レスリング女子で五輪3連覇を達成し、8日に現役引退を表明した吉田沙保里さん(36=至学館大職)が10日、都内で会見を開いた。
引退を決断したのは昨年12月の天皇杯。「天皇杯の試合を観たりして、その頃に心が決まりました」とし、「若い子たちにバトンタッチしてもいいのかなと思うようになって、やり尽くしたという思いが強くなった」と若手の台頭が決断を後押ししたことを明かした。
また、天皇杯にはともにレスリング界をけん引してきた五輪4連覇の伊調馨(34=ALSOK)が出場。「昔から自分は自分、人は人と教えられてきた」としつつも、「伊調馨選手は素晴らしい選手で、ともにここまで仲間として頑張ってきたので、東京五輪を目指すと馨の口から聞いた時に『すごいな…』と率直に思いました」と語った。※引用しました!