はーぴー日記

イラストレーター&デザイナーはらだゆきこの日記です。

11.13のいらないAPECデモ フォトアルバム

2010-11-16 05:54:34 | Weblog

トマト、怒る!

ナスも怒ってるぞ!

本当はこういう顔ハメを作りたかったんですが
いくつか試作してどうもうまくいかず断念!
↓こんなイメージだったのに…。



TPPやばすぎ!

警察のおまつりAPEC!


警察は2列もいました。

歩道も警察官でいっぱいです。

ビデオでデモを撮影する警官もたくさん。

しかし、警官のパレードみたいです。


私は威勢の良いスペイン語が聞こえたので、ついついそちらに吸い寄せられ、ずっと神奈川シティユニオンの人たちと一緒に歩きました。
肝っ玉母さんみたいな女性たちが、
「¡El pueblo unido, jamás será vencido!(みんなでつながれば負けません)」
のコールとか「インターナショナル」「不屈の民」(のスペイン語ver.)などを
伴奏ナシでばんばん歌い続け、私も全然歌詞わからなかったけど、
鉄琴を叩きながらテキトーに歌いました。
途中歌う歌がなくなったのか、「ヘンナオジサ~ン!!」と
志村けんの歌まで歌い出したり
(いや、たしかにAPECに集まった輩はみんな変なおじさんだ!)
そりゃもう楽しかった!!

ニッコリ笑顔で肩を抱かれて「一緒に歌おう!」とマイクを向けられたり、
「ヤバスタ音頭」を歌ってたら、後ろから
笑顔で抱きついてきて「サパ!サパ!サパティスタ!」と
一緒に歌ってくれたり、他人の巻き込み方、距離感が
全然違いました。あのくらいやらにゃあかんのかも…。
コールにしろ歌にしろ、オールドスクールなことを
やってるのに、すごくエネルギーを感じたし、
なんだかとってもかっこよかった。
よく歌ってたこの歌も妙によかったなー

♪まっけな~いぞ まっけな~いぞ
  強い 強い きずな~
  神奈川シティユー二オーン!






で、このディストピア感たっぷりの静穏保持法。
これ、今後のデモにみんな適応されたら、と思うと
本当に怖い。管首相って学生運動やってたのに、
立場が変わったらこんなこと平気でやっちゃうのか。

しかも、この静穏保持法を説明する警官がトラメガで
「ここから~静穏保持法によって音の鳴る物は~」とか
言い出したので、一斉にみんなが
「ここでトラメガ使っていいの?!違反じゃないの?!」
とつっこんだため、警官もあきらめて地声で説明してました。
近くにいた警官に
「口笛もだめなんですか」と聞くと
「え…口笛は…」と戸惑っていたので
「口笛はいいんですよね」と言ったら
「いや、口笛もだめです」とのことでした。
ほんとうにバカバカしいなぁーーーー。

しかし、鳴りもの持ってるのにそれを一番音を出したいときに
使えないって、すっごい無力感。
それでもみんな、生声で頑張って騒いでたんですが、
トラメガが先導するのに慣れてるからか、
一番会場に近いところなのに、一丸となって、って感じではなかった。
それで、消化不良な気持ちでいたところに、
「一番大騒ぎしなじゃいけないところなのにおかしい!」と言ってた
さきほどの肝っ玉母さんがいきなりトラメガで
「¡El pueblo unido, jamás será vencido!(みんなでつながれば負けません)」
と叫び出した。
これが今回のデモで一番アガった場面。
もうすぐさまみんな一緒に声を合わせて、連呼と大歓声!
もちろん、肝っ玉母さんが逮捕されたりしたらどうしよう、と
ハラハラしたけど、警察も動かず無事でした。
外国人を逮捕すると面倒だって思ったのかもしれない。
とにかくこれがなかったら、かなり消化不良のデモになるところでした。
肝っ玉母さんに大感謝。

さてすっきりしたところで、こんなポスターが。

ん?これAPECのポスター??

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