演じたことについて井桁は「2年間、唯阿と一緒に成長して、唯阿と一緒に楽しいことを共有したり、悩みと一緒に戦ったり…。人間としても役者としても成長させていただいた2年だった」と振り返る。そして「それは唯阿を演じたからこそ得られた経験や学びが多かった」と濃厚な2年を懐かしんだ。また、そんな『ゼロワン』での思い出を語ることに。井桁は昨年冬に公開した『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』での、仮面ライダーバルカン/不破諫、仮面ライダーバルキリー/刃唯阿、仮面ライダー迅/迅、仮面ライダー滅/滅、仮面ライダーサウザー/天津垓という5人同時変身のシーンを挙げた。「撮影が楽しかった。みんなでわちゃわちゃ、あーだこーだ言いながら盛り上がった。5人の同時変身は本編では想像がつかなかった。すごくうれしくて…。そのシーンが1番に浮かんできました」とにっこり。迅役の中川大輔も「楽しかったよね、あのシーン。本編を終えたという自信と、映画に対するワクワク感と1番いい状態で撮影に挑めていたいた時期。それに盛り上がる5人のシーン。息もピッタリだった」と同調。滅役も砂川脩弥も「もっと時間が掛かると思ったけど、すんなり行けたよね」と懐かしんでいた。岡田も「あそこは垓の一言がアドリブだったから、それを何にするかで意見を出し合って、わちゃわちゃしたね」と笑顔を見せていた。本作は前作『ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷』から続く物語。A.I.M.S.の隊長・刃唯阿に対し、国防長官の大門寺は仮面ライダー滅亡迅雷の破壊を命じる。この指令に戸惑う唯阿だったが、仮面ライダー滅亡迅雷も、また次の標的を唯阿=仮面ライダーバルキリーに定めていた。さらに、ZAIAエンタープライズの呪縛から逃れた兵士型ヒューマギア=ソルドたちも、自由を求めてA.I.M.S.との全面戦争に乗り出す。一方、滅亡迅雷.netの4人の壮絶な最期を目撃した不破諫は“真意”に気づき始めていた。あくまで自らの“正義”を貫き、仮面ライダー滅亡迅雷やソルドたちとの戦いを拒み続ける唯阿の運命は。そして、ひとつの覚悟を決めた諫は、仮面ライダーバルカンとして、最後の使命を果たそうとする。舞台あいさつには、山口大地、中山咲月、筧昌也監督も参加した。※引用しました!